黒武日記
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 あやうく萌え死ぬところだ
2006年04月17日(月)

 こんにちわわ。勉強もそっちのけでの逃避を重ねる日々・・・・。
昨日は図書館にてグリム兄弟の伝記?をむさぼり読みました。なんか、まあ六ナノがなくて、1冊新潮新書あたりのを読んだんですが・・・。
始まって30ページで萌え死にそうになりました。
オレの萌えを聞け!
いや、知れば知るほど偉大さがわかるんだろうなあ〜という底なし沼級の学者だということや、人格者であること、専制政治下でもゲッティンゲン七教授追放事件やら議会政治への移り変わりに尽力議員やら、ナポレオン時代のフランスに外交官?として行ってたりとか〜もお、どこついてもドラマが生まれていないはずがない多忙な人生ぶりに何がなにやらわかりません。粗末な私の頭では・・・。いや、こんな立派な人たちが収集編纂したグリム兄弟が世界的ベストセラーにならないわけない。一流の人間が童話というものを大切に扱ったという一流ぶりにステキすぎて興奮がおさまりませんよ。
曽祖父の代から超律儀な家系に生まれ弁護士で法務官?の父が死んで、15くらいで貧乏のどん底状態に!という劇的振りが、もお童話だろ。国の対外情勢も超不安なナポレオン時代のドイツですよ?お母さんも成人しきらないときに亡くなっててさ〜。あげく、彼らの下に弟3人妹一人!「僕ら5人(このとき長男はふくまれてないのかと)で3人前しか食べません」と学資をだしてくれた叔母に書いてて、泣けます。
兄グリムがステキすぎる。顔も体も小さく引き締まっていて、生涯やせてて、エレガントな姿。なのに、丈夫できびきびしていて



あ、ごめ。ちょっときるわ。




 俺の頭はどうかしちまったんだ・・・
2006年04月11日(火)

 ハイ。昨晩、明日のジョーを読みかけえしてて、鼻血とと涙が止まらないような衝動にかられました。
ほんとにスゲエです。これは。自分の好みの話とかシュチュエーションとかありますよねえ?良く考えてみると、この辺が激似?とかさ。
そおいった激似作品のいくつか在る選択肢をかなりの急カーブと驀進で推し進めた話なんだよなあ〜と思いました。
力石死亡後・・・。
「一時は殺してやりたいと憎んだこともあったほどなのに・・・いざ、死なれてみると、こんなに慕わしく思えてくるなんて・・・」とかいいながら、夜の公園で突っ伏して泣くジョーに胸が締め付けられますよ。何?コレは恋?とか言っちゃいけないのだが、でも「慕わしい」ってジョーがいってんじゃんよ!(逆キレ?)「オレの頭はどうかしちまったんだ」とか言って「慕わしく」思える力石の事でのたうちまわるジョーに涙が・・・。
いや、正直・・・読んでるときは超真剣ですよ。拙者。
真剣に「あ、今ジョーは葉子に遠慮したんだわ・・・・!力石は自分のものじゃないって・・・(涙)くッ!葉子もさりげなく、自分のせいで力石は死んだとか言って!!これはむしろ自分を責めてるっていうより、ジョーのせいで死んだって認めたら・・・自分は・・・力石を自分のもとにつなぎとめて置けないような気がするんだわ・・・・でも、力石はお嬢さんを愛していたよー!!!!(号泣)うわ〜!!!でも、力石は・・・?力石はジョーをどう思ってたんだろう・・・。ソレがわからない!わからないよ!!!ジョーは力石だけ特別だけどね!!」とか思ってるだけです。(あ、自分がかわいそうなヤツだって思った。)


はい!なんと、シチリアマフィアのボスが捕まったってさ!!
あの「ゴッド・ファーザー」のモデルとも言われる「顔のないボス」が!!
なんと、写真がスゴイ昔のしかなくて顔もわからない男だったんだって!
73歳だってさ、今年。あのコルレオーネファミリーの出身のコルレオーネ村付近でつかまったとか・・・。うわ〜・・・。ゴッド・ファーザーのテーマが頭の中をこだまするよ。また見たくなってきた。




 昔のアニメの神話ブームに興味深々
2006年04月03日(月)

は〜い、こんにちわわ。あいかわらず勉強もせず遊びほうけて・・・やばさに冷やせが・・・。黒武にエ〜ル!を!!

 「セイント・星矢」はまだ読んでません。
 なのに、我々が小学1年生であったころに再放送・・・という状況だったアニメ「天空戦記シュラト」のノベルスが読みたくて仕方がありません。星矢はギリシャ神話ですが、シュラトは異世界もの(星矢もほとんど異世界もののようなものだが・・・)でインド神話?の世界に飛ばされて、ラクシュミー?とインドラの二神の戦いに巻き込まれるという話がったような・・・。
日本の高校生二人が敵味方に引き裂かれ、最期は相打ちをして一つの神にさせられるというようなラストだったようなないような・・・。今思い出すとスゴイ悲恋モノ(といいつつ、ナチュラルにホモだよ・・・HU・JO・SI!だからね)でさ〜・・・。ラクシュミー側にシュラトはついて、5人くらいの仲間とともにインドラ側と争うんですが、異世界モノだけに初めは何が何だかな内容だったような。真相が知れるにつれ、友人が敵側の中ボスにマインドコントロールだか本来の?姿だかで現れるという・・・。極普通?(といいつつ、それなりに普通じゃない因縁があったというふうになってたが)の高校生が神に祭り上げられ、世界を救えとか言われて、超能力者みたいになっちゃって、見たこともない神話の世界で、神殺しを強要されると言う・・・。うわ・・・凄く鬱じゃありませんか?中学生のとき古本屋でノベルスを見かけて「あかほりさ○る」氏が脚本だと知り・・・あと、のちのちの彼の作風との違いと年代的に、おもいっきりシリアス路線だったし作画もシリアスだったりと氏の出世作に間違いないと踏んでます。ギャグ路線の部分よりちょっと神話やオカルトの要素を含ませたあたりが「あかほり」作品の好きな部分だったので・・・「シュラト」を書かれたのかと思うと尊敬だなあ・・・と・・・。いや、ちょっとエッチでギャグvとかいうあかほりさんの部分も魅力なんでしょうが、氏もエロいだけのものが書きたければ別のところでやれ!と後書きでキレておられたものを見かけた記憶もあり・・・シリアスも彼のうりだよなあ〜と再認識。すいません。文章になんてなってません。ゴメ!とにかく見たい。スゴイうろ覚えなんだよ〜、アニメなんてものすごいボンヤリ〜だよ。なにせ、1〜2年生だもんよ。でも、歌を少し覚えてる・・・「生まれた日から 人は旅して 遥かな星を幾つ数える〜」とかいう・・・。いやな1年生だな・・・可愛げがないぞ?いや、意味はわかってなかったと思うんだけどさ〜。
 
 キャプテンなんとか。とかね某サッカー漫画全盛の時ですよ。あと、ベルバラの再放送?もしてたよな。キャプテン翼とか星矢は見てなかったけど、ベルバラとシュラトには釘ずけだった。あと「暴れん坊将軍」にも。子供心にも白馬を砂浜で走らせる上様はカッコ良かった。「ドラゴンボール」はナメック星にいったまま何時までたっても地球にかえれないゴクウたちの記憶をたどると、なんと引越しを経験して年をまたがってなお続いてたような・・・。「ミンキーモモ」フェアリナーサ版とマリンナーサ版両方の記憶がある。一代目モモが交通事故で死んだとき普通の魔女っこアニメじゃないと思ったもんだよ。「ペルシャ」はさ〜主人公よりもフェアリーランドの悲劇の背景とかペルシャの従兄弟の双子の妙に危うい扱いに魅力があったなあ〜。スゴイ鮮明に覚えてるエピソードでは賭けに負けた双子の片方が女装して町を歩かされて(とってもぎこちなくてキレイって描かれ方じゃないのだが、むしろキモいくらいだったなあ〜)男に惚れられ追いかけられるというのがあったのだが・・・それというのもペルシャの魔法が誰かにばれたら双子が女の子になっちゃうという・・・そいう設定でして、女装双子を見てペルシャがショックを受けるという筋ながら・・・。妙にどきどきワクワクしてたガキの頃の私・・・。あのころから「どうかしてた」としか思えない。「シュラト」の衣装がどう見ても「ミニスカ」で「パンチラを期待してた」とか「どうかしてた」としか思えない。ついぞパンチラ目撃の記憶はないのだが、あの服の下は「ふんどしか?」と今インド神話の挿絵という挿絵を脳みそから搾り出して検索をかけてまで妄想でいっぱいになっている自分も「どうかしてる」としか思えない。あはは・・・所詮三つ子の魂百までだ。

 夜中にこれを書いてる自分が一番「どうかしてる」




 山みちゃったのか・・・・。
2006年04月02日(日)

 銀蔵がカウボーイがどうのこうのな「ブロークバックマウンテン」見たらしいですね。何か、とてもやりきれないとレビューで見てたんで・・・。銀蔵ががっかりされるのも当然かと思います。
拙者見てないんですけど、腐女子の方々のレビューを見るに・・・リアルっていえばリアルでやるせなさばかりが募りそうで・・・見る気が・・・ちょっと・・・。原作はもっとやるせないってよ!!!!うわ〜・・・。
それなりに、当然のようにロクデナシだよな・・・結果とかだけ見てくとさ・・・。ただ、どの人も後を引いてたのは気になる共通点。劇場で号泣の人もいれば思い出してるうちにジワジワきて滂沱のごとく涙が出てきたとか・・・ドキュメンタリー並みに盛り上がりに欠けるぶん、底にたまるような感じなんだろうか・・・と・・・想像。見るのに勇気がいるなあ・・・。

 「ダ・ビンチ・コード」の文庫版でやっと読みましたよ〜。今更ですが!
ただ、創刊当時のダ・ビンチブームで得たトリビアがあったので読みやすかったので・・・出遅れてても、それもよしでした。
なんつーか・・・ちょっと、思ったほどびっくりしたりしなかったなあ。
信仰なんてもってませんからね〜。
あと、後になるほど見え見えの展開に・・・これでいいのか?と・・・。
映画化だそうですが、映画のほうがいいかもな。
速い展開の方が、ワクワクできると思う。
本だと読むスピードが思考より劣ってしまって・・・先が見えてくるよ?
映像の方がドラマチックに感じられるんじゃないかな。
なにより目で楽しむものが良く出てくるくらいだし。
そのほうが正解な気が・・・。


「ブラザーズ・グリム」
映画のさ〜・・・。今更気がついたんですが、「鋼の錬金術師」に当初期待してたような、ファンタジックでハートフルでちょっと怖い珍道中をでこぼこ兄弟でやっちゃうという・・・それであるような気がします。毎週見たいような感じだもんよあれ・・・。予算削ってテレビでワンシーズン作ってくれたほうがありがたいくらいいっぱい見たいおもしろさ。鋼」じゃねえ?と思い出したらとまりませんよ・・・。いや、こうだったらよかったのに・・・な「鋼」。兄弟間で肉親に関するトラウマがあるあたりとかも、「鋼」。互いに負い目を持ちながらも、互いは兄弟という絆を選んだ。とか。映画「グリム」では、子供のころ父が死んで貧しくなって、女手一つで兄弟妹三人を母は育てるが、薪も無いので家具や裕福だったころのオモチャを暖炉にぶち込む日々。そんな中小さな妹が病気になってしまう。お医者にかかるための金を工面するため、唯一の財産ともいえる牛を売りに弟が行くのですが、道中で詐欺にあって・・・「願いが叶う魔法の豆」だとかいうのと牛を交換して帰ってきちゃうんですな。メルヘン馬鹿な弟にぶちきれた兄は「豆頭!!」と叫びながら弟をたこ殴り。妹は「寒い寒い」といいながら亡くなり、母親も後を追うようになくなりました・・・。というね。
助けられなかった妹であるところの少女たちの救出だとかいう流れもさ、妹を助けるために雄雄しく闘う女性狩人とか、拷問者の家系とかちょっとキレたズラのイタリア人とか、迷信の類焼き払うべくドイツの森に火をつけちゃうフランス軍人とかさ、面白すぎじゃないのか?
そうそう、初期「鋼」と重なるといえば、詐欺罪を免れるためにフランス軍から田舎村へ事件解決に派遣(寧ろ連行)されるグリム兄弟なんて超ベタベタじやねえ?最高だ〜。
神秘と魔術が存在する森のドイツとナポレオン・フランス軍・・・。グリム童話が収集されたいきさつにはフランス占領下におかれたりと自身を喪失していたドイツ(といってもいまの形じゃないが〜)の民族としてのオリジナリティというか文化を明らかにすることで自信を確固たるものにしたいよなあ〜とかいう事があったらしいのよね。ドイツ語の最大?辞書をつくったのもグリム兄弟でねえ〜。そんな事も含めて考えると、フランス軍にひと泡吹かすグリム兄弟ってのは面白い。森が偉大ってのとは別にして、中世的な悪習や迷信と戦うあたりも(本編では魔女や狼男との戦い(狩人って迫害されてたって描写なんでしょうねえ。赤頭巾ちゃんってそういう話らしいし))法律家でもある兄弟の一面が生きてるんではないか〜と思うとヒーローに見えてきます。でも、映画は笑えます。そう、笑えるから素晴らしいんですよ。
「こうしてグリム兄弟は幸せになりました・・・・ちがうかも?」
第二段の予感ですか・・・?お願いしますよ!ホント。でも、今回で代表的な話をパクリ倒してしまったような・・・。
どうかね、時代がずれるが、アンデルセンをクロスさせたらどうかね。
外出には必ず「もしもの時のための!ロープ」を持ったデンマーク人はいかがかね。交流があったことは間違いないしさ〜。

「ブラザーズ・グリム」おススメだなあ〜。




 帰ってきたよ!
2006年03月27日(月)

 「ゴッドファーザー〜リターンズ〜」というハードカバー本が出てます。二月初版。原作者の後継者とか言われた別人が書いてるんですが・・・。立ち読みした感じでは激しく読みたい!!と思いました。どうやらパート1からパート2の空白の8年間を書いたものなんですよ。映画ベースみたいね。映画は完成度が高いらしいし、原作者も脚本参加してるし満足度高いらしいから、映画基準なのかな?いーから、映画見てみろって!!

 「サム・ホーソーンの事件簿」シリーズ。3番目の看護婦ミス・ベストはとってもチャキチャキでサム先生ともおにあいかなあ〜と思ってましたが、先生は獣医の美人と結婚するらしい・・・。まだ、その翻訳はできてないらしいけど。しかし、最近4巻の「革服の男」を読んで・・・思わず脳内配役をしでかし、指輪映画の王と執政の中の人が頭を駆け巡りました・・・。自分は頭がホントにかわいそうな人だと思いました・・・。「あなたを復讐の天使だと思ったんですよ。」とか、男に言い出した先生を見たときどうしちゃったんだろうか・・・と正直思いました。でも、その一言が私の脳天にいかずちを降らせましたよ。別に男でもいいんですが・・・。どうやら先生は真実を追究する余り冷たいなあ〜と思うようなことを言いますが、田舎の医者を真面目にやってるだけあって女性が信用して全く問題のない人で、婦人科まで広くカバーですから・・・同じ街の女性と結婚する気がおきないのも当然か・・・。「革服の男」の話はなんか妙に腐女子心がうずく代物だった・・・。だめだ・・・。全然そういう話じゃないのになあ〜。





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