女の友情・・・恐いです
この話は、いつか絶対書くぞと決めていた。
半分は仕返の意味で。残りは今まで鬱積してたモノを吐露する目的で。けっこう根に持つ根暗なA型なの。
その友人の名前は仮にKとでもしておきましょうか。彼女とは高校からの付き合いで、特に親しくなったのは卒業してから。まぁ、軽く10年はつるんでましたな。お互い30半ばまで独身で、それなりに仲良くやってたはず。
友情がギクシャクしてきたのは結婚する1・2年前あたりから? 共通の友人の言葉を借りればKが恐ろしくワガママになった頃らしい。
もともとワガママな性格だったから、オレは特に気にしてはなかったのだけれど後から聞くと、トンでも無い事をしでかしてました、彼女。
ワガママだけど、優しくて猫が好きで、曲がったことは嫌いで正義感は強い人だった。だけどねぇ、なんかがずれてきてたんでしょうなぁ。
彼女は気性が激しいのだ。本性知ってるオレから言わせてもらうと恐いくらい。何がというと、かなり深く付き合わないとその激しさが分からないから。とにかく激しさを表に出さない人だった。彼女の恐さは、彼女の中の法律とでも言うのか、規律とでも言うのか、それを犯すと必ず仕返するということ。表に感情が出にくいタイプはそうなのか、言ってしまうと陰湿なのだよ。
具体的には忘れたけど(嫌なことは速攻削除してしまうオイラ)、例えば待ち合わせの時間に遅れたとすると、その事実を忘れた頃に(ココが彼女のしたたかなところ)約束をすっぽかす。または、待っても来ないから電話すると「ごめん、今起きた」作戦を決行する。
やられた方は「じゃ、いいよそっちに行くよ」になるか約束を後日に回すことになるのだよ。おかしな事に仕返しされたなどとは、まず気が付いてないのだが。<それで意味あるのか? と突っ込みたいが自分が満足する為なので関係ないみたい
相手がオレの場合は「(出かけるのが面倒だから)迎えに来て」になる。さすがに気性が飲み込めたら「コレは、あの時の仕返しか?」と気が付きましたけどね。
彼女から学んだことは「嫌なことをされたら仕返しをしても良い」ということかなぁ。←泣き寝入りタイプだったもんで
昔のことだから一つ一つ思い出せないけど、2人の関係は恋愛関係に似ていたと思われます。ええ。ワガママな彼女に振り回される彼氏ってのがオレの役どころで。
オレが「もう限界だ。こいつとは付き合えねぇ」と感じたのは、共通の友人のお見舞いに出かけた折の事件だった。
その友人はSちゃんといって6歳年上ながら気の合う、イイ女なんだな。エステの店を経営しる。そのSちゃんが何と結核で入院したのだ。マジで喀血して、一昔前なら死んでた模様。
それがようやく面会が許されたというので、お見舞いに行こうということになった。
その手の隔離病院は田舎の田舎にある。車で1時間以上かかったかな。当然車を出したのはオレ。これはイイのよ。運転好きだから、車出すの苦じゃないし人ガソリン代なんて気にしない人だし。代わりにお見舞いの品を揃えたのは大手ショッピングモールに勤めていたK。お金を立て替えたのもK。
問題はこのお見舞いに行く時間の待ち合わせ。待ち合わせの時間は確か7時半、頃。Kが勤めていたショッピングモール近くのJAの駐車場。Kが車を置く為にそこを指定したのだ。間の悪いことに当時ISPの技術スタッフだったオレは約束の時間を決められてもトラブルが起きると予定時間に仕事が終わらない。だからあらかじめ「遅れるかもしれないから、こっちを出る時間に電話する」とKに言っておいた。だから約束の時間に間に合う時間帯に電話が無かったら遅れるという事なのよ。アタマの良い(はずの)Kはその辺のところ飲み込んでると思っていた。だって今回が待ち合わせ初めてじゃないしな。
しかーし、というか案の定というか遅れました。電話をKに入れたのが約束の時間。その時にもう怒ってましたからオレも内心「やべぇーなぁ」と感じてはいたの。30分くらい遅れて、病院へ出発。Kが自分の車から降りてオレの車に乗り移る態度で、既に怒りがピークに来てるのが察せられます。この頃はもうオレに気を遣うことは全く無くなって自分の感情をモロにオレに出してましたから。恋愛で言うなら末期症状?
とにかく移動中一言もしゃべらないK。途中道が分からないのでどこかで聞かないといけないのだけど、Kは怒ってて話にならない。オレだって内心面白くないが、面倒くさいから気がつかない振りして「そこのスーパーで道聞いてくるね」と普通に接してたりして。
そうこうしてるうち、ま、なんとか病院へ到着しまして。やっと病院へ着いたのに、そこで事件発生です、お客さん。Kがいきなしトンでも無い事を!
突然
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を始めやがったんです。Sちゃんの目の前で。いくら気が利かないオレだってびくーりです。
でも「ああ、これは駐車場に戻ったら一刻も早く自分から離れたいんだな」とオレには分かりましたけど。なにせ長い付き合いだから。そうそう、こういう他人の行動とか発言からその裏を読む、というこ事もKから教わった一つだな。
後でこの「清算事件」をSちゃんに話したら「私だって驚いて、口が利けなかった」ということでしたわ。そりゃ誰だってびくーりだって。
話し戻して、病院からの帰り。オレの予想通りKの怒りは最後まで治まらず、オレももういいかげんうんざりだったので何時ものように機嫌を取る事もせず、謝ることもせずJAの駐車場で分かれたのであったのよ。
この一件で「もうこの女とは付き合えねぇ」とオレは思ったのだよ。これじゃまるで恋愛話だな、やれやれ。
ま、こいつにはもう付いて行けない、と決めたとたん別の共通の友人Tちゃん(当時はまだ知人だった)から声がかかる。
彼女はKと同じショッピングモールのテナントで店長をしていたのだな。やはり4つ年上のお姉さま。後で判明したのだけど、Kが友人1番の座をオレからTちゃんに乗り換えようとしていた模様でした。いや、別に乗り換えられても構わんのだけど。もう「清算事件」の頃はすっかりTちゃんとばかり遊びに行ってたし。オレは仕事が忙しくて、休みなんて取れなかったしな。その頃愛しのマイ旦那と知り合ってこっちはこっちで楽しんでましたしね。
Tちゃんがオレに訴えたこと、それは
↑投票ボタン。何度もありがとうございます。
休みをTちゃんに合わせ「車を(自分が)出すから何処かに行こう」とか「何時いつ泊まりに行っても良いか」とか休日が休日にならず困る、と言う事だった。Tちゃんは一人暮らしだから貴重なお休みの日、自分で使いたい日だってあるのに断ると、すごく嫌な顔をするというのだよ。
そりゃ、困ったね。もうオレ第一友人の座降りたし、相談されても困るのだわ。と例の「清算事件」の話をし、二人で大笑いだったんですがね。←他人の失態は笑い話にするわしらでーす。
職場でも孤立してる様だとも聞きまた、ええ。理由は、仲良くしてるテナントのスタッフに「お昼一緒に食べよう」と声をかけて、接客のタイミングで相手の食事時間がずれ「一緒に取れない」と断ると「嫌な顔をする」というもの。
だからショッピングモールに行くと「あ、ミミちゃん!!」と声をかけられ相談されたのだわ。いくらワガママでもそれは行き過ぎだよなぁ。そんな人間じゃなかったんだけどな、と思いはしたがですね、いくら温和なオレでも腹たってたから「しばらく頭冷やしてろ」とほっときました。ええ。無視してました。
そーんなKが結婚しました。オレがする1年前にね。相手は6歳年下、紹介したのはTちゃん。ちなみにその縁の元を作ったのはオレ。だって、ショッピングモールの仕事紹介したのオレなんだもーん。
それはさておき、この結婚までにKが人悶着起こしてました。巻き込まれたのはTちゃん。ご主人になる人を紹介してくれた恩人ですよ、奥さん。何をしたかっていうと「結婚式を沖縄でしたい」とKがのたまったので世話好きのTちゃんが旅行代理店に勤める知人にパンフレットを用意してもらい、Kに渡したら、詳しいことは忘れたけど、結婚式がオジャンになったからか、ただ「結婚式を沖縄で挙げたいな」と思っただけなのにパンフを用意したTちゃんが先走ったとでも思ったのか気に入らなかったのか、何の知らせも無く渡したパンフレットと冊子一式を宅配便で返却してきたというのですわ。
Tちゃん激怒。電話して喧嘩になって絶交したそうです。
まだまだ、書き足りないのだけど続きは後日ということで。
でも、他人の悪口は言わないと決めたオレなんだが・・・これだけは別だよね。
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2003年09月09日(火)
僻地医療への応援歌
言わずと知れた「銀の龍の背に乗って」。
いえね、先週の土曜日にCATV引いたのよ。今更だけど、ハマってます。
有線は来てたんだけど、線だけね。で、工事が済んでようやく中島みゆきの曲、歌詞付きでビデオクリップが見れたの。いやぁ、歌詞いいねぇ。正に応援歌。「Dr.コトー」ファンとしては言う事無しですよ。
実はねオレ、僻地で生まれたの。今でこそ住宅地で街中まで車で数十分だけどね。当時は道は悪いし交通手段は路線バス、という海辺の小さな集落? だったわけ。で、2歳位の時防波堤から落ちまして、オレ様後ろ頭を数針縫う怪我をしました。頭だけに大出血! 母ちゃんパニック!
テレビじゃないけど自転車で診療所へ運ばれたオレ。
運が良い事にこの僻地には工場に併設された診療所があったのだ。工場さまさま。父ちゃんはココのボイラー技師だったしね。というわけで、オレは助かったのであった。
でもね、大した機材がある訳じゃないから疑わしい場合は町の病院での検査を勧めてたの。
実は父ちゃん検査に引っかかって町の病院へ行ったの。
診断は「腎臓炎」だったけか? とにかく「腎臓」が悪いって事になったの。
それから数週間した夏の真っ盛りの日、オレと父ちゃんと父ちゃんの友達と釣りに出かけた。小船を出して。でも1時間もたたない内に父ちゃんが腹痛を訴え、救急車で町の総合病院へ運ばれた。
緊急手術が始まった。今でも麻酔が効かないまま開腹手術した父ちゃんの声を覚えてる。
結果から言うと、悪いのは「腎臓」じゃなくて「肝臓」だったってこと。ココの主治医の誤診だった。父ちゃんは緊急手術でまず背中を着られ「腎臓」の手術を受けた。開けた医者は驚いた。とても綺麗な「腎臓」がそこにあったから。慌てて体をひっくり返し「肝臓」の手術へ切り替えたそうだ。でも、「肝臓」は開いて見ただけ。当時の医療ではどうしようもない「癌」が確認されたから。小豆粒大の腫瘍が三つあったそうだ。父ちゃんはその年に死んじゃった。
今で言うと「医療過誤」で「医療ミス」なんだけど。どーよ? 訴えるなんて当時考えもしなかったんだろうね。
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オチを付けるとですね、この主治医この後、開業しまして、ギャンブルに手を出しまして、身を崩しました。
神様っているもんですね。
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2003年09月08日(月)
ちょっとしたサークルに参加してきたのだ
早起きして、健康な生活を! という「朝起き会」という集まりなのだが。
まだ朝の部には出席してません。昼の部のお茶会に参加してきたの。
7人ほどのお母さんが参加。50代には見えない四児の母をリーダーにみなさんベテランママさん。
集まりは自己紹介と「今はまだ育児の悩みなんか無いでしょうが、これから何かあればここでお話してみませんか?」 というお誘いも兼ねていた。
全く構えたところが無くて、すんなり中に入れていい感じ。でん子ももちろん参加したんだけど、でん子と誕生日が10日違いの1歳2ヶ月の女の子も来てました。
そのお母さんにとっては2人目のお子さん。他には糖尿病でインスリン注射を打ちながらお産をされたお母さん。第3子、妊娠4ヵ月のお母さん。
そして自分の娘の年には子供を産んでたから孫みたいな物ね、とでん子をいたく可愛がってくれたお母さん。皆さん感じの良い方ばかりでした。
このサークルに参加してみようと思ったきっかけは「母乳育児」に積極的だったこと。(実際参加者の皆さん完全母乳育児でした。)
それから「父親が家庭の中心」という考え方。加えて「子供は上の子に我慢を強いるのではなくて、上の子を立てた子育てを」という趣旨に賛同したから。
母乳に関しては言わずもがなですが。「父親・・・」に関しては母親が父親を馬鹿にすると子供は完全に父親を馬鹿にし、強いては親を軽く見るようになる。とオレが思っているからです。ええ。そういう家庭見てますんで。
実家の母も同じような事言ってましたし。「カズくん←マイ旦那 を大事にしないと子供が親を馬鹿にする子に育つよ」って。
「上の子・・・」については例えが悪いんだけど、家で飼っている猫がそうだから。
つまり古い順番に声をかけて「あんたが一番だよ。」って順番に上からスキンシップ取ると新入りいじめが無くなるのじゃ。犬もそうなんだ。古い順に名前呼んで頭ナデナデしてあげるとやっぱり新入りをいじめないし、順位も自然できちゃうのね。猫だって犬だってそれなりのプライドがあるからさ、そこを大事にして自然に飼主が順位を決めてやると、生活し易くなるんだろうね。
我家では、家に帰るとまずとら嬢に挨拶してでん子に声をかけるように旦那に指導している。とら嬢は当然、ご満悦である。
ところで、「孫みたいなものね」と言ってでん子を終始だっこしてあやしてくれてたお母さんがですね、まずでん子を抱き上げてした事はですね
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オレ、たぶん目がテン状態だったと思う。確かにでん子はうつ伏せが好きだから泣き出す事はなかったけど、びっくらした。おーどろいた。参った参った。
さすがのでん子も2分くらいしたら「ウァーッ」とか「ウキャァーッ」とか叫びだしたので抱き上げたけど。でも、顔見たら楽しげだったヨ・・・<ヲイヲイ
きっと気合入れて顔を上げようとしてたのだね。
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2003年09月04日(木)
世界陸上で眠れません
何故って、目ぼしい選手じゃなくってもキャッチフレーズが付いてるから。
「ハードルなぎ倒し男」ってフレーズでオリンピック思い出したもん。名前は覚えてなかったけどハードルなぎ倒して走ってたのは覚えてました。
他にもハンマー投げ「最強のビッグママ」だっけ? とかなんか笑えるキャッチフレーズ、楽しみなんです。
「最速重戦車」ザンナ選手。体まるでオトコ。確かに戦車だわ。でも二冠のホワイトなんて「爆走トレーラー」だよ。どこがトレーラーなんだろう?? ムトラなんて「モザンビークの筋肉聖母」だよ。聖母ってのはうなずける、あ、筋肉もだ。でもこの人偉いよね。背負ってる物が重たいのに。精神が強靭に違いない。対して「シルバーコレクター」グラフ。このキャッチはすげぇ嫌味だと旦那と苦笑した。後「こりゃまずいって」と思ったのはオーストラリアのピットマン選手。女子400mハードルで金を取りました。彼女のキャッチは「無冠のファーストレディ」。
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ってことはファーストレディってどーゆう意味なんだろう? 早い女性って言いたいんだろうけどね。
と書いてる間に「マッハ末續」の決勝が始まります! 見なくっちゃ。
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2003年08月30日(土)
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