2007年03月06日(火) |
OP戦 vsソフトバンク |
福岡ヤフードームに、ソフトバンク戦を観に行った。 相手はほぼベストメンバーで、うちは大半が二軍という布陣だった。 結果はやる前から分かっていたが、あまりにも寒い内容だった。 吉野が炎上して試合を潰したが、そういう問題ではないような気がする。 今年はパ・リーグの方が開幕が早く、当然仕上がりの面では、セ・リーグのチームより進んでいるのだろうとは思う。 それにしても、OP戦でいい形はほとんど見られていないという状況はどうだろうか・・。
この試合の初回、先頭の赤星が四球を選び、無死1塁で、期待の赤松とのコンビで何かやってくるか・・という場面が訪れたが、いきなり牽制につり出され憤死した。 相手先発の杉内は、交流戦で二度対戦する可能性がある。 昨年は一度KOしたものの、苦手な投手である事には変わりない。 少しは嫌なイメージを与えたかったところだったが・・。 赤星が出るという最高の形を簡単に潰し、後はスイスイと放らせてしまった。 この杉内という投手は、走者を出して、セットで放らせないと、なかなか崩せない。 そう言い出したら、全ての投手に言える事なのだが、特に杉内は、走者を背負わさないと攻略し難い。 逆にクイックが上手い方ではないので、足を絡めて攻めていくと、リズムを崩し、自滅するケースがある。 その格好の材料を得たにも関わらず、この試合では、そういった攻撃の欠片も仕掛ける事は出来ずに完敗してしまった。
球場の約4割(交流戦では3割程度だが、空席があった為、阪神ファンの密度が高くなっていた。)を占めた阪神ファンには、とても残念な結果になってしまった。 阪神の場合、どこに行っても客は集まるから、ファンサービスを考え出したら切りがないだろうけど、ファンにとっては、ストレスの溜まった選手起用であった。
私にとっては、試合前に中村泰と話が出来たので、まあよかったが・・・w 「OBとして応援している」と伝えたら、喜んでくれた。 その前の試合で、不満足な投球を披露しただけに、気分は曇っていただろうから、この事が少しでも力になってくれたら・・と思っている。
ひとつだけ収穫だったのは、能見の好投だ。 強力打線相手に、的を絞らせない、見事な投球だった。
|