感想兼日記
日記目次とログ|前|次
2006年10月27日(金) |
おおきく振りかぶって 2006 12月号感想 |
風邪はだいぶ治ってきた。 そして仕事が立て込んできた。 忙しいのは悪いことじゃないけど、過ぎると「一生遊んで暮らしたい!」って思う……。
「月刊アフタヌーン」2006 12月号 「おおきく振りかぶって」感想、以下ネタバレ
→崎玉戦6回表・崎玉の攻撃、から7回表、崎玉点入れられず、0対8で西浦のコールド勝ち達成、まで。
ラストの引きに呂佳さんが出て来て ‘このチーム崩すなら 捕手からだ!’ってさ……!! おおう、目つけられちゃったな阿部!
桐青戦で阿部が、桐青の穴は一年生の迅だ、というような事を考えていたので、呂佳さんの‘崩すなら捕手から’には、いや、阿部は崩れないよと反論しかけた。違う、呂佳さんは「穴」じゃなくて「要」と捉えてるわけだ。 美承大 (うっ また間違った、正しくは「美丞大」らしい) 狭山との5回戦は厳しくなりそう。その前に4回戦だけど。どこと対戦だったっけ……。 そうだ4回戦は浜ちゃん達がまた応援に来られるんだった。チアも! や、楽しみ〜。
花井キャプ 対 天才田島も未来志向の決着をみたし。 田島から見た花井、が端的に描かれてて不意を突かれた感じ。うーん、天才。田島もひぐち先生も。
萌えポインツは……どうしても阿部かな。 最後の打席に立つ大地をマスク越しに見上げて(いいねェ)ときた。 おっさんくさ! 高校入ったばっかの一年生ってことを忘れそうだ〜〜。そして試合後の三橋のストレッチをしながら、「(アイス)なくなんねーから 集中しろよ!」ってさ! 小学生の面倒みてる兄ちゃんのようだ、と思ったら阿部はもともと弟のいる長男だった。 そうだ、同い年でも長子と末子では行動が違うからか。長男の方がおっさんくさくなるよね。だからまずいプロテインをのむ時も、長男・花井は末っ子田島と一人っ子三橋の分は作ってやっても、長男・阿部の分は作らなかったんだきっと(今さら気付く)。 長子は物心つく頃には割かしなんでも do it yourself で育てられちゃうけど、一人っ子、末子は多少長めに親が手をかけられるんだろうな、と思う。
あれ、つかストレッチはシガポがするんじゃなかったの? 違うか、シガポがするのは故障がないかの確認か? そういや試合終了後、シガポとモモカンの姿が見えないや。ストレッチくらいは選手同士でいいんだっけ。 ……阿部は三橋をほっとけないよなー。
そしてわたしは面倒見のいい人、好きなんだよなーつくづく。←
まあ忙しくっても、おお振りを読むヒマがあればよしとしよう。20:33
2006年10月23日(月) |
風邪をひく と 名人戦第五局 |
風邪をひいた。
周囲で少し風邪ひきさんが増えたと思ったら、さっそく仲間入り。うかうかと。まんまと。……違うか。しかしなんだってこんなに簡単にひいてしまうのか。 先週19日木曜くしゃみ少々、翌金曜には咽頭痛ひどく、土曜から咳。どってことない一般的な風邪と思うのに、うっとうしいことはなはだしい。だるいし。下向くと鼻水たれるし。
情報遅いが、先週(水・木)名人戦第五局は、白番・張栩名人の中押し勝ち。よし。 左上の攻防に関して、立会いの小林覚九段、NHKBS解説の淡路九段お二人の解説を聴いたのに、それでもよく分からなかった。難し……。 要するに高尾挑戦者がカウンターを食らってしまって少し損をした、ってことだよね……? ……第六局も見られるわけでうれしい。
あっ ネット幽玄の間での第1回大和証券杯(ネット囲碁オープン)決勝、土曜だったんだ。寝込んでたよ……。
決勝三番勝負、第一局10/21(土)、 張 栩 名人 対 高尾紳路 本因坊 結果、高尾紳路本因坊の白番11目半勝ち、とのこと。 第二局は10/28(土)20時から。今週こそ見逃さない。
それにしても、このお二人の対局の集中すること。18:24
2006年10月16日(月) |
「週刊碁」新井氏のコラム新連載 |
先週の「週刊碁」から、新井素子氏のコラム「サルスベリがとまらない」新連載。級位者向け。 タイトルからして、級位者のココロを 的確に! とらえていらっしゃるよ……! 楽しみ! 先週号で書かれていた新井氏ご自身の囲碁歴が、かなりわたしと重なる。 ご友人が「ヒカルの碁」から囲碁に興味を持って、ゲームボーイアドバンスのゲームでハマり、すすめられて始めたのが3年ちょっと前、とのこと。 振り返ったら、わたしはルール覚えて4年と数ヶ月になっていたよ。 数年があっと言う間になってきたな……。 八重洲囲碁センターの初心者講座に何ヶ月か通ったり、日本棋院の通信講座を受けてみたりしたがなかなか続かなくて、今は近所の強い人に教わっている。 いつか初段、を目指しつつも、強くならなくても面白いからいいもんと自分に嘯いてみたり、やっぱり強くなった方がもっと面白いよね、と焦れてみたり、右往左往してるんだ〜。 根っからインドアなわたしにとっては一生 右往左往できる、いい趣味だと思うんだよ〜。
いやしかし改めて目指すぞ初段。
……すごい遠いけど。19:41
うお、またも半目か!
(以下、日本棋院公式サイト記事から引用) >>第31期名人戦挑戦手合七番勝負・第4局 >>静岡県熱海市「あたみ石亭」(10/11〜12) >>△張栩名人 対 高尾紳路挑戦者 >>結果、総手数364手の激闘の末、高尾挑戦者が白番半目勝ちで3勝目。名人位奪取まであと1勝とした。 (引用終わり)(強調は筆者)
今回こそはNHKBSの解説、録画して見る! と思ったら、国会中継だった……くっ。 夕方の放映は見た。中央白、生きたのか。それでもまだ放送中は黒よし、と解説の中野九段はおっしゃっていたのに。高尾挑戦者強い。 聞き手、万波佳奈女流棋聖。女流棋聖、やせた? NHK杯聞き手の頃と面変わりされた気がする。勝負師の顔か。でもやわらかい雰囲気は以前と同じで、安心した。
解説の中野九段が、何かの流れで羽根NHK杯のことを直樹くんと呼んでたのを母が聞きとがめて驚いていた。「高尾さんのことは‘先生’なのに、羽根さんは‘なおきくん’って」 「中野九段と羽根NHK杯は同じ名古屋(中部)で小さい頃から一緒に勉強してたんだよ」と、なにやら知った風に慌てて説明する。なんでわたしが焦るんだ、と我ながらちょっと可笑しくなった。
名人戦 第五局は10/18・19に静岡県伊東市「わかつき別邸」で、とのこと。 もうすぐだよ。10/13 0:57
2006年10月09日(月) |
アフタヌーン9月号「おおきく振りかぶって」感想 と父親 |
今日はすごい気持ちのいい秋晴れだったなあ。 夜半の月も煌々と明るい。
今月は父の命日があるためか、先日父の夢を久しぶりに見た。 碁、まだまだヘボながら、なんとか一局打てるようになってきたので、父に指導碁をお願いしてみようか、と思ってる夢。 実際父が生きていたら九子でも勝てないだろうが、夢の中でわたしは六子くらいで、とか虫のいいことを考えていた。
父繋がりで阿部のお父さんのこと。ついでにアフタヌーン9月号の「おおきく振りかぶって」感想。以下ネタバレ →崎玉戦2回裏、西浦の攻撃。バッターは阿部、ってとこから、3回裏西浦の攻撃、ワンナウト満塁の場面でバッターまた阿部。彼の‘待つ’作戦にハマってしまった崎玉バッテリーがまんまとフォアボール押し出し、で西浦に追加点が入り、たまらず崎玉キャプテンがタイムをとってチームを立て直すとこ、まで。 (恥ずかしながら、さっき9月号読み直してて‘崎玉’山へんってことに初めて気付いた。‘埼玉’土へんだとばかり思ってたよー。正しくは‘崎玉’で読みは‘さきたま’高校)
阿部のお父さん初登場の前に、応援席で三橋お母さんや花井お母さんと話す阿部お母さん証言、試合前日のタカとお父さんの会話。 「崎玉高校の5番の対策はあるのかってお父さん聞いたら タカが‘敬遠するんだ’って言っててね そいで2人でニヤ〜〜〜っと」
わたしにとってはすごい衝撃。高校生の年頃の息子が、父親とまともな会話交わすってある? スポーツ界ではよくあることなのかな。横峰父娘とか浜口父娘とか……。あ、でも娘か。息子はどうなんだろう。阿部家が特別なのかな。 お父さんもすごいよ、息子のことよく分かってるもん。 翌日試合がある、くらいは平均的な父親でも知ってそうだけど、相手が崎玉で、その5番が10割の強打者だってことも把握してる。 後に登場して、いかにもどこか野球チームの監督をしていそうな風貌だったから詳しいのも納得したが、‘そいで2人でニヤ〜〜〜っと’だよ?! 目線が息子と対等だ。いや正確には監督と選手くらいの差はあるだろうけど、息子に対して支持的な態度(つか気が合ってる)なのもわたしにとっては衝撃だったんだ。 うらやましい! 阿部父、ヘッドスライディングで一塁にすべり込むもアウトになっちゃった三橋に対しても「バッターナイスラン!!!」 厳しくして、なにくそと伸びる人もいるだろうけど、支持されるってうれしいよね。モモカンも前向きな指導だし、ほめて伸ばすの賛成だなー。ナニゴトもバランスが必要だとは思いつつ。 お父さんとタカが二人でニヤ〜〜〜っとしてるとこ見てみたいなー! でも見なくてもなんか目に浮かぶ〜〜〜。
もひとつ印象的な場面。 阿部の‘待つ’作戦で押し出しで点やっちゃった崎玉バッテリー、特にキャッチャーに対する阿部の独白。 ‘にしてもあの捕手はひでえ’ ‘お前がそこに座ってるイミ 半分もはたしてねーぞ!’ キャッチャー、あるいは野球経験の差が顕著に出てるんだろうなあと感じた。阿部は中学時代にたくさん泣いたもんね、としみじみしちゃった。 大地はこれからだよ! でも阿部には敵わない……かもね……←
10/10 1:05
第31期名人戦挑戦手合七番勝負・第三局、9/28〜29 兵庫県神戸市「御所坊」にて。張 栩 名人 対 △高尾紳路 挑戦者。
結果、208手までで白番・張名人の中押し勝ち、とのこと。
おお! 一勝返した! きのうの夕方のNHKBSは見られたが、今日は仕事終わらず、さっきネットで結果を見た。 棋譜も見てきた。一日目終了時は高尾挑戦者厚くてよさそうに見えたんだけれど、なんか左上攻められてるよ。途中どうなってたんだろう。 今局のBS解説、M・レドモンド九段は丁寧かつ整然と分かりやすく説明してくれるので楽しみにしてたのに、今日放映見逃してしまってかなしい……。 せめて深夜のダイジェストは見よう。 聞き手の今村アマ、べっぴんさんだった。今村九段の奥様とは! うらやましい〜〜。どっちも。
張栩名人も高尾本因坊も大好きなので、このお二方の対局はどちらを応援するかほんと悩む。でもお嬢さんも生まれたことだし! この七番勝負は名人持ちで応援してる。20:53
2006年09月26日(火) |
2006 11月号 「おおきく振りかぶって」感想 |
「月刊アフタヌーン」2006 11月号 「おおきく振りかぶって」感想、ネタバレ!
→埼玉戦続き。 先月号最後のコマに呂佳さん登場。それを受けて、今月あたまは呂佳さんがビデオ係とおぼしき父兄から「仲沢コーチ!」と呼びかけられる場面から。 呂佳さん仲沢っていうのか! とか 埼玉投手、イッチャンの背水の陣のふんばりとか 5回表の田島のファインプレイと「ナイピッチ!」はほんとかっこいい! とか それを内心指摘してる栄口くんの細やかさがまたすてきなんだよなーとか オレはなれてるぜ の泉くんに喝采を送りたくなったりとかとか。
そして花井くん受難の巻かな。 平たく言って優等生な花井くんだから、田島という大きな存在と比較される、あるいはポジションを争う、というような葛藤は、いづれ解決してしまうだろうと信じて全く疑ってなかった。 けれど、今月の三橋との会話の中で気付いていく過程にはなるほど、と考え込まされた。 花井の力量もさることながら、これはモモカンの思惑通りにコトが運んだってわけだよね。モモカンの人心掌握術恐るべし。
71頁、三橋に対して声を荒げる花井くんの様子に、モモカンは内心「ヒトコト声かけるか?」と考えている。しかし「イヤ ガマンガマン! 本人せっかく煮詰まってるんだから、水さすのはやめよう!」と静観。ガマンするのか! ここ。モモカンは初めから意図していたとはいえ、花井くんの心境を察知して、大げさに言えばそのコントロールに成功してる。 わたしだったら、声をかけようとしても何てかけたらいいか分からずに結局黙っている、という結果は同じでもものすごく消極的な道をたどってしまうだろう。うーモモカンすごいよ。尊敬。
そして5回終了後、グラ整(グラウンド整備?)に飛び出していく三橋を止めようとして間に合わない阿部の独白「アタマくンぞ…」が もーさいこーにかわいいんだ。 それを見て三橋を連れ戻しに行く苦労性・花井とのやりとりがまた もーーっ…………思わず(報われねーな阿部!)と肩をたたいてあげたくなるんだよね〜〜っっ←
今日は忙しくてキリキリしてたんだけど、連中を読み返してたら疲れが吹き飛んでしまったなー。20:04
|