論外トーク

2005年11月30日(水) 映画炎のゴブレット感想

炎のゴブレット観てきましたー!!
下にネタバレ感想ありますのでご注意。

ウェブ拍手レスまとめて

呂佳エンドは思いつかなくてなー。私もどんなんだか知りません(笑)
加湿器アドバイスありがとうございます!今机の上がカオスなので片付けてから乗せます!
1975年生まれの方。都会と田舎の差もありそうですねー。
こっちじゃ大きい即売会もないし流行も遅れてくるし雑誌しか情報源ないし。
Eくんに関してはのちほど新聞等をあさってみます(笑)

あと気になったコメント

>オギー、おお振りでは秋丸受けなんでしょうか(笑)

…!!!(笑)いや、秋丸はちょっとタイプ違う気する!たぶんキュンキュン来ないと思う!!おおふりはメガネキャラ少ないからなー。シオとか言いたいところですが。あっでもみつぐれがアリなら多少キャラ変えてハルアキとか!!(興奮)桐青以外にはまったく疎いんですが、ハルアキってどのくらいアリなんでしょうか?アキハルの方が圧倒的に多そうな気が…詳しい方教えて下さい!
(下にゴブレット感想あり注意)











よくぞ二冊分の内容をここまで削ぎ落としてまとめあげたなーと感動。今回は原作を読み返さず行ったので細部はかなり忘れており、その分「ここを入れてほしかった!」みたいなストレスはあまり感じずに済んだ。何しろ二冊分の原作をそのまんま再現するなんて無理に決まってるので、うまくまとめあげて息つく暇ない展開に仕立て上げた手腕に拍手。でも、その分次作への布石部分をかなり削っちゃってるのでいいのかなあ…とは思った。ただ、この一本だけで楽しむという観点では良く出来ているんじゃないでしょうか。最初のワールドカップのとこなんか凄かった。映像の凄さは尻すぼみでしたが…
終わってから思うと、今回ハリーへのイジメ度が一番低い気がする。序盤お決まりのダードリー家ネタもないし。せいぜいグルグルバッジくらいだったよね。ドラコも白くてちっちゃくてふわふわのになるくらいしか大きな見せ場ないし。イジメ度が低いと後のカタルシスもなんか低くなってしまうような。スーたん(注:スネイプ)のイジワル場面もほぼ無しと言っていい。頭ゴツンなんてかわいすぎて、どうしちゃったのスーたん!!とか思った。あれじゃ普通の先生じゃん!スーたん見せ場なかったなー…ラストの腕見せ(ってこの話だったよね?)もなかった…あそこだけを楽しみに生きてきたのに…
今回個人的にもえたのはウィーズリー家の息子たち!!特にロン!!ロン!!ロンやばい!!マジで劇場で身をくねらすほどもえましたロンの寝床での姿態が!!ノースリーブに爆死!!あの、ぷにっとした腕が!!腕が!!腕が!!!ああああああ!!ロンかわいいーあああああ腕!!腕!!腕!!スーたんの腕を見れないかわりにロンの二の腕!!ダニエルくんの肌にはあんまりキュンキュン来なかったのですが(肌が白すぎてあんまり好みでない)ああロン…長い髪もすてき!!ロン!!
そして双子…双子はもう毎回もえにもえていますがもうああんっ!!双子!!腕を交差させて老け薬を飲む双子!!顔にペインティング双子!!アンジェリーナへの誘い場面カットされてなくてよかたー。ハアハア…双子…
でも双子のお店への布石も削られてましたなー。うーん。次作だいじょうぶなのか。
それにしても…ダニエルくん、デッカくなったなあ…これが第一印象。ルパートもエマもだけど、ええととてもじゃないけど14才にみえませんから…日本人の基準だとなんかもう青年一歩手前くらいで、いまひとつ違和感が。
年齢を公式で調べたら、ハリー16才、ロン17才、ハーマーイオニー15才、ドラコ18才だそうです。ドラコの子の趣味がコイ釣りていうのが若干ウケました(笑)
あと相変わらずフィルチのねこのかわいさよ…にゃんにゃん、ダンスパーティの時踊ってた…!(めろめろ
シリウスの寄越したフクロウたんもかわいいかわいい!!噛むんだ!!ハアハア
そんな感じでした。原作マインドからすると物足りなさ大爆発かもしれませんが、三時間以内にまとめた映画としては良い出来だったんじゃないでしょうか。



2005年11月29日(火) げんしけん荻上過去話について

今月号のアフタヌーンに掲載された「げんしけん」荻上の過去のトラウマ話について。

(本誌ネタバレを多大に含みますので、単行本派の方はご注意ください)


一読して、そのままするっと納得はできない部分がいくつかあったので、いろいろと考えてみたり、人に意見を聞いてみたりなどしました。

●おおまかな荻上過去の流れ

中三の荻上、周囲には同じような腐女子数名。

巻田くんというクラスの男子を受にした妄想で内輪だけで盛り上がったりする

巻田総受本を遊びで作ろうか、なんて流れの中、荻上が巻田くんに告られる

OKしつつも皆には秘密にする荻上

腐女子仲間の一人がそれに気付く

腐女子仲間たちが巻田くん受小説(かなりエロ)を書き、その挿絵を描かないかと荻上に作品を見せる

乗り気でなかった荻上だったが、彼女たちの作品にいつもより力が入っていて、思わずイラストを数枚描いてしまう

腐女子仲間にその原稿を渡す

巻田くんが学校に来なくなる

荻上、校長室に呼ばれる

そこには「小説が1ページもない、荻上のイラストだけをまとめた『巻田くん総受本』」と、泣く巻田くんのお母さんが!!

巻田くんは学校に来ないまま転校してしまう。荻上、全校から「ホモ上」と呼ばれるようになる


こんな感じでした。

まず、リアルの身近な人物で本を作るほど盛り上がれるか。

これはまあ、絶対にないとは言い切れないのですが。1976年生まれの私の中学生時代、当時まだ今ほど「全て(無機物とか動物とか関係ない他人とか)に攻め受けをあてはめて楽しむ」的な発想は広がっていなかったと記憶しています。少なくとも私が中学の頃、リアル人物でそんな萌えをするなんて発想はありえなかった。やおいとか妄想は現実世界と切り離されたもので、どっちかをどっちかに持ち込むことはできませんでした。それと、妄想仲間もあんなにいなかったな…同人とか知ってる、絵を描いたりする女友達は、一学年5クラスあった中で3人くらいでしたよ。

げんしけん作中での同人の流行などをみると、作品はだいたい連載時のリアル時間をなぞって進んでいると思われます。(ハレガン=ハガレン同人の盛り上がり具合など)荻上が2005年現在に大学生活を送っているとして、現在学生さんで、たぶん荻上と同世代の方に今回のげんしけんの感想をうかがってみました。

>あれすごい痛かったです…
>昔母に自分のかいた絵(BL、非BL)見られた経験があるのですが
>それだけでも相当な衝撃だったのに、モデル本人となると考えるだけで痛いです(汗)
>私は、多分周りにオタ話できる友達がいないからということもあるのですが
>あまり身近な人物での萌えはあまりないような気がします。
>たまにはあるのですが(同じクラスにすごい可愛い男の子がいるので)
>リアル人物だとなんか生々しくていたたまれなくなるので…(汗)
>もし私が荻上と同じ目に合ったら、ホモ好き女オタ嫌いとかじゃなく
>もはやオタやめますね…。自分のやったことに耐えられなくなります…(凹)
>(や、でも●●(現在の萌え対象)に出会ったらまたやりてぇーってなると思いますが)
>しかしあの話重いですね…!何故か自分のことみたいに思えて…!(汗)
>HPとかやってていつ身内に見られるかわかんないのでひやひやしてます。
>万が一家族にみつかってしまったら、本気で●●(サイト名)閉鎖します…

周囲ではもっとも素直な感想でした。世代の差もやっぱりあるのだろうか…とちょっと思ったり。

サイトの方で「げんしけんどうでしたか?」と尋ねていただいたコメントの中には「あんな出来事あったらオタやめる」「私なら耐えられない」という声はかなり多かったです。

>私なら不登校になる。

>私は転校しちゃう。あと人間不信になっちゃう。
>それにああいう事があったんなら「斑目受け」とかノートの端にも書けないし、描いたのを衝突が多い大野さんに見られたとしたら…いろいろ記憶が甦りすぎて死にそうになると思うな。好きな人の誤解を解きたいからって春日部さんに進んで見せたりもしない!絶対無理!!
>それと、こういう事件があったならオギーが中学の同級生にコミケで本を渡していた事が全くもってありえないよ!!!絶対見つかりたくないし、渡さないって!!!
>またばらまかれるかも知れないじゃん!何やってんのよー!!!

>私がオギーなら先ず自分の絵を受け本人に見せたあの”友達と思っていた存在”を許しません。サラッと復讐しますよ?いや、まじで!

>あの女の子が、受け君を好きで、受け君がオギーを好きで両思いになっているのが嫌で別れさせようとしていたとしても………私ならそんなやり方で別れさせないです。
>だって犯人丸わかりですからね。…わざわざ悪玉を名乗りませんよ。普通そうだろうよ?
>全てが稚拙な計画すぎる。イマドキの中学生はそうバカじゃないでしょう。

>オギーが実は凄い嫌われ者で、全生徒から鼻つまみものだったと考えると、ギリギリああいう落とし穴にはめられる事もあるとは思うけど、そうするなら、そこまで嫌われている描写をかかなけりゃ一つの話としてなりたたないものねぇ?


>私も荻上の過去は違和感感じました。あんな出来事あったのなら、ホモ読む度に罪悪感感じるのでは。特に思春期の出来事だし、そのままオタクで居続けるのってあるのかなぁと首をかしげてしまいました。


>萩上話は読んでいてひどい話だと思いましたが、話を聞いた咲たちの反応が薄いことに違和感がありました。「心にひっかかってる」って、そんなモンじゃないだろ!!と。
>正直、あそこまでひどい話にしなくてもいいだろう、と思うくらいだったので。
>そんなわけで、「そんな引き摺らんでもよかろう」という話の雰囲気が納得行きませんでした。
>長々コメントしてしまいましたが肝心のリアル萌えはしたことないのでわかりません。
>ねじれる方向については、女オタ嫌いというより、もっと深刻に人間不信に陥るんじゃないかと思いますが、もしかしたらあまりに深い傷すぎて、それを想起させる対象物を嫌悪することでガードしているのかもと思います。直接思い出すのが痛いから。コミケで会った子ってあの嵌めた本人ですよね?一番憎むべき人物にああいう及び腰な態度だったのは、嵌められたってことを認めると自分が惨めになるからかなとか・・・


>げんしけんについて、わたしもすごい違和感を感じました。わたしが生もえしないかもしれないけど、かりにも付き合ってる人で、そんな生々しい(?)漫画描描けるもんなのかなあ・・・。友達の手前ってわけでもなさげだし(小説読んで創作意欲掻き立てられたっぽい描写があったし) そもそもわたしが中学んときはせいぜいチューまでが限界でうーん最近の中学生進んでるけど・・・でも荻上さんは少なくとも最近の中学生じゃないし。もしわたしがあの立場に追い込まれたら(絶対しないけど)いくら中3といえど即転校だろうしその後同人活動なんて絶対出来ない。すごいトラウマじゃないですか。それを、いつだったか荻上さんは大学ノートに強攻め笹原と班目描いてたけど、過去の傷うずかないんか?すごくおかしいなあって思ったわけです。

>げんしけん、中学時代わりと似たような環境でしたが、もしわたしが荻上さんだったら登校拒否したあげく人間不信になります。

(皆さんコメントありがとうございました!)
あの話、細部が省略されているためどの程度噂が広まったかわかりませんが、「突発本」は関係者以外の多くの生徒が見るような環境に置かれてしまったのか?(オギーを嵌めた女子たちが広まるようにした、などで)それとも、見たのは巻田くん本人と数名の関係者だけで、現物はさらされないまま噂だけが広まり「ホモ上」と呼ばれるようになったのか。
どっちにしろ針のむしろであることは変わりないけど、それによってもだいぶ巻田くんの痛み具合が変わってくるような気がします。

腐とかどうのとかを置いておいたら、この事件で大きな痛手を被るポイントは「好きな相手をモデルにしたポルノ的妄想を絵にしたものをネタの通じる内輪以外の人間、および本人に見られた」「友人だと思っていた相手に嵌められた」じゃないかと思うんです。

これに関しての意見


>あのいじめをいじめとして捉えない人はいると思う。ザルっていうより、天然ていうか。自分が陰湿な部分がないのでわからない、みたいな。
>だから実は荻上はかなりの天然かつ純情ないい子なんだ、てことなんじゃないかと。
>それが大野さんの「幸せにして欲しい」発言で…。
>作者はわざとやってるのかなとも思いました。


「作者はわざとやってるのかも」とは思ったんですが(その事件は自分の妄想を憎むべき筋合いのことじゃない→だからオギーはこわがらなくていいんだよ!みたいな展開に持って行くのかと)、そこまでは考えなかったのでなるほど!と思いました。そうすると、咲ちゃんや大野さんの反応についてもうなずける。それ考えると、荻上って本当に愛しい、かわいい奴だなあ!好きだ!!
現時点での荻上はもちろんもうわかっていると思うんですよ、自分がどんな悪意にさらされたか。でも、その時はわからなかったので、今もやはり苦しみの焦点は「巻田くんを傷つけた」なんですよね。
で、自分を嵌めた女子たちに関する憎しみっていうのは、まだ荻上の中では未処理なんじゃないですかね…巻田くんを傷つけただけでももの凄く大きいのに、そんなものまで背負い込んだらそれこそ頭がおかしくなっちゃう。だから復讐をしたりするという発想もないし、本人に会うとどう対応していいかわからない。



でもやはり疑問は残るわけで…
再引用しますが


>荻上さんは大学ノートに強攻め笹原と班目描いてたけど、過去の傷うずかないんか?すごくおかしいなあって思ったわけです。

>ああいう事があったんなら「斑目受け」とかノートの端にも書けないし、描いたのを衝突が多い大野さんに見られたとしたら…いろいろ記憶が甦りすぎて死にそうになると思うな。好きな人の誤解を解きたいからって春日部さんに進んで見せたりもしない!絶対無理!!


それは本当ーーーーに疑問!!無理だと思う!!それが出来てしまう荻上の神経はザイルで出来ているか、もはや攻め受け妄想の中にしか生きられない業の者なのか?こればっかりは「記憶が辛すぎて封印している」で誤魔化せるとは思えないんですが…そこんとこどうなんでしょうか?

男性で、同じように(同じようにっていうか…)「好きな相手(仮に女性とする)でポルノ妄想を絵にした者を本人や他人に見られた」というトラウマの持ち主はいないかなあ…
でも仮に、それで大きな痛手を受けても妄想をやめることは、やっぱり出来ないような気がするなあ…

オギーの妄想というのは、受け攻めのテンプレとかではない、もっと自分自身の根っこに関わるものなのかもしれない。だから、それだけのトラウマがあっても捨てられずに「笹原強攻め」とかが出て来ちゃう。


>ただ普通の人なら女の陰湿さやいじめに傷つくところだし、いじめ云々じゃなくても、オタなら「私は何て悪い奴なんだ、自分の妄想のせいで私が傷ついた」ってなるところじゃない。
>でも荻上は「自分の妄想のせいで、彼が傷ついた」と相手のことを考えている。
>全然腐女子っぽくない。
>私は荻上は本当は腐女子じゃなくて、作家なんじゃないかと思いました。
>腐女子なのでオタが嫌い、なわけじゃないんだよね。
>(初めは腐女子っていう設定だったのかもしれないけど)


げんしけんの荻上は、登場時「腐女子ならではのイタさのアイコン」を背負って出て来たキャラだと私は思っていたんです。
・最初別サークルに入って、女子と対立して脱退してげんしけんにひきとられた
・女子と言い合いになった時、部室の二階の窓から飛び降りて骨折した
(詳しくどういう言い合いがあったかなどは明らかにされていない)
・腐女子っぽい「服装に気を遣わなさ加減」(サイズ大きめのメンズの服を着ているなど)
・腐女子やオタに対して攻撃的(プライドの高さや「人と違う自分」を演出したいために、自分も十分腐でオタなのに腐叩きやオタ叩きをする人はよくいる

最後の腐叩きオタ叩きする腐女子・オタというのがかなり典型的だったので、よく見かけるそういう子なのかな?と思ったんですが、荻上の場合はあの事件があったからこその「自分叩き」だったんですね(まあそれも似たパターンを根っこに持ってる人たくさんいるのかもしれないけど…)。

腐女子のイタさなどを面白く描いていつつも、作者は、腐女子の妄想を創作にするというのをもうちょっと肯定的にとらえてて(そう表現しようとして)進めているのかな?と思いました。

という話を前述の「荻上は腐女子よりも作家じゃないか」発言の友人としてまして、彼女の意見。


>げんしけんはオタの生態を描写するだけじゃなくて、もっと根本的に、腐女子やオタを肯定しようとしているんじゃないでしょうか。
>荻上にとって、いじめよりもっとシリアスな悩みは「自分の描いたもので人を傷つけた」ことなんですよね。
>そっちの方が、いじめよりはるかに重要なんであって…。
>でもその悩みは、やおいに限らず、表現する人すべての問題じゃないですか。
>荻上は実際傷つけちゃったけど、書くことを絶対やめられない。萌えも衰えないし、書き続けている。
>荻上は根っから腐女子だけど、それはある意味時代の流れみたいなもので、やおいが必要なんじゃなく、根本的には表現することが必要なんですよね。
>だから、作家なのだと感じたのだと思います。
>でも、表現したいのは作家だけじゃなく、腐女子もオタも何かしら表現したい。
>でもそのレベルが多分、作家よりは低いと言ったらいいのか…。
>表現したい欲求を持っていることと、同人という武器を得てそれが安易にできるようになったこと、それから荻上の根本的な悩み。
>漠然としか言えないけど、作者はそういう全体を捉えて、同人界を広く肯定しようという方向に行きたいんじゃないかなあ。
>だから、編集者になった笹やんと作家である荻上をカップリングしたいんだ、と。

>これはうがった見方ですけど、荻上の友人たちのやり方が、あまりにも陰湿ですごい破壊力を持っているのも、作者は敢えてやってるのかな?と思った。
>そちらが強烈であればあるほど、荻上がそのことよりも「自分を表現したら他人を傷つけた」ことを優先している、その優先度が高まるじゃないですか。
>本当に、心からそれが大事なんだ、ということになる。
>そこまで描くには、舌足らずではあると思うけど…。



ああ…なるほど。
もしそうだとするなら、割と違和感を感じている人も多いであろう、笹原と荻上をくっつける展開にもうなずけます。
巻田くんにはかりしれないダメージを与えてしまったことに関しては、今後フォローがあるのではないかと期待。
というわけで、来月号待ち。



あともいっこだけ謎!

>私がもっと違和感があったのは、あの周りの女の子たちが、荻上が思わず絵を描くくらいにいつもと違うすごい話を書いてたってくだりです。
>つまり、あの子たちは荻上を陥れようと思ったら同人的にすげー話が書けたってこと…?
>そんなこと信じらんない(笑)萌えもないのに!(笑)
>人を触発させようとしたら思い切ってエロな妄想が書けたってことなのかなあ??


確かにこのエピソードは私もちょっと不思議に思いました。
荻上の方が巻田くんに対する感情の振り幅が大きくなっていて、今までと違わないのに勝手に受信しちゃった、とも考えられるけど…たぶんそうじゃないんだろうなあ…
話を見ると、一応荻上が巻田くんといい感じになる前から、みんなはそれなりに巻田くん受にもえてはいたんだと思うんですよね。さわやかでカワイイし、中学生男子特有の下品さもあまりない彼はオタ女子にはとっつきやすく、好かれていたんじゃないかと思います。
荻上以外のメンバーが巻田くん総受小説を書いたのは、やっぱりあのボブの首謀者の子が巻田くんと荻上の関係に気付いたからだと思うんですが…
巻田とできてる荻上にこんな話の挿絵を描かせてやる、ってんで盛り上がっちゃった(いつもよりエロくなった)のかなあ…(ちょっとありそうかも、と思ってしまうのが悲しいけれど)。
しかし考えてみれば、彼女たちはそういう外部からのバースト装置がないと、人の心を動かすようなものは書けないんですよね。それこそ、攻め受けのテンプレとか、もえとか、そういったもの。
それがなくても書ける、書きたい、表現したい、って人に荻上はなろうとしているのかもしれない。


とりあえず、続きを待ちたいと思います。

追伸:いろいろ理由付けしてみたけど、でもやっぱり、笹原強攻めとか描けちゃうオギーがああいうトラウマもってるとは考えにくいので、このエピソードは後付けっつか割と最近考えられたんだろうな〜とは思う…
あとオギーはメガネ受属性なんですね!斑目受だし!!みつぐれだし!ハレガンではもしかしてロイヒューだったのでしょうか。メ・ガ・ネ!メ・ガ・ネ!





2005年11月28日(月) Eくんのこと

先日のげんしけん感想まとめ中です。
ここ見てコメントくださった方、コメント引用させてもらってもよろしいでしょうか?(もちろん匿名です)
だめならご連絡ください。しばらくしたらあげますけど、その後もイヤだとお思いでしたらすぐ下げますので…



ペンタブ来たー!!!
ありえないほどにサクサク描けやがるんですが…
(もちろん直描き慣れしてないから、人様から見たらガタ絵かと思いますが)
やっぱり壊れてたのですか、アートパッドファン…
ホトショでの色塗りとかも試してみようかなあ。スルスル描けると気持ちいいよね。

両親が出先で昔の知り合いに遭遇。
そこの息子さんのEくんはうちの弟と同じ年で、保育園も一緒。小学校の時に転校していってしまったが、馴染みは深かった。
マネ和ネタでちょっと書いた「幼稚園で他の組の子に好かれまくって、膝に乗られたりついてまわられたりする」というのはうちの弟の実話で、弟は人畜無害かつ温厚な風体から当時周囲の子どもたちにラブられまくり、Eくんもその一人で、弟によくなついていた(私はEくんの方が年下だと思っていたが、今日同じ年だったと知った)。
Eくんはドングリまなこにふにゃっとした笑顔のかわいい、なかなか顔立ちの整った、愛らしいお子さんでした。

私が高校のとき、交差点で信号待ちをしていて偶然Eくんに出会ったことがある。彼は当時中学生だったはずだが、まったくかわらない愛らしい笑顔でほにゃりと笑いかけてくれた。はりぽた実写俳優のダニエルくん(賢者の石時代)みたいな感じの子。あれをもっとあどけなくさせたような。背もあまり高くなく、色白くて、サラサラの前髪を下ろしてて、今思えば、キャラ的には青波って感じだった。

久しぶりに「息子さんどうしてるの?」なんて話になるわなそりゃ。そこで聞いたEくんの高校時代。

「××高校のエースピッチャーで、甲子園行ったんですってよ!!」

マジですかーーーーーーー!!!!!
み、見えねえええ!!!超意外!!!

あんまり驚いたのでさっき弟に電話してしまった。弟も驚いてたな…
私達が知っているのは幼い頃の彼だとはいえ、全然そういうキャラに見えなかったんだもん。
「動物が大好きで、獣医さんになりましたよ☆」とかいわれたら超納得するような、そんな愛らしい少年だったんだけど…
うーん、見てみたかった。あのにこにこした子がマウンドに立つ姿を。どんな投手だったんだろう。
かなり前の話だけど、雑誌とか探してみようかな…


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ユタ