だいありー

2024年06月25日(火) 困った茄子

困ったナース(茄子)、本当に病気なんじゃね?
っていうくらいの人でした。
准看護師なんですが、現在は准看護師という
資格制度は廃止になっています。
やっていることは同じなのに免許も待遇も違う。
准看護師から正看護師になるには同じことを
勉強し直さないとなりません。
働きながら夜学に通う人、通信教育を受ける人、
中には退職して学校に入り直す看護師もいます。
准看護師と正看護師ではどう違うのかというと、
正看護師は免許発行者は厚労省の大臣です。
ですが、准看護師は自治体の知事なんです。
そのため、給料の基本給も違ってきます。
やってることは同じなんですが、正看護師は
自分の判断で動けますが、准看護師は自分の判断
で動けません。
必ず正看護師の判断を仰ぐことになっています。
師長さん曰く、勉強する時間も考え方も准看護師と
正看護師は全く違うという。
だから急性期病院では准看護師は雇いません。

さて。


その准茄子は、何をやらかしたのかというと。
作話をするわけです。
例えば師長さんに

「師長さん、お話があります。
ぱんちゃんが師長さんがこの3月で退職すると
言いふらしています」

といった具合に。
ぱんちゃんは師長さんからそんな話を聞いたことが
ありません。
師長さんもまたそんなことは考えていないと言います。
師長さんが辞めるき無いんだからそんな話が一体
どこから出るわけ?なわけでつ。
まぁ、確かにベテラン茄子達が師長のいうことを
きかないので愚痴として「辞めたくなるわ」というのは
あります。
でもそんなの冗談として聞いているし、愚痴としてしか
思ってないっす。
そういう作話が多いため、師長さんも最初は惑わされ、
ぱんちゃんにあたりが強く、周りもドン引きする程ですた。
ぱんちゃんはメンタルだけは鋼のように強いため、
負けてたまるか…というよりは、辞めるもんかって
思ってますて。
あちこちで師長も愚痴ったから病院中にぱんちゃんの
悪評が出回ったのも事実なんですけど、同時に辞めた
同期や院内でも「ぱんちゃん、メンタル強いっ」との
声も聞こえていました。

だってさ、何も悪いことしてないもん、私。
悪いことしてないのに、変な噂立てられてだからって
辞めるなんて悔しいし、絶対それは違う。
悪いことしてないんだから堂々としていればいい。

病棟で話されていることがダダ漏れ事件も、
ぱんちゃんが休みの時に師長さんが朝の申し送りで
職員に

「ぱんちゃんがここでの話をあちこちの部署に
いいふらしてダダ漏れですからぱんちゃんとは話を
しないように!」

って言ったそうで、しばらくは茄子たちの態度も変
だったんだけど、そんなの時間が経てばそんなこと
ないって判るし。
実際みんなの前でノートを投げつけられまして、
ぱんちゃんはその時点で部長に相談なんてせず
(頼りにならないので有名なんで)、仕事終わったら
警察署に被害届出すつもりだったんですね。
でも、その後師長と話をする機会があったのでお互いの
腹の中をさらけだし、ぱんちゃんが

あちこちに行くのは確かにある。
仕事で患者様の検体を検査課に持って行くし、
コストを下しに医事課に行くし、薬剤のカートを
薬局にも持って行くし、外来には入院患者さんが
他科受診する際に対診依頼が必要だった場合は
対診依頼を出しに行きます。
経管栄養が中止になった患者さんの栄養を栄養課に
届けることもあれば取りに行くこともある。
でも、それだけ。
外来に行く時は裏からなんて絶対に行きません。
そこは外来クラークのテリトリーであり、
ぱんちゃんが行く時は表から行きます。
つまり外来の患者さんが待合室の椅子に座っているわけで、
そんな場所で噂話なんかしませんよ。
勤務中じゃん。。。どの課も。

師長さんは准茄子の嘘(作話)を信じ、本人のぱんちゃんに
確認せずに各部署に愚痴ったのが問題でしょうよ!

と睨みつけて話しちゃったよ、ワタクシ。
で。誤解は解けて、通常に戻りましたが、問題はここから。


作話准茄子を持て余すことになります。

彼女は准とはいえ看護師であることには変わりは
ありません。
プライドもあるのですよ。
だから夜勤から外され、部屋持ちから外され、
補助さんの退職により人数が足りないが故に茄子が
遅番をさせられることが不満ですた。
これがナース全体で順繰りに回ってくるならば
不満はなかったかもしれません。
もちろん、部屋持ちと夜勤が無くなった事は不満
だろうとは思うけど。
じゃあ何故、夜勤と部屋持ちが無くなったのか。
それを本人が全く理解していないのが問題です。
彼女は



仕事しない



のです。
1年半も居れば看護師の仕事は判らなくても何となく
こんなことしているな...って判るよ。
クラークの私だって。
彼女は部屋持ちでありながら、気に入った患者さんの
部屋へ部屋持ちじゃないのに行くんですよ。
そして女性の患者さんに投げキッス教えたり、勝手に
リハビリ始めちゃうんです。
療養病棟は基本治療もしないし、リハビリもしません。
それは自宅に帰るというコンセプトの病棟ではなく、
穏やかに寿命が尽きるのを見守るというのが療養病棟
なんです。
一応年13回はリハビリ出来ますが、治るという為に
行うわけではありません。
褥瘡(じょくそう)を作らないようにするとかの意味が
ある程度で気休めでしかありません。
けどね、それは茄子がするんじゃなくてリハビリの先生
が行うんであって茄子の仕事では無いんです。
なのに彼女は自分の部屋持ちじゃないのにズカズカと
病室に入っていてやるわけです。
特に投げキッスを教えた患者さんは、女性の患者さん
なんですが、元々、性的な事には積極的な方のようで、
問題があった方でしたので、覚えちゃったら今度は
男性の茄子は愚かドクターや他の女性の茄子、補助さん
に投げキッスするようになっちゃって。
他の茄子達からは気持ち悪がられて患者さんが可哀想
でした。
少し認知もはいっているのでね。。。
そして、いつも昼食・夕食の患者さんのへの配膳を
しないと補助さんからクレームが上がりました。
彼女は患者さんの吸引していたら配膳が来たかなんて
判らないというんですけどね。
でもその時間帯になると吸引始め、あとは人の部屋持ちの
部屋に行ってリハビリやってみたり、無駄話して
いたりしています。
部屋持ちを外れてからは汚物室に入って補助さんや
エイドスタッフさんと無駄話ばかりしていました。
更に部屋持ちだった時は日勤帯の茄子がする患者さんの
ケアもしないし、夜勤帯の茄子にやらせるのは
申し訳ないとパートの日勤帯ナースに全部尻拭いさせる
といった有様でした。
3ヶ月の試用期間を1ヶ月延ばして様子見という寛大な
処置(本来ならばクビよね)だったんですが、本人も
辞めたいという意向があったため3月某日で退職という
話に上ではなってたようですが、本人は月末までは
働く気でいました。
ところが自分が知らない間に退職日が月半ばと知った
准茄子は納得いかず、金曜日に騒ぎまくり。
この日は師長さんがお休みだったんです。
そしたらその日の夜にLINEが来て某日、友達と予定を
入れたから休むとありました。
それは構いませんが嘘を付いて休むわけで。
ならば早いうちに師長さんに言わないと後で面倒な
事になるし。
が、案の定前日に嘘こいて休もうと試みたがアッサリ
師長さんから却下。
なので休むと言った日に出てきた准茄子。


つづく


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