夢中夜
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***この間は夢***ほかは現実です、たぶん。


2005年07月17日(日) わたしとあの子とすずと

わたしが両足ひろげても
地面をはやくは走れぬが
飛べるわたしはあの子のように
真似してみたい気にならない

すずがどんなに思っているか
わたしはまつたく知らないが
あの鳴るすずはたくさんの
歌がなくても足りている

あの子とすずとそれからわたし
わたしはわたし、それでいい


2005年07月14日(木) 菌類から薬草へ

部屋にキノコやカビを培養していたひとが、
何種類ものハーブを育てていた。

「学生」から「奥様」へ、
完璧な変貌を遂げた。


2005年07月11日(月) 海路の回路

神奈川は犬のかたちをしている。
犬の足先まで行って、船に乗る。
デッキで潮風にあたりながら、遠ざかる犬の腹を見つめる。
鳶が途中までついてきた。
陸路で行くとあんなに遠いのに、海を渡ればすぐそこ。
袖ヶ浦ナンバーの世界。


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きみの星はやみの夜に輝いている
(Carl Hilty)
waka |MAILphoto

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