だいありー

2002年04月19日(金) 短所は長所

一人っ子だからなのか、
元々の気質なのか、
ぼよっちはとんでもなく不器用である。
それは多面に渡っていて、
手先が不器用だっり、
人と接する事も不器用だったりする。
人見知りするもんで、
相手に自分の思っている事や考えている事を
上手く伝えられないという面が多分にある。

慣れてくると周りから
「あ、コイツってこういうヤツか」
って判って貰えて、そこから言いたい事が
言えるようになるんだけれど、
それまでが長い。
某サイトでお友達になったみなむーですら、
本当に本音が言えるようになったのは
つい最近で、知り合ってから既に
2年が経っている。
もうちょっと人懐っこかったら、
もっと早い時期に皆と打ち解けられるのになぁ
と思うことが本当に多い。
そのくせ、仕切り屋だからなのか
良くわかんないけど、でも、
みんなの中に入って騒ぐのは本来好きで、
その割に隅っこにポチンと座って
人の話を聞いている
そんなタイプなんだよね。。。

そんでもって、反応が遅いから家に帰ってから
「あ! あれって・・・」
と思う事も多くて、
じゃあ皆と居る時はボーッとしているのか
というと、目ざとく色々
観察してたりするんだよね。
要するに人間ウォッチングしちゃうんだな・・・。
余り良い事じゃないんだけど。(汗)

「ぼよっちって、意外と人間ウォッチングするんだな」
自分で気が付いたのは
何時の頃からだったろうか、覚えていない。
ただ、小学校の時、「あの人嫌い。この人嫌い。」
人の好き嫌いは確かに激しくて、
大人しくて目立たなかった分
結構、イジワルな子の格好の餌になっていた
気がする。 パシリとか・・・。
その時に

「口に出さなくても、そういう事って
不思議と相手に伝わるものよ。」


とママっちに言われた。
単純なぼよっちは、
自分で人の好き嫌いをするくせに、
自分は人に嫌われたくないから
それ以降「好き嫌い」を言わなくなった。
理由は、単純な理由で、

「自分が好き嫌いを言わなければ、
相手からも言われない」


という本当に単純なものだった。
人間関係なんてそんなものじゃないのにね。(笑)
そして、イジワルな子も好きになろうと思った。
誰しも良い面はある筈だと、思った。
それが人間ウォッチングの始まりだろうか。

ぼよっちは小学校の延長である中学校よりも
高校生の方が楽しかった。
知ってる人がほんの一握りしかいない中での生活は
凄く楽しかった。
学校の規則は超厳しかったけれど、楽しかった。
だから相手を気にすることも無く
(それでも仲良し、仲良しじゃないはあるったけど)
人間ウォッチングなんてし無かったと思う。
そして、この高校時代に良い出会いをした。

講師の英語の先生(女性)である。
人の欠点を長所に見て、欠点を長所に持って行く
アドバイスが出来る先生
だった。
大好きだった。
ぼよっちの高校は、担任を持つ正規の教員よりも
時間給で働く講師の先生の方が良い先生が多かった。
他の生徒から嫌われるような先生でも、ぼよっちは
大好きだったりする。
その先生の考え方に共感することも多かったし。
単に「面白い」とか「ハンサム」とか「美人」とかいう
そんなくだらない理由ではなかった。

ぼよっちはその先生のような人になりたいと思った。
そして、それは社会に出て「人間ウォッチング」となった。
今でもぼよっちは「この人嫌い」って思うし、結構手厳しくて
嫌いとなったら何をしても嫌いなんだけれど、

その人の持つぼよっちが「嫌い」と思う要素を別の考え方で
見れるようになった。
それでも、嫌いなものは嫌いなんだけれど。

結構役に立っている。
だって、虫唾が走るほど嫌いだという要素でも考え方一つで
それが長所に考えてあげられることがあるから。

例えば、

「こいつ、超図々しいやつ」

と思っても、見方を変えれば、

「言いたいことを相手に伝えられる。
ぼよっちには出来ない要素を持っていて、自分の意志をハッキリ
相手に伝えることが出来る」

となる。
こうすると腹も立たない。
ただ、そんなお人よしじゃないです。ぼよっち・・・。
皆にこういう考えていれるかというと、
そんな自信はなくて、やっぱり「好き嫌い」が
出てしまいます。





そんなぼよっちは、









やっぱり
ダメダメ人間
ですか?


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