女優の森光子さんが亡くなりました。 自分の中ではいて当たり前だった 女優ですから、いまいちピンと来ません。 これは美空ひばりさんや石原裕次郎さん、 いかりや長介さんも同じでした。 子どもの頃からテレビを点ければ 良く目にする人でしたし、 「死なない」とは思わないが、 「何故、今?」っていう感覚なのと、 「信じられない」という感覚です。 特にこの3人は若々しさと活力のある スターだったから、居ないことが 凄く不思議です。 ・・・うん、不思議。 どう思って見ても不思議。
森光子さんは、ドリフスターズの コントにお母さん役で出ていましたし、 可愛いお母さんでしたね。 飄々としていて。 「時間ですよ」っていうドラマで お母さんを演じていたそうですが (私は知らないですが)そこから 日本のお母さんというイメージが ついたらしい。 でも、私はドリフのコントの お母さん役から「お母さん」という イメージを持っていました。 ドラマでのお母さんというと、 やっぱり亡くなられた女優の 京塚昌子さんかな。。。 この方もご結婚はされず、 生涯独身でお子さんもいない 女優だったらしいんですが。。。
森光子さんが長年演じてきた 「放浪記」という舞台。 毎年のように上演されていて、 絶対にこの役は誰にも渡したくないと 言っていた程の舞台で、 彼女のライフスタイルとなった 自分の分身のような舞台です。 演じることが当たり前という まさに自分と一体化していた 舞台でした。
ぱんちゃんが宝塚を良く観ていた頃、 良く楽屋の入り、出待ちをしてて この「放浪記」の看板を見ました。 東京宝塚劇場が芸術座の目の前なんです。 1度だけ、森光子さんの楽屋入りに 遭遇したことがあります。 ぱんちゃんママも1度お見掛けした 事があるんですよ。 女優(確か山岡久乃さんだったと 思いします)の葬儀が築地の 築地本願寺で行われ、 ママもお焼香にファンとして 行ったんです。 テレカを1枚頂いて帰って来ました。 これだってファンが何人来るのか 判らないのだから、凄い枚数を 用意されたのだろうし、 凄いなって思ったのだけれど。
でね、ご葬儀に森光子さんが弔問に 来られてね。 俳優の人たちは偉ぶった態度で ファンに一瞥をくれた後、 知らん顔で行ってしまったり 本当にふてぶてしい態度の人も 居たそうです。(存命中だから 名前は伏せるけど)
でも森光子さんは、ファンに対して 深々と何度もお辞儀をしたのだ そうです。 確か寒い日だったから、 「ご苦労様・・・」「ありがとう」 というような事を口にされたらしい。 声は聞こえないけれど口の動きで そう思ったとママ。 時間を割いて来てくれたファンに しかも、友人のファン達に 深々と頭を下げたその姿は 本当に美しくて素敵だったとママ。
先日、NHKで「放浪記」が 放送されました。 再放送で、まだ名物の ”でんぐりがえし”があった 時の公演の物。 昔、放送した時に観たんですが、 途中からだったんですよ、 観たのが。(^^;) 今回はアンコール放送なので 録画したのですが容量が足りなくて 録画出来ず、それに気が付いて 慌てて他の録画番組を消して 途中から録画しました。 でも、途中からじゃ何が何だか よく判らず。
でも、中古でこの「放浪記」の DVDが出ているので、 注文しようと思う。 森さん扮する林芙美子は 晩年の方が森さんは上手いです。 多分、ぱんちゃん自身が 林芙美子さんの若い頃の 時代背景が判らない(理解出来ない) というのもあるんだろうな・・・。
でもさ、あんなに長くそれこそ 毎年やってたんだもの・・・ 観に行けば良かったと凄く 後悔しています。 私だけじゃなくてママもそう 言ってた・・・。
惜しい事をしました。
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