3/27(日) フェスに行ってきました。
先週の日曜、大阪の秋葉原こと日本橋でお祭りが行われまして。
元々は商店街が企画した「日本橋ストリートフェスタ」って真面目なイベントなんだけど、
そこにオタクの殿堂・まんだらけが絡んだから、さあ大変。
まんだらけの企画したイベントは「日本橋コスプレ天国」というもので、
その日は一日中日本橋をコスプレイヤー(以下、レイヤー)に開放しようというもの。
要は、この日だけは屋外で堂々とコスプレしちゃおうぜ、と。
その結果、主催者サイドがどういったイメージのフェスを企画していようが、
フェスがオタクに乗っ取られるような形になるのは目に見えてるわけで。
日本橋のでんでんタウンが丸ごと歩行者天国になって、
あちらこちらでレイヤーがごく自然に行き交ってて、
それを狙うヤバめのカメラマンたちもごろごろいて、
さらにはメインイベントとしてコスプレパレードまであって・・・・・。
ギャー! めちゃくちゃオモロそう!
こんなキチガイめいたフェスに行かずして死ねるか!
フジロックだ? Dinosaur Jr.だ? 全然目じゃねぇっつーの!

そんな狂気のフェスに参加したのはオレと女子二人の計三名。
うち一人はmixiで出会って、その日初対面だったものの、
「オタクウォッチング好き」というキーワードですぐに意気投合。
まずでんでんタウンを歩いてると、さっそくコスプレ軍団を発見し、
もうすでに三人ともデジカメスタンバイして、緊張しつつこっそり激写。
しかし奥に進むにつれ、レイヤーの数は加速度的に増してきて、
いつしか周りはレイヤーだらけに。わ〜、テンション上がるわ〜。(→画像
そんな中、もっともレイヤーの密度が濃いあたりに巣がありそうだと、
勇気を出してビルの中へと進むと、そこは撮影会場で、
お立ち台に上ってのレイヤー撮影会の真っ最中。ギャー!(テンションMAX)
そりゃもうね、水を得た魚とはこのことかってなもんで、
はじめの緊張はどこへやら、気付けば必死にシャッターを押しまくってる三人がいました。
でもレイヤーより、それを必死に撮ろうとしてるカメラマンを撮ってみたり、(→画像
レイヤーの中でも「おまえはねぇだろ!」というヤツを狙ってみたり、(画像自粛)
フェス本来の趣旨とは異なった楽しみ方を大満喫。
まずは昼メシでも食おうってことになってたんだけど、こりゃそれどころじゃないぞと。

ある程度オモロ写真が撮れたところで外へ出て、
喉も渇いたしメイドカフェにでも行くかと、すっかり馴染みの店へ帰宅。
いつものようにノートを眺めて至福の時間。
もちろん周りのご主人様(という名のニート)をウォッチするのも忘れません。

その後、いろいろありつつも、ようやくメインイベントのパレードスタート。
待ちに待ったファイナルイベントだけに期待に胸膨らませてると、
始まったパレードのショボさに一同唖然。集まった観客も呆れ顔。
こんなに街中がレイヤーであふれてるのに、パレード参加者はごくわずか。
イメージしてた鼓笛隊や爆音のアニメソング、トラックに乗った巨大オブジェなんかも一切なく、
BGMもない中、十数人がトボトボと歩いてるだけでやんの。なんだこりゃ。(→画像
みんな実は照れ屋さんなのか?
それとも、大人が敷いたレールには乗らないぜ、って反抗心なのか?
もしくは単に、準備段階で何か手違いのようなものがあったのか?
理由はわからないけど、とにかく漂うもの悲しさがたまらんかったです。
それでも、気になるキャラがいたので写真には収めておきました。(→画像

パレードが終わって腹も減ったし、呑みも兼ねてメシにすっかと、
ディープ大阪の基本・新世界の串カツ屋へ。
パレードが終わるのが早かったので、店を出てもまだ6時すぎ。
こんな時間に解散ってのも何だかなあ、とタクシーでうちへ移動。
その後、ビールを飲みながらマンガを読んだりテレビを見たりのダラダラ三昧で、
次の日が祝日ということもあって、結局朝までコースに。
途中、深夜ならではのゲスいテンションでイラストしりとりをしたりもして、(→画像
終始一切生産性のない、大変有意義な一日となりました。We are ダメ人間。


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written by オレ 

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