8/25(金) 母ちゃんの言い分。
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先日書いた彼女の母ちゃんの一件だけど、 オレの言い分だけってのもフェアじゃないから、母ちゃんの言い分も。
つい先週のこと。 彼女がお母さんと電話中に「最近は礼儀を知らない人が多い」って話題になって、 「でもセザキくんはちゃんと挨拶したでしょ」ってオレの話をふったわけ、よせばいいのに(笑)。 すると母ちゃん曰く、オレを嫌いな点は大きく分けて二つあると。
まずは「私のことを『お母さん』と呼ばないでほしい」と。 いやね、そりゃオレだって何と呼びかけるべきか気を遣ってたのよ。 そういう些細なことを気にするタイプなんだろうなってことは感づいてたし。 でもさ、オレみたいなおっさんに「おばさん」とは呼ばれたくないだろうと(笑)。 別に結婚を前提に「お母さん」なんて呼んでるわけじゃなくて、 単に年配の女性を指す呼称として「お母さん」って呼んでるだけでね。 ワイドショーのインタビューなんかで、街行くおばさんに 「お母さん、これからどちらへ?」なんて聞くときと一緒の「お母さん」であって。 でも母ちゃんが言うには、「○○(彼女の名前)のお母さん」と呼べと。 いやいや、いちいち名前を付けるのはおかしいでしょうよ(笑)。 まさか自分の母ちゃんとは思ってないし(こんな母ちゃん嫌だし:笑)、 授業参観でもあるまいし、お母さんと呼ばれりゃあんたしかいないでしょうよ。 ま、要は「お父さん、娘さんを僕にください」「君にお父さんと呼ばれる筋合いはない!」ってのと一緒でね、 単に「オレが嫌い」という前提ありきで難癖付けてるわけよ、年甲斐もなく。
もうひとつは、オレが税金や年金を払ってないと。 そんな人は国や政治について何も語る資格がないと(いや、語った憶えないんだけど・・・)。 そういう「ズルい人」は嫌いだってのが母ちゃんの言い分。 ま、こりゃ理解出来るし、オレとの根本的な考え方の違いだわな。 以前にも書いたけど、オレの仕事は誰かから中古品を買い取る一般的な古物商じゃなく、 ゴミを拾って売ってるようなもんで、しかも店舗は持たずネットオークションで販売。 こんな数年前にはありえなかった形体だから、現状では法的にもグレーゾーン。 というか、区役所にどうやって申請すればいいのかもわかんないしね、こんな商売(笑)。 結婚なんてことになれば話は変わってくるけど、 とりあえず独り身のオレとしては、そこを活用しない手はないわけで。 そもそもオレは、法にさえ抵触しなけりゃ国は利用するべきだと考えてんのよ。 例えば、高給バイトで月に30万も稼ぎながら、それを世間的には隠して、 所得税も年金も払わず、生活保護までもらってるヤツがいたとしてもオッケーだし、 親の承諾さえあればニートも全然問題ないと思ってる口だし。 そういう穴の開いた法の側に問題あるんじゃねぇの?と悪態すらついてみたりして。 だから、今の仕事で無理に所得を申告するのは「損」でしかないのよな。 そんな考え方のオレと母ちゃんの間に決定的な溝があるのは認めるし、 そこでオレを「ズルい人」と嫌うのはしょうがない。
でも、でもなあ・・・。 そんなこと、あんた先週まで一度も言ってなかったじゃんよ! そもそも、そんな話をする前からオレを敵視してたし。 これもまた例の難癖の臭いがするのよなあ・・・。 やっぱこの母ちゃんと仲良くはなれそうにありません。
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