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悲しみの役割
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2002年11月02日(土) 何回目?

颯と何回目の別れ話をしただろう・・・。

その度に別れられずにそのままズルズルと。
私は不倫否定者だった。
理由は結婚する前から不倫している友達が
周りにいたからだった。

まだ10代の頃。
不倫している友人同士の間に入って泣かされたこと。
20代の時。
W不倫で駆け落ちして逃げてきた友達を家に呼んだ事もあった。
そのたびに思った。
どうして自分の家族を不幸にするの?
子供達が可哀想だって・・・。
つきあうなら離婚して堂々としたらいいじゃん。

まだ人を愛する事を知らない子供だったんだなって思う。
そうしたいと思ってもできない事があるなんて思ってなかった。
頑張ればどうにかなるんだって思ってた。
結婚ってそんな甘いものじゃないと知った今は
不倫をしてしまう気持ちがよくわかる。

苦しんでるのがわかる。
悪いことをしているのもわかってるけど・・・。


2002年10月29日(火) どうして?

なぜ彼がばらしたのか・・・。
私と一緒になる!という気持ちが
本心だと私にわかって欲しかった。
それくらい愛してるんだって理解して欲しかった。
彼はその時そう思ったみたい。

けど・・・。
すぐに奥さんから電話とメール。
電話越しに聞こえる怒鳴り声。

「今から嫁さんと話ししてくるね?
実衣は心配しないで!」

「ねぇ、いいよ・・・子供捨てたりしないで
嘘だったって言っておいで?」

そんな会話をして、車を降りた。

でも正直不安だった・・・。
これからどうなるのか。
彼がどんな風に変わっていくのか。

すると彼からメール。

『大丈夫、心配しないで。ちゃんと話は済んだから』

何がどう済んだのか理由も書いていない。
どんな話をしたのかわからない。

すごくすごく、不安で。

彼に思わずメールしてしまった。






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彼を試すことで、安心してしまう私。
どんどん彼を追いつめてしまってることに
その時はまだ気づいてなかった。


実衣 |MAIL

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