論外トーク

2004年11月25日(木) 小休止

疲れて気が抜けたのと生理と、あと今月号のアフタで思い切り肩透かしをくらったのとで
ぼーとしてます。
明日はゆっくりしよう…

あ、アフタ感想はそのうち。今日は疲れたのと、桐青が(以下略)
内容に文句があるわけじゃありません、面白かったですでも桐(略)

周囲のハウルを観た人たちの間では、ハウル(本人)人気が高まっております。
いいよなー。ハウル。
しかし皆、中の人がアレだもんで微妙に忸怩たる気分のようですが。いや、中の人も頑張ってますから!鼻もすすってませんし!
原作、明日本屋にあったら一冊買ってみようかと。
原作と映画はやっぱりまるで違う雰囲気みたいなんですが、
ウェブ拍手で「原作のハウルはダメ場面更に多いです」と言われちゃー読むしかねーべ。

そういえばちょっと前にウェブ拍手で
<ゆたさんは、読みたいものを書いてますか、書きたいものを書いてますか
というご質問をいただいたのですが
基本的に書きたくないものは絶対書かないです。
読みたいもの…うーんそうだなあ。読みたいものを書く、というとちょっとニュアンスが違うんですが、
わたしは自分の読みたいものを書こうと思って書けるほど、書き手としてのレベルが高くないので
書きたいもの、書けるもの、書かなきゃならないと切実に思うものを書く、というのが近いなあ。
もともと語彙も少ないし頭もよくないので、人様に理解してもらえるようなものを書くには
すごく頑張って、努力しないとダメなんです。そうやってやっと書いているので。

もちろん、自分の思うところと近いものを書こうとして書くわけだから
読みたいものを書いているといってもまるきりはずれではないけれど。

今回の話、野球の話がメインだし分量多いし、
読者が読んでつまらなかったらどうしようとか、ついてきてもらえなかったら
どうしようという危惧が非常にあったんですけど、
今のところ、御感想をいただている限りではなんとか飽きずに読んでいただけているようで
安心しました。



2004年11月24日(水) 更新

やっとノーネーム更新しましたよ…
実は中身自体は昨日出来てたんですが、新しいソフトに四苦八苦してまして。
サポートにも電話したさ…
アップロードしてからも慌てて直した部分たくさん。
おかしいとこ、つながってないとこあったらこっそり教えてください。
中身も…かなり切り貼りしたので、前後その他おかしいとこあるかもですが
まあちょぼちょぼ直しますです。

実に五ヶ月振りの更新ですが、字数だけなら三話分くらいあるので許してください。
本当は今回出て来た二人と、あと名前が出て来たもう一人を一話に前半後半で出す予定だったのに
とてつもなく無理でした。
出てくるはずだったもう一人の出番は、またしばらく延期かもしれません。

あーこれで漫画返しに行けるよ!
(ずっと借りっぱなしでごめんなさい)
なぜか「ノーネーム続き書けたらやっていい」という縛りのものがいくつかあったので
だいぶ気分的に楽になりました…ふー



2004年11月20日(土) ハウルの動く城

ハウルの動く城、観てきましたー。
下の方に超ネタバレ感想あるので、未見の方はここまでで。
「千と千尋」の時も初日一回目に観に行ったのですが
その時は確か十五分前くらいに着いたらかなり長い列が出来てたので
今日もちょっと早めに行くべ、と思いつつ
だらりとしていたため五分前ほどに到着。列がナイ。
(いや、あったのだろうがもう入ってしまってたんでしょう)
端の席だったけど余裕で座れました。
子どもの隣は…横の友達とかとひそひそうるさいかもだから避けて
おっさんの隣は…奥さんに知ったかぶった解説とか加えそうだから避けて
メガネかけたおとなしそうな若い女性の隣にしました。
と、席を吟味するくらいの余裕はあった。
「千と千尋」の時は夏休みだった(っけ?)し、前宣伝すごかったからなあ。





そして、ネタバレ感想。
思ったよりすんごいおとぎ話な話なのね…
なんだかどこだかで「戦時下の恋」みたいなアオリをされてたと
記憶しているんですが、んだからもっとシリアスかと思ってたの。
戦争場面は出るけど、実際に人が死んだりする場面は皆無。
空襲で街は燃えるけど、逃げまどう人々なんかもあまり描かれてない。
「スチームボーイ」も舞台は英国だったから、似たとこあると思うんだけど
あっちは結構人が(あんまり残酷には描いてないにしろ)バンバン死んでたのに。
ラストでの戦争を終わらせるっちゅー話も「え!?それで終わるの!?」みたいな
あまりの拍子抜け展開。
ただ、これをおとぎ話だと思ってみれば、まあそれはアリだよなあ。でもなあ…
かなり唐突に終結してしまうので、スタッフロールで「これで終わりなのか…」と
ポケーっとして流れる名前を眺めてたんだけど、
そのあまりに単純な解決の仕方も、国家間の戦争の愚かさを皮肉ったものだとすれば
まあ納得か…と思わなくもないかも…などと考えながら「おわり」という字を見ました。

それにしてもやっぱり、あの隣の国の王子はよー。
もっと使えたんじゃねえの!?と女子としては思うわけですよ!
もう少し早い段階から元に戻しておいて、ソフィーに正体を明かし愛を告げ、
でもそれを振り切ってハウルの元に行く!その方が盛り上がるだろ!
「隣の国の王子です!」って!!説明的すぎる台詞だろ!普通国名とか言うだろ!(笑)
ソフィーをそんなに迅速にあきらめんなよ!もっと粘れよ!
「心は変わるもの」確かにその通りだからこそ、今のうちに印象づけるために
アプローチしとくんだよ!貴金属をあげるのも良し!(捨てれないし身につけると思い出すし)

全体的に面白くなくはなかったですけど、今までのジブリ作品に比べていまいちなのは
・ビジュアル的なサプライズ場面がほとんどなかった
(美術はきれいだったけど、いつものって感じ。城はちょっと絵的に浮いてた)
・ラストが突然全てがおさまりすぎ
(前半の流れとかは結構好きだっただけに…)

ソフィーは顔が好みです。あのしっかりとした眉がすごくいい!
婆さん時も娘時もよかった。婆さん時はすごくいい感じに描けてたと思う。
階段のとことか。
「私なんて美しかったことなんて一度もないわよ!」と叫んで
泣く場面は心にしみました。
ハウル、木村声は案外気になりませんでした。むしろ良かったんじゃねーの?
ただ、「えっ!」と驚く声やテンションが上がった時などは木村色が濃くなったりして
それはちょっと、いやほんのちょっとですけど気になりましたが
おおむねよかったんじゃないかと思いますよ。ほんとほんと。
できれば、木村声だということを忘れてピュアな耳(笑)で聞くのが良いかと。
顔思い出したりとかしちゃダメです。
ハウルのキャラクター自体も好きです。髪の色変わっちゃって騒ぐとことか好きだ。
あとマルクルもかわいかったですよ!あの声がいい!

でも、うーん。「千と千尋」は見終わった後
なんかこう作品世界に支配されるような感覚があったんですが
ハウルではそれはあまりなく…
すっごく出来のいいハートウォーミングなハリウッド映画を観たような感覚が
ないでもない。かな。

しかし、原作が読みたくなりましたよ!買ってみようかなあ。



 < 過去  目次  未来 >


ユタ