だいありー

2009年03月20日(金) 〜びと

「おくりびと」という映画が
アカデミー賞の外国映画部門で受賞しました。
これは本当に嬉しいです。
「死」に対する考え方は各国や宗教によって
違うから難しいテーマだと思うのです。
雑誌などでは「死そのもの」をテーマにすることは
タブーだと書かれていたけれど、
ぱんちゃんはそう思わないな。
間近でパパの死を見たからかもしれません。
既にDVDが発売されます。
っていうか、3月18日が発売日なんだけれど、
受賞してから予約殺到ということで、
「タイタニック」の時のようにフル回転で
ダビング=発売日に間に合わないかも!
っていう状態かもしれません。
ぱんちゃんもご多分に漏れず、予約しますた。
けど、今日になっても入荷の連絡がありません。
「タイタニック」の場合は予約者のみ
前日入荷で購入できたのですが、
「おくりびと」は間に合わなかったみたいっす。

ところで。

今は流行語になっちゃったと思う、
「〜びと」という言葉。
何かにつけて「〜びと」をつける。
「たずねびと」やら「帰りびと」やら
「迎えびと」やら・・・。
なんだかなぁ・・・と思う。



そうそう!

「おくりびと」の原点ともなった
青木さんの本を買いました。
既に今の流行に乗って改定本となって
薄っぺらい本になっていますけど。
凄く感じたのは、皆誰だって死ぬのに
その遺体を扱う人に対して偏見が多すぎ!
昔は家で亡くなる人が多かったし、
家のもの・親戚達が遺体を洗浄し、
着替えをさせた。
死んだ人を触るのは怖いとか、
それ以上に気持ちが悪いとか、
そんな事ばかり考えてあっちこっち
弄り回したあげく、体内から出てきた
血によってあちこちが汚れる。
そういうことを一手に引き受けてくれている
人に対してこの冷遇・差別はなんだ?

ぱんちゃんはパパが亡くなった時、
病院まで迎えに来てくれた方が
納棺師としての仕事をもしてくれました。
いつも使っていた布団の上に白い布団を敷き、
パパを寝かせ、上に白い布団を被せ、
そしていつも使っている掛け布団を掛けた。
そして手だけを入れて浴衣の寝巻きから
白装束に着替えさせた。
実に見事に行い、短時間で行った。
驚いたのは、布団も、白装束も
全く乱れず、もぞもぞと動く動作も
小さかった事。
死後硬直が始まっているにも関わらず。

パパは病院で亡くなり家に帰ってきたときは
手が胸の上に置かれてはいたものの、
本当に置いただけだった。
けど、納棺師によってお着替えが終わった時、
手を組んで数珠を持たせてくれていた。
死後硬直が始まっているのだから、
大変な作業だと思う。
あの時、納棺師の方の仕事は遺体に敬意を
払っており、綺麗に丁寧に旅立ちの準備を
してくれているんだと思ったら
なんだかとても頭が下がる思いだった。
この映画によって納棺師の本当の仕事に
理解を示して欲しいと思う。
けど、この仕事を人気や話題というだけで
選んで欲しくないとも思う。
遺体に敬意を払えない人にはなって欲しくない。

でね。

葬儀屋さんの本が結構出ていました。
笑える本から真面目な本まで。
・・・買っちゃいましたけど。(笑)


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