2007年2月28日(水) 外こもりになりたい。
最近知ったんだけど、「ひきこもり」ならぬ「外こもり」なんて言葉があんのね。
タイのバンコクにカオサンという世界有数の安宿街があって、
ここは世界中のバックパッカーの聖地となってんのね。
オレも前回渡タイしたときに何度か行ったんだけど、
衣食住はここだけで安くまかなえるし、街の雰囲気もいいし、
ネットカフェも屋台もファーストフード店も日本食レストランもコンビニもあって、
なるほど、確かに居心地の良さそうな場所ではあるなと。
で、ここには日本人専用のゲストハウスも多くて、
ドミトリー(共同部屋)でよければ数百円程度で泊まれるわけ。
だから数ヶ月バイトで金をためてからカオサンに来て、
一年ほどゲストハウスで貧乏暮らしをして、
金が尽きたらまた帰国してバイトして金をためて・・・。
その繰り返しでカオサンに居着く日本人が増えてるんだとか。
彼らの特徴は「何もしない」こと。
カオサンから外に出るわけでもなく、
そのライフスタイルにポリシーがあるわけでもなく、
ただダラダラとオープンカフェで仲間とダベったり、昼寝したり、
屋台でメシ食ったり、散歩したり、毎日そんな非生産的な行動を繰り返すのみで。
そういうカオサンにこもってる人たちを「外こもり」と呼ぶらしいのな。
ま、客観視して否定的なことを言えば、わざわざ外国まで行ってんのに、
日本人同士で固まって外に目を向けず、日本人ならではの村民意識丸出しで、
将来への不安はないのか?とこっちが不安になるほどのケセラセラ思考。
そもそも毎日同じことばっかの繰り返しで楽しいか?
・・・・・と大人として喝を唱えたいところだけど、
オレは彼らの気持ち、すごーくわかるんだよなあ。
だって毎日「何もしない」んだよ? これ以上の幸せってある?
彼らはただ将来から逃避してるだけかもしれないけど、
もし将来を憂慮する必要もなく(充分な資産があるとか)
「何もしない」で済むなら、それに越したことはないと思うんだけど。
「何かする」から、そこに問題や争いが発生するわけであって。
で、「何もしない」ことに否定的な物価の高い日本で暮らすより、
物価も安く、人からごちゃごちゃ言われないタイで暮らすと。
これって全然変なことじゃなく、ごく自然な流れだと思うんだけどなあ。

"I'm From Barcelona"というスウェーデンのバンドがくだらなくてオモロい。
コーラスを一般公募したら23人も応募してきたもんだから、
だったらいっそ、と全員採用しちゃった29人編成バンド(笑)。
画像を見ればその人数の多さがわかるはず。サークルか!(→画像
PVを見ると、23人がコーラスする様子は非常にバカでよろしい。(→YouTube
23人の中には「てめぇがどのツラ下げて応募してきやがったんだ!」ってオヤジも。
曲自体は普通にポップでナイスな合唱ソング。頭に残ります。

今日のDSニュース。
DSのタッチパネルをフル活用した「書き込み式「般若心経」練習帳DS」が4月に発売。
これはいったい・・・。
同じく4月に他社からも「DSがtehodoki般若心経入門」というソフトも発売されるようで、
オレのまったく知らないところで般若心経ブーム到来・・・?


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written by オレ 

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