6/25(金) ミゼットプロレス伝説。
以前にネットで落とした「ミゼットプロレス伝説」という動画を最近になってようやく見た。
これ、1992年にフジテレビが放送した番組なんだけど、
今ではもちろん、当時から「テレビでは放送出来ないもの」であった
ミゼットプロレス(小人プロレス)にスポットを当てた良質ドキュメンタリー。
昔、少しだけミゼットプロレスをかじったオレとしては泣きました。
そもそも小人ってのは身体構造的に短命らしいのね。
それが肉体をいじめ抜くプロレスを行うことによって、さらに寿命を縮めることになるわけで。
それでも世間で蔑まされてる小人が喝采を浴びるミゼットプロレスに魅せられ、
そのハンディを自ら決意し、リングに上がるミゼットたちのなんとかっこいいことよ。
そして、このかっこよさを伝えられない日本のテレビのなんとかっこ悪いことよ。

プロレス(もちろんミゼットプロレスも含む)の本場メキシコでは、
数万人に一人の確率で生まれてくるミゼットを「ラッキー・ボーイ」と呼ぶらしい。
なんだか日本との感覚の差を感じさせる話。
ちょっとポジティブさが行き過ぎてる気もしないでもないけど。

視聴後、ネットでミゼットプロレスを検索してみると、
放送後、ほとんどのレスラーが死去していることがわかり、さらに涙。
マイナーなスポーツではあれ、第一線で活躍した選手の末路がこれってなんだかなあ・・・。
どうにもやりきれない気分で一人酒を飲み、静かに黙祷を捧げた夜でした。
笑いと感動をありがとう、"小さな巨人"リトル・フランキー。


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written by オレ 

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