泡のように消えていく
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2004年06月06日(日)

もうわからないんだ、とすがるあの人を
どこまで近付いていいの、とささやくあの人を
ごめんね、とくりかえすあの人を

拒みきれないであたしは
白い空を見て 溜め息をついてわらった


2004年06月01日(火)

一日のうちのどこかで
あたしのことを思いだしてくれればうれしい
どんなに短い時間でも
どんなに曖昧な記憶でも
一日のうちのどこかで
あなたがあの日のように笑っていてくれればうれしい


2004年05月29日(土)

あのときと同じものを作ろうとして失敗した
思い出すものすべてがまだ思い出になりきれなくて
何度もつらくなって溜め息を混ぜた

見逃したのはうつろな日々とあの日の笑い声

君がここにいないのが
自然なのか不自然なのかもうわからない
変わってしまった環境の中で
あたしと君はもう隣り合うこともない


2004年05月12日(水)

毎日にとけこんで
あなたの顔なんて忘れてしまえればいいのに

まじってにごって あとかたもなく
あたしのなかに消えていけばいいのに


2004年05月10日(月)

あなたの懺悔なんて聞きたくなかったよ
あなたにとっては ただの女の子でいたかった


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