泡のように消えていく
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まだ夢をみてる
あたしも、泣かない子供だった
あたしたちが見たけしきは 2人じゃなければ見れないけしきだったね ふしぎなことがたくさんあった たのしいことしか目に入らなかったね
今はもう、まわりには違うけしき だけどあたしたちはちゃんと 小さな輪の中で その日を待っている 別々の輪の中で 互いの輪が引き合う引力を 強く感じながら 時々、わざと逆走したりしながら
変わらないと思ってたものが変わってたんだ
出来ないと思ってたことが出来たんだ
言えないと思ってたことが言えたんだ
会いたいと思ってたのに会わなかったんだ
忘れたくないと思ってたのにとっくに忘れてたんだ
ぜんぶ、そんなもんなんだ
いつも偶然っぽく隣にきたのはあなたの方だったのに いつも一緒にいることを望んだのはあなたが先だったのに
かわりなんてみつからないとあたしが気付いたそのあとも ずっとつかまらないあなたは 遠くはなれすぎて いつかどこにも見えなくなった
それで今おもいだしたんだよ
あのときあなたは あたしをすきだといわなかった
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