ぱんちゃんがまだ学生だった頃、 仲代達也主演の「ハチ公物語」を映画館で 観ますた。 ハチが先生の棺を乗せた霊柩車を 繋がれた鎖を力で引きちぎって 追いかけていくシーンにボロボロと 涙がこぼれてオイオイと泣いた覚えがありまふ。 そのハチの映画がハリウッドでリメイクされ、 リチャード・ギア主演でこの夏、 日本で公開されておりまふ。
どうしても観たくて、ヒマこいてた ママとママの彼氏とを伴って 川崎のラゾーナへ行ってきた。
ハチはねー。。。 なんか子犬のハチ、顔が柴犬なんだけど?
パンフレットを読んだら、動物愛護の関係で 秋田犬の子犬が使えなかったらしい。 神経質ですぐに大きくなってしまうんだって。 本当にアメリカは動物にも手厚くて、 動物がストレスをためないようにと、 撮影にも監視の目があったそう。 驚いたことに脚本を動物愛護団体が熟読し、 動物がいかに快適にストレスをためなように 撮影が出来るかを考え、アイディアを出しながら 撮影がなされたんだって。
日本のアエラという雑誌に、リーチャードが 秋田犬のチビをだっこして表紙になっている 号が売られていますが、そこには
「アメリカでは生後12ヵ月以内の子犬を使うことは 出来ない」
って書いてあったと思う。 だからやむなく柴犬に・・・。 日本以外の国の人はわからないだろうけど、 日本ではすぐ気がついちゃうよね。 ばれて〜ら・・・って感じです。(^^;)
ストーリーはホボ実はどおりに沿っています。 アメリカ人にはなじみがない屋台の「おでん」屋さんも、 アメリカではホットドッグ屋になっています。 このホットドック屋の俳優さんも良い味を出して いましたよ。 日本の映画では先日亡くなった山城シンゴさんが 屋台のおでん屋のオヤジを熱演しています。 棺を追うシーンはなかったけれど、 ストーリーも知ってはいたんだけど、 泣かずにはいられませんでした。
リチャード・ギア君が脚本を2度読んでも ボロボロ泣いた理由がよくわかりまふ。 DVD出たら絶対買うんだぃ!!
ハリウッドの大スターが主役ではなくて、 日本固有のわんこが主役だものね。 無表情でクールな秋田犬は長く人間のパートナー として生きてきました。 だから秋田犬のDNAには「ペット」とか 「人間に可愛がられる」「芸を覚える」とかいう 遺伝子はないのかもしれませんね。 そのあたりが良く映画に描かれていました。 恐らくこの映画を見て秋田犬を飼いたくなる アメリカ人が多くなるだろうから・・・でしょう。 秋田犬の性質を知らしめる方法としては最適です。
なによりうれしかったのは、舞台がアメリカで 全てがアメリカなんだけれど、 最初に日本で撮影されていてハチを送ったお寺の 住職など、日本の風景からスタート。 秋田の犬なのになぜ山梨から送られたのか ってのが変だけど(笑) けど、最後にハチが実在した犬で、本物のハチの 写真が出たのと、渋谷で今でも日本人に親しまれ、 主人を待つ姿で銅像になっているという解説と共に ハチの銅像が映ったこと。 これには本当に嬉しかった。
だって、ハチは日本の子だからね(^^)
そして。
ケン役の日系アメリカ人の役者さんは、 日系3世だというのに、日本語を話したこと。 駅で待つハチが新聞に載ってハチに会いに来てくれ、 ハチに故郷の日本語で語りかけるというシーンが あるんでふ。
「ハチ、パーカーはもう帰っては来ないんだよ。 それでお前の気が済むのなら、そこで待つがいいさ。」
・・っていうような事を言うのです。 そしてホットドック屋さんにハチの事を頼むのです。 駅員はをいをい・・・って感じですけどね。 ハチ宛てに送られてきた子どもたちからの お金を自分でメシ代につかって、ハチには 一口だけあげて
「あげたからな!」
なんつってさ!!
ケンのセリフは日本語で話しているため、 英語版では英語の字幕が出ます。 ぱんちゃんはママが吹き替えが良いというので 吹き替え版を見たけれど、それでも字幕が英語で 出ていました。 役者の口元を見ると日本語を話していたので びっくらこいたよ。(@_@)
話は知っているから泣かないつもりでいたのに、 泣いてしまいました。 やっぱり良い話だよね。 実際はもっと悲惨だったんだけどね、ハチは。
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