玲瓏レンズ
ひろ



 優しさについて

優しさと言うと無償で、
愛と言うと無償で、
無償で無ければ真の優しさでなく、
無償で無ければ真の愛ではないような
そんな風潮と言うか、常識?のような
考え方があるが、果たしてそうか。

人に優しくするというのは案外、
苦痛なものだ。
気を使い、我慢し、配慮して、
励まし、手助けし、時には放っておく。
代償を求めるなら、真の優しさで無い
と言うのなら、真に人に優しくすると
言うのは、している本人にはとにかく
苦痛しかない。

その苦痛なものを敢えて与えうる
聖人君子が真の優しい人だとしたら、
違った見方をすれば、その人はただの
変態だとすら思う。

世の中に、タダのものは無い。
対価を求められて、真の優しさや愛では
無いなどと言うのは漫画やドラマの見す
ぎで、与えられたものは返さなければ、
文句を言われても仕方ない。

優しさも愛も、基本的には有償で当然な
のだと思う。

無償の愛などと自虐嗜好の変態行為は
受けるには心地よくて理想かもしれないが
行うには地獄の苦痛だ。

「なに言ってんだ。あげた分、返せ」
これで普通だから。
ガッカリなんかしちゃダメ


2017年01月16日(月)
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