感想兼日記
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本因坊戦 第二局、今日一日目。 今度は日にち間違わずにBS録画したよ。
解説 結城九段、聞き手 稲葉禄子アマ六段。 とても安心して聞ける解説だった。稲葉さんの語り口が聞きやすいのと、結城九段がそれを受けて的確に応えてらしたからか。 NHK杯などで、解説者と聞き手の会話がかみあってないと感じることがままある。まあそんなもんなのか? と思っていたが、結城九段は稲葉さんの振りをはぐらかしたりしない。やはりお人柄なのかな。 もともと結城九段の解説が好きなので、今回のような大盤解説キャストはとてもうれしい。
対局は早々にコウ争い。高尾挑戦者に悩ましい場面での封じ手になったらしい。 数手手前で挑戦者が封じようとして、持ち時間の処理が合わずに少し進んだ、との事。その相談をしている場面で、本因坊も挑戦者も少し表情がほころんでいたのが印象的。 このお二人は、以前同じ研究会で勉強してらした縁があり、結城九段は高尾挑戦者と秀行塾(だっけか)でこどもの頃から共に学んでいる仲、とおっしゃってた。いいなあ、そういうの。5/27 0:14
母の入院やらで、週一打ってもらっていた指導碁を4月末からお休みしていた。母小康状態になったので、先々週から再開。 再開一局目は惨敗。 そりゃもうひどかったな……。
置き碁で指導碁なので、勝敗はたぶん二の次で、先生は盤上の大きいところはどこなのかとか、基本死活とか、基本手筋とか、一局の中で教えてくれようとしてるわけで。勝ち負けはあるけれど、これまでは‘大敗’って無かった。 わたしのコンディションが悪かったことを差し引いても、悪過ぎたな。 そんな最悪の一局でも、先生はちゃんと良い手を拾ってほめてくれる。ありがとうございます(涙)。しかしいくらヘボでもこんな始末じゃ教わってる先生に申し訳ないことこの上ない。
あまりの不甲斐なさに、先週は気合いを入れ直して臨んだ。予習も少し出来たし、久しぶりに参加したネット碁で一勝したのちの一局で、結果わたしの一目勝ち。よかったー。 人に何かを教えるのってたいへんだろうなあ。
指導碁に関して、「初心者囲碁日記。」の may さんが 5月19日(木)「指導碁INハッピーマンデー」の記事の中でものすごく上手な例えをしてらして、膝を打った。20:23
GWは暑かった。室内最高気温25度超えてた。その後涼しくなったと思ったら13日(金)公式記録の最高気温13度とか。寒いって。暖房つけちゃったよ。 きのうだっけか、風強かったの。それまでの東風から変わって南西の風。とたんにまた暑くなった。 きのう夕方、PCを見ていた目をふと上げたら、窓から見える景色が全面オレンジ色に染まっててびっくり。オレンジ色の空、たなびくオレンジ色の雲、照り返す壁もオレンジ色。思わず窓に寄って、首を伸ばして見回してしまった。ヒカルがこんな色のTシャツ着てなかったっけ? と思った。 今日庭にいた時、頭上を四機(だったかな)の飛行機が編隊飛行で通っていった。ぴったりと同じ間隔で雁形というか矢印型を作っていた。見とれちゃった。
2005(H17) 5/24 (火) 19:43 記 上記は下書きを保存していたもの。いつにも増してとっちらかった文だよ。
2005(H17) 5/19 (木) 記
如月 行にほれちゃったよ……… あーうー
「亡国のイージス」上巻ほぼ読了。ほぼ、というのは後半かけ足になってしまったので、下巻に入る前に少し戻って読み直しているから。 前半ちんたら読んでいたのは時間が無いせいもあったけれど、嵐の前の静けさに、来る嵐の壮絶さが予測されて、読み進めるのを無意識にためらっていたからかもしれない。 上巻後半、なすすべなく外堀をじわじわ埋められていくかの如き進行に、思わず読むスピードも上がってしまった。 ヘボ囲碁に例えるなら、ここに二眼作るスペースはない、その上中央に出る道も外からじわっと封鎖されて、この大石をこの広さで取られたら一巻の終わり、なんとか、なんとか脱出する方法はないか、ってな場面でのあぶら汗滲む時の気分。(わかりにくい)
でもって、作者の‘さあ如月にホレるがよろしい’と言ってる声を聞いてた気がするのに(気のせい)、まんまと、しっかりと、その声にのせられてる自分が気恥ずかしい。 如月一等海士の特質を挙げるに、「孤独」と「やさしさ」、「ストイックな生き様」。 あれだ、わたしにとっての王子様属性を備えてるんだ。やられたよね……。
2005年05月15日(日) |
本因坊戦 第一局 など |
少しずつなんだけど蓄積している疲れが、そろそろ閾値越えか、今日は午前中寝てしまった。
昼には起き出してNHK杯見た。 淡路修三 九段 VS 知念かおり 女流本因坊、解説者:王 銘エン九段。 結果、黒番 淡路九段の中押し勝ち。ううーん、知念本因坊、終始苦しい展開だったようで残念。対女流戦だと、自然、女流を応援するのでなんだか気が気じゃない。
本因坊戦 第一局、熱戦だったなあ。 また対局日を間違えて記憶していて、一日目見損ねてしまった。次はちゃんと確認すること。 NHKBSの解説は武宮九段、きのうの囲碁将棋ジャーナルでは王銘エン九段の解説を聞く。 武宮九段の解説は面白い時とそうでもない時と落差があると感じる。今回は面白かった。もしかして対局者に対する好き嫌いが多少おありなのかと思っていたが、そうじゃなくて対局の内容如何によって解説する熱意が変化するのかもしれない。 銘エン九段の解説は軽快で楽しい。いつも楽しみ。 第二局の解説は、山下敬吾天元と、結城聡九段だったかな。すごい楽しみ。
以下、日本棋院公式サイトより転記 >>第60期本因坊戦挑戦手合七番勝負第一局 >>(毎日新聞社主催・大和証券グループ協賛) >>張栩本因坊 vs.挑戦者 高尾紳路八段 >>結果、挑戦者の高尾紳路八段が232手まで白番中押し勝ち。 >>シリーズ開幕局は1日目の非勢から逆転で高尾が制し、先勝した。 >>第2局は5月26、27日に、鳥取県湯梨浜町「望湖楼」で行われる予定。 以上。15:50
21:43 少し改稿
2005年05月08日(日) |
NHK杯 (5/8) |
本日数週間ぶりにNHK杯観戦できた。 彦坂直人 九段 VS 井山裕太 四段、という注目のカードだったから是非見たかったんだよね。井山四段の先番。 といっても、母の面会に病院へ行く途中の車中で音声のみ、と病院に着いてから面会室で画面のみ、なので詳細はよくわからなかった。週刊碁の解説が早く読みたい。
結果は、井山四段の中押し勝ち。おおー! 面会室では他にも数組の患者さん家族や面会の方々が見えていたので、音量を上げるわけにもいかず、わたしはコンタクトを入れていても矯正できない乱視があるので遠い画面だと盤面がぶれて見えない! ああ〜っ 今どうなってるの〜〜 とじりじりしてしまった。 解説の石井邦生九段、穏やかな物腰のすてきな方だった。井山四段のお師匠とのことで、普段のエピソードなどを語っておられたのじゃないかなあ。聞きたかったなあ。
あ、「EVER GREEN」様方ノーエさんが日記で観戦記を書いておられる。……彦坂九段の見損じがあったのかー。 じゃあ中盤、白優勢に見えてたのは合ってたのか。18:38
こどもの日。ヒカルの碁ファンとしては感慨深い日になったなあ。
きのう初めてTVアニメ「アイシールド21」と「ナルト」見た。 アイシルはちょっと残念。画像も声質ももうひとつ。‘これはこれ’と割り切って見るには、続けて放映の「ナルト」の出来が良すぎる。これじゃ諦めきれないよー。 個人的なキモはヒル魔っちの声だ。彼の声はハンサムじゃないと。ある意味色男なんだから。見続けていれば慣れるのだろうけれど、ヒル魔くんの声を聞いたとたん耐え切れずにチャンネルを変えてしまったので、恐縮だがこのアニメはなかなか見られないと思う。 対して、「ナルト」はすごくいいじゃん! なんだなんだこの差は。わたしが期待せずに見たという点を差し引いても、いい作品だよね? ナルトとサスケのけんかのシーンの、動きのなめらかさやスピード、カメラワークの軽快さにも目が釘づけになった。 そうそう、ジャンプ本誌で読んでいた時にも、岸本氏はいい塩梅に白土三平版「カムイ(外)伝」や「サスケ」を消化してるなあと感じていた。今回サスケがナルトに止めを刺したつもりの技は、カムイ外伝の‘イヅナ落とし’じゃん、なつかし〜〜。岸本氏はリアルタイムで白土作品を読んでいるお年ではないと思うが、復刻版とかあるしね。
声優さんには全く疎いのだが、先日たまたま見た「千年女優」の反政府活動家の画家青年役の声がえらいハンサム! と感動した。最後のクレジット見たら山寺宏一氏だった。さもありなん。 わたしは音に対するセンスがないらしい。画像があると、その印象が先に入ってしまう。「千年女優」のその青年は、最後まで顔が判然としなかったから、声をしっかり認識出来たのだろう。 「千年女優」画像すごくよかったなあ。地味だとは思うけれど、このテイスト大好き。 最後のエピソード、ってかエピローグにがくっと脱力させられたのが玉に瑕かな。押井監督版「攻殻機動隊」のエピローグで「えええ?! 〆がこれ?」とつっこみたくなったのと似てる。 色彩や効果、動きなどの画面は「攻殻」もこの「千年女優」もとてもとても好き。この質感で、今市子氏の「百鬼夜行抄」アニメ化してくれないだろうか。20:04
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