泡のように消えていく
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壊しそうになりながら 忘れそうになりながら 無くしそうになりながら ここまできた
気付きそうになりながら 思い出しそうになりながら 気付いたら笑ってた この場所で
好きで好きで ただそれだけで
誰かに話を聞いてもらっても 他の誰かを好きになろうとしても
いつもいつも 忘れられなくて いつもいつも 苦しいばかりで
だけど 今 笑いあえるから 好きでいてよかった
好きで好きで ただそれだけで
あの時 ただ会えたうれしさが 会えないでいた時間の長さを忘れさせたのは あの時 あたしが恋に恋していたから 会えないでいる時間の長さに耐えられないのは あの時 あたしがかわってしまったから 会えないでいる時間の長さに気付かなくなったのは あの時 ただ会えたうれしさを 会えないでいる時間の中で見失ってしまったから
会いたいと言っても会えない だから会いたいなんて言わない
さみしくても呼ばない 呼んでも来てくれないから よけいにさみしくなるから
一人でいるのに慣れたくない いつも考えていたいのに もう忘れそうになるのに
会いたいと言っても会えない 本当に同じ世界にすんでいるのかさえ 疑ってしまう 今日このごろ
あの時あなたの誘い文句にのって 行けるところまで行ってしまえばよかったね あの時あたしを止めたのは あなただったか あのこだったか あたしだったか
そんなことすら思い出せなくて もう何をいっても遅いのに
目を閉じるとまぶたが熱くて ここにいないあなたを思い出す
目を閉じる瞬間に見たあなたを 目を開けた瞬間に見たあなたを
難なく思い出しては さみしくて一人で泣いている
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