五月病

たまたま見たページで、
素敵な写真を撮る人だなあと思っていたら、
その方はもうこの世にはいなかった。
同い年だった。
こんなに素敵に世界を見ている人が、どうしてなんだろう。

この世にいない人を思うたびに、その人の見ていた世界を思う。
どう映るのだろうか。
今の自分のように見えているのだろうか。
そもそも自分が何に執着しているのかわからない。
何を追いかけているのだろう。

会話の中に絶望が沈殿していく。
自分がどんな言葉が欲しいのかわからない。
そんな言葉をもらえる価値があるのかわからない。

五月病なのか?これ。
2006年05月17日(水)

医療の地域格差

たまに健康状態が心配だと、ネットを使用して症状をみたりするんだけど、なかなか目的のものにたどり着かない。
今回は痛くない内視鏡検査をさがしていたのだが、なぜかママさんブログがヒットしまくり、しかも大した事もない内容なので、非常に腹が立ったりする。
自分が妊婦とかだったら、この情報量は助かるのかもしれないけど、もしも検索する時に「妊婦ブログを除外」とかいうチェック欄があったら迷わずチェックしてしまいそう。しかし子育て中のは母親達はなかなか出かけられないし、ストレス発散にもなっているんだろうなー。
にしても検索には邪魔なものが多く、それの大半がブログのような気がする(たまにすごく役に立つ情報のブログもありますが)。
もちろん自分のこの日記もその一つに違いない。

なんか、良い医療サイトとかあったらいいのに。
医療は地域によって技術を取り入れていないところと最先端技術のところの差が激しいそうだ。地方の総合病院のがん検診の技術は今だに20年前のものだったりすることもある。
個人の医院の場合は医師のモチベーションによる差もあるらしい。
毎日忙しく診察をして、そして最新の技術を学ぶと言うのはひとりの医師にはなかなか難しい現状もあるみたい。
それでもこちらは素人なので、その検診が最先端かどうかというのは調べようもない。医学書を読んでもよくわからない。
内視鏡一つをとっても、無痛で内視鏡診断を出来るものもあり、いまだ苦しい思いをして飲み込まなくてはならないものもあり、鼻から入れるとらくだとかがある。
技術が進歩しても医療技術の公平性を確保しない事には治る病気も治らないで亡くなってしまう人も減らない。

以前見たテレビ番組では、ガンが手遅れだと医師が匙を投げた病状の父を放っておけなくて、娘さんがあらゆる情報を集めて父の治療法を探ったというエピソードをやっていた(いい治療法を見つけてその方は回復していると言う)。
病気を治すにはこちら側の努力も必要なのである。
それならばネットなどで、一括してこの医院はこんな治療をしているなど、この病気に関する最新の治療法はこれだ、とかをわかりやすく説明している場所があればいいなあと思う。
厚生労働省あたりかな。やってほしいよ。
2006年05月15日(月)

日々ノオト / kica

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