泡のように消えていく
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2005年10月10日(月)

あなたの気ままさを
わたしが無言で責めていたと思う?

わたしが何も気づかないで
傷つかないでいたと思う?

恨んでいないよ そしてもう思い出さない
選んだことばや 慣れた嘘も ぜんぶ 


あいしていた、とおもうだけ


2005年10月06日(木)

会いたい

会いたくない

会いたい

会いたくない


2005年10月04日(火)

奇跡がもし起こるなら
もう一度あの日からやり直したい

ふいに道を間違えて
一瞬のしあわせを手に入れたあの日

願いがもし叶うなら
もう二度とあの人には会いたくない

ふとした瞬間にわたしを奪って
なんにもかえしてくれないあのひと


2005年10月03日(月)

それは彗星だった
それぞれの軌道をゆっくりとすすむ、ふたつの彗星だった

あるときそれぞれはそれぞれに近づき
同じ方向を目指してゆっくりとすすんだ

あるときそれぞれはそれぞれから離れ
違う方向を目指してゆっくりとすすんだ

それぞれがみえなくなっても
それぞれをわすれることはなく
思いつづけ 違う風景にふれ
それぞれがそれぞれ 
違うものを見て笑い合いながら
つぎに巡り逢うときを待っている

手を伸ばせば届くときがある
想うことしかできないときがある
それをうれしく思い いくら悲しく思っても
どちらかの軌道に乗り合わせることはない

それぞれが近づき
それぞれが離れる

それを何度も繰り返す
いつか涙も枯れるまで


2005年10月02日(日)

いなくなったかわいい子には
大人になったらもう一度会えるよ

そういう約束をしよう
そうすればきっと
わたしはずっと わすれないから


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