感想兼日記
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2005年10月27日(木) ロッテ優勝

2005(H17) 10/28 (金) 19:40

 日本シリーズ、ロッテ vs. 阪神、は結果4連勝でロッテが制覇! 

 本拠地千葉での2連勝は有り得るとして、甲子園へ乗り込んでの3戦目に勝てたのには、実は驚いていた。
 中盤の大量得点でまたも快勝した時は、田島くんの「ほらねーーーー」が頭の中を駆け巡ったよー。天晴れ。

 優勝の決まった水曜晩は、深夜までTVスポーツ特番をはしごして見てて夜更かししてしまう。
 しかしあれだ、巨人や阪神と違って、やっぱり注目度やや落ちるような。
 31年ぶりの優勝という話題性はあっても、TVでの扱いにマイナー感がそこはかとなく感じられて、わたしのオタク心をちょっとそそる。
 翌日の優勝記念セールも、千葉県内だけなんだ。東京では無しなんだねー。
 千葉も東京もそんな変わらないじゃん、と思ってたが、そうでもなかったらしい。不見識ですみません……。

 ボビー・バレンタイン監督が、インタビューでおっしゃっていた "four games in a row" (綴り不安…;)の言い回しが好き。
 アンダースローの渡辺俊介投手が印象に残るなあ。
 どこかの特番で里崎捕手が、金本選手の分析と押さえ込み戦略について話してて、へぇ、ほぅ、と驚きつつ聞いた。内角攻めから入ったのはなぜか、とか。4月のキャンプからスコアラー(だっけか?)を阪神へ派遣してデータを集めてたってんだからすごいよ。


2005年10月24日(月) ロッテ2勝目

2005(H17) 10/25 (火) 0:10

 日曜の日本シリーズ、ロッテ vs 阪神の第2戦もロッテ快勝。いえい! 
 今江選手かっこいい〜、笑顔がかわいい〜〜。まだ22だって?! 若いお父さんだなあ! あっ パ・リーグ優勝の祝勝会でゴリって呼ばれてたの今江選手だったのか。(今マリーンズオフィシャルサイト見てきた)PL出身、じゃあ大阪は地元だー。よしよし。
 アンダースローの渡辺俊介投手もすてきだ〜〜。公式サイトのClose-Up のインタビュー記事もよかった〜。今後も注目! 


2005年10月23日(日) 日本シリーズ とNHK杯 と「ヤサシイワタシ」「家族のそれから」

 きのうの日本シリーズ第1戦はロッテ快勝。やった! 
 西岡内野手のプッシュバントに大喜びしちゃったよ。清水投手の力投にもね! 
 濃霧コールドには驚いた。そんなこともあるんだ。
 昔、九十九里方面でだったか、友人の車に乗ってて霧が出たことがあって、すごいこわかったなー。ものの数分で視界が全然きかなくなってさ。
 今夜は第2戦。がんばれ! 


 今日のNHK杯は2回戦第11局、張 栩 NHK杯 対 今村善彰 八段。解説、小県真樹九段。
 中盤まで、黒番 張栩名人の大優勢と見ていたら、左辺から中央の大石が取られてまさかの投了。ううわ、びっくり。弘法も筆の誤りってやつか? 
 タイトル戦のスケジュールが押してるからな……全部がんばるわけにいかないだろうし、NHK杯がいつ収録だったかはわからないが、名人戦に焦点を絞ってるのだろうと思った。
 あっ そうそう解説の小県九段、‘おがた’九段と耳で聞いてちょっとぎょっとした。緒方……っ!? ……違うって。失礼しました。

 対局の前の囲碁講座、10月からは講師、大森泰志八段、司会が稲葉禄子アマ六段。
 前期の大竹先生の講義は高段者向けで難しくてあまり見なかったのだが、今期は級位者対象で勉強になる。大森八段の講義、分かりやすくてすんなり頭に入る。それが身につくかは……わたしの問題だけど。
 稲葉さんの司会がまた安定していて、かゆいとこに手が届く感じで好きなんだー。
 辺でスベってこられた時に「ここに(ツケて)押さえたいんですが」、そうそう! わたしレベルだとソコが問題なのよ、ってとこを的確に示してくれる。いや台本なんだろうけど。そこでツケコされたら。……あっ やっぱだめなんだ。とTVの前に正座して見てた。
 講義の最後の詰碁も初めて正解した! うれしい〜。


 話変わって、アマゾンで頼んでいたひぐちアサ作品がきのう届いた。
 以下感想。長いかも。
「ヤサシイワタシ」1,2巻と「家族のそれから」(「ゆくところ」収載)
 これは。静かな内圧、怒りというかジレンマというか葛藤というか、青年期の苦しさが滲み出すような物語だった。なんとなく予想してたけど、予測を上回ったな。
 ひぐち氏のバックボーンがここなら、おお振りは一重のスポーツものじゃないはずだ、やっぱ。
 ミハシのお母さん、お父さんや、花井のお母さんの描写が、他のわたしの知ってるスポーツまんがと比べても群を抜いてると感じたのは、これだけの裏打ちがあったからだと、とても納得。
「ヤサシイワタシ」の主人公は、故障でテニスを断念した大学生だし。出だしが「挫折」だよ。でも挫折を描いてるわけじゃないと思う。
 そして読み始め当初、少年まんがのくくりに入れてもいいんじゃ? な、おお振りが青年誌掲載なのにも大いに納得。

「家族のそれから」に入っている「ゆくところ」は投稿作、とあとがきにあった。
 ……投稿作がこれか……! (アフタヌーン1998年8月号掲載とある)
 そりゃ青年誌なわけだ。そして編集部はこれを採用するんだ。ちょっと語弊があって恐縮だが、なんだか尊敬。アフタヌーン誌そのものに期待していいんだ、と思った。
「家族のそれから」は当初70頁予定が、編集長の指示で倍になった、とあった。短期連載(35頁ずつ4回かな)になったようだ。(アフタヌーン2000年2〜5月号掲載とある)
 昔、森脇真末味氏が約束の頁数をもらえなかった、という話を単行本後書きに書いているのを読んだことがある。少女漫画方面では(少年漫画でもかな)掲載頁を削られこそすれ、新人に近い作家に増頁、は聞いた事がなかったので、この点でも編集部の方針の違いに驚いた。
 ただ、「ヤサシイワタシ」止まりなら、青年誌には多いと思われる傾向の作品群の中に埋もれてしまったんじゃないだろうか。
 この作者が「おおきく振りかぶって」を描いているところに、またたいへんな力量と精神力を感じる。よくぞエンターテインメントを。

 前二作は、言いたいことはだいたいわかるけれど、登場人物みんなの言ってることはよくわからない。なんだか日本語になってないし、と思ったところで、三橋がしょっちゅう阿部に「何言ってるのか(言いたいのか)わかんなくてイライラする」、栄口くんに「会話になってねーぞー」と言われていたのを思い出した。
 ああー、もしかしてひぐち氏自身が、そう言われてたんじゃ。きっとそうだー。あははは。などと邪推しつつ。
 おお振りでは分からなさ加減もちゃんと翻訳してるんだ。さすが。
 やっぱりAB型なのかな。ヤサシイワタシのヤエのしょうもなさ加減や、妹の言葉の「お姉ちゃんはお父さんにほめてほしいだけなんだから」は太宰氏風だし、「家族のそれから」も含めて‘家族’のとらえ方はなんとなく寺山修二氏を連想させる。布団に丸まってる小泉には、森脇氏「おんなのこ物語」の安倍弘(うう漢字忘れた)を思い出すし。

 たのしみ。これからも「おおきく振りかぶって」とてもたのしみ。

19:06


2005年10月21日(金) 日本シリーズ とおお振り

 週末はロッテ vs 阪神だ〜。たのしみだ〜〜。

 きのう外出先で読んだスポーツ新聞に関連記事が載っていて、ロッテの西岡選手と福浦選手の名前が見出しに直列で書いてあったのだけれど、ロゴや級数の為か‘西浦’に読めたんだよねー。気のせい? 気のせい? (無理矢理すぎ)
 まあこじつけでもシヤワセな気分になっちゃうんだから、我ながらお手軽っつーか。

 ひぐちアサ氏の他のコミックスを探していたが、近所の本屋さんでは見つけられず。先日アマゾンで注文。
 その時、おお振りのカスタマーレビューでバッテリーに言及しているものを発見した。わたしもおお振り読み始めた当初、シチュエイションがかぶるかと思ったが、バッテリーは少年の心理を描いて秀逸なんであって、別に素材は野球じゃなくても、バスケでもサッカーでもいいんじゃないかと感じたので、比べるのは無粋かな、と。比較したくなっちゃうけどね。
 対しておお振りは、登場人物たちの魅力も強力だが、描かれる野球そのものが、もうえらい面白いんだ。ええと何巻だったか、西浦の練習メニューを描いてるとこ、すごい好き。ハマちゃんが応援旗縫ってるとこ。
 こないだのプレイオフ、ロッテ・ホークス戦でもさっそく「センター返し!」と応援した〜〜。
 ヒカルの碁もそうだったけど、おお振りもとても参加しやすいまんがなんだよ〜〜。
 アフタヌーン12月号ももうじき発売だったはず。たのしみ! 


 あっ 話違うが、先日ぼんやり教育テレビ見てたら、因数分解と二次関数の講義をしていた。
 ……全然わからなかった……。ミハシや田島を笑えない。

20:45


2005年10月20日(木) 名人戦 第五局

2005(H17) 10/21 (金) 19:23

 水、木と名人戦第五局。結果小林覚挑戦者の一目半勝ち。
 うわ、三連敗後の二連勝。小林九段巻き返してる。
 三局目終わった時は、もしかして名人のストレート防衛もあるのかと思ったのに。挑戦者さすが。
 しかししかし今名人戦は張栩名人持ちなので、第六局でも名人応援しますよおう〜〜。

 BS解説は結城聡九段、司会稲葉禄子アマ。
 二日目、ちょうど16時からの放映中に終局して、引き続き対局者の検討の様子が映されていた。
 映像が横から対局者を映す角度になると、結城九段が「盤面を」とすかさず上からの画像を希望。「とても興味深いですね」と、対局者のやりとりに聞き入っておられた。結城九段の灰色の頭脳が高速回転している様子が見えるようだった……けれど、TVの視聴者は置いてかれてると思います……結城先生、解説も〜〜。
 いやそのきっと、余計な言葉をはさむより、生で対局者の検討を聞きたいファンも大勢いたと思うし。ただ稲葉さんに促されて、結城九段はきっと「あっそうそう」みたいな感じで我に返って解説を再開したんじゃないかな〜、などと邪推してにやけていました。失礼しました〜っ


2005年10月17日(月) ロッテ優勝! おお振り絡み

2005(H17) 10/18 (火) 18:25

 きのうはパ・リーグプレイオフ5戦目。
 関東在の者としては、ロッテを応援しないとね! にわかロッテファン風味だけど、真剣に応援。
 ロッテ対ホークス、結果3対2でロッテ勝ち。シリーズ優勝決定! いえい! すごい! 
 7回までだっけ? 0対2でロッテが負けてて、はらはらしながら見ていた。ホームランはなかったが、‘打線が繋がる’って感じでじりじり追い上げて、逆転。
 ちょうどおお振りの桐青戦と状況がだぶって見えて、余計声援に力が入った。
 ホークスのよしたけ投手が、速球派ではないがコントロールがすごくいい、と評されていて、お、三橋タイプのプロ選手もいるんじゃん、などと思う。
 ロッテが2点ビハインドから追いつき逆転、は桐青戦とは逆だが、万年Bクラスだったロッテがリーグ王者ホークスに挑む図はまんまだよね〜。


2005年10月16日(日) NHK囲碁トーナメント

 今日のNHK囲碁トーナメントは高尾本因坊 対 森山直棋九段、解説 趙善津九段。
 結果森山九段の三目半(四目半?)勝ちだったかな。途中まで白の高尾本因坊楽勝かと思いきや、左下の攻防でコウ、黒有利の一手ヨセコウ、になって逆転。左下の後もあちこちでコウになって目まぐるしかった。熱戦。
 惜しくも敗れてしまったけれど、高尾本因坊がかっこよかった! 風格があるというか。本因坊の肩書きで余計そう感じてしまうのかも、とも思うが、そこを差し引いてもやっぱりかっこいいよー。

 解説の趙善津九段がすごいよかった。
 話し方のテンポ、口調、言葉の選び方、声、声音、表情。穏やかだがはっきりしていて聞き取りやすい。すべてにわたって今までわたしが聞いた解説の中のベスト。あ、王銘エン九段は別格。
 もともと大好きな棋士のお一人だったが、ますます好きになった。

20:09


嶋田 |HomePage