DiaryINDEX｜past
| 2007年05月02日(水) | サヨナラ |
ずっとそのままにしておいたこの日記。
もう期限切れだったので書き込みできないだろう…と思っていたから。
でもなんだかもう一日ぶんなら書き込めそうな予感。
この直前の日記。
２年ちょっと前の１２月で終わっている。
これは私の母がガンだということを聞かされ、余命も長くても二・三年だろう…とわかった日。
その母はもういない。
あの最後の日記を書いたほぼ丁度二年後の１２月２１日に永眠してしまった。
まだ、信じられない。
実家に帰っても母の思い出や遺品がそこかしこにあふれかえっている。
父も姉も私も、それらと訣別することが出来ない。
まさかの緊急入院。
入院したら即、集中治療室へ。
そして翌日、急変して永眠。
こんなことがあるなんて。
もっと想い出を作りたかった。
もっといろんなことをさせてあげたかった。
本人はまさか、家にもう帰る事ができないなんて思ってもいなかった。
勿論、私達もそうだった。
この心の空白は誰にも埋められない。
母の最期の眠っているような顔は、きっと私が最後を迎えるときまで忘れない。
