泡のように消えていく
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かえりたくないとあなたがいうのをまっていた あなたは かえりたくないとわたしがいうのをまっていた
わたしたちはとてもよくにていたので どちらもなにもいわないことをしっていた
一緒にいたいとさえ言えないまま わたしはあなたを見ていたし あなたはわたしを見ていたね
なんにも満足できないけれど いつでもお腹はいっぱいで もういらないと言えばいいのに 出されたものを拒めない
もういらないと思うのに なんにも満足できなくて 駄々をこねることもできない、 毎日かなしいだけのじぶん
何も変わらなかったね あたしがわがままを覚えて 少しあなたを困らせただけだったね
あたしがいろいろ覚えたように あなたもいろいろ覚えたようで 慣れたふうに手を引いたりするから まるで知らない人みたい、とおもったりした
もう言うことなんてないよ 好きという言葉は 一度言ってしまったら もう何度言ってもおなじだね
何考えてるのってずっと聞きたかった 一番近くにいると思ってたけど 全然何もわからないから
きれいごとなんかじゃないよ ぜんぶほんとだよ
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