感想兼日記
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本因坊挑戦手合、第五局二日目。 四局目まで、張栩本因坊の三勝一敗で防衛王手。
きのう今日の第五局、二日目の今日、局面はどうなっているだろうと毎日新聞サイトへ繋ぐ。 ……今 185手まで。どっちが優勢なんだろう。ええっと……。わからない……。
第四局のBS解説は結城九段と、聞き手佃四段だった。結城先生、相変わらずとつとつとした解説でとても好き。佃四段、先の聞き手の時も聞きやすい解説でいいなあと思っていたが、今回はさらによかった気がする。
第五局BS一日目の解説は石田芳夫九段、聞き手向井梢恵初段。 先週の囲碁将棋ジャーナルで向井初段が聞き手をされるとおっしゃっていた時は、少々荷が重いのでは、と思ったが、そんなことなかった。確かにまだ緊張されてるかもしれないけれど、慣れれば問題ない雰囲気。
本日二日目は解説同じ石田九段、聞き手稲葉アマ六段。 稲葉氏の安定感は抜群だなあ。聞きやすいしわかりやすいし! 大ファンであります。
さて18時過ぎたけれど、まだまだ対局中。ううん………黒、依田挑戦者良し、と予想しておこう。18:23
23:29 追記
帰宅してBS録画分を見たら、18:00 放送終了時に、18:45 から続きを放映する、ことになっていた。わー見たかったよう。 ネットで対局を確認。 あれ、18:17 には張栩本因坊投了していた。ネット中継見てた時にはまだ本因坊考慮中だったんだけどなあ。 ともあれ、依田挑戦者優勢の予想は合ってたのでちょっとうれしい。 本因坊応援だけれど、もう一局見たいという二律背反なファン心理……。
2004年06月15日(火) |
Web日記 と読書メモ |
Web日記のメモライズが、livedoor に合併吸収されるらしい。もう売却されちゃったのかな。 以前わたしも日記始めるにあたって、エンピツとメモライズとどっちにしようか迷った。結局使いやすさと安価が決め手でエンピツにした経緯があるので、驚きとともに、エンピツに決めておいてよかったなーと安堵する。 まあ、諸行無常の理、何がどう変化するかわからないものだけれど。
さて今週木金は本因坊戦第四局! 楽しみ。
読書メモ。 「言壺」「言葉使い師」読了。「敵は海賊・海賊たちの憂鬱」も読み終わってた。面白かったよー! 「言壺」、じわじわ迫る危機が身にしみておそろしい。
先日、普段あまり行かない本屋さんに立ち寄ったら、ハヤカワ文庫の神林小説群再版がたくさん並んでいた。 勇んで買い込む。 「言葉使い師」「狐と踊れ」と、ええっとあと二冊買ったはず。18:45 23:05 追記 「Uの世界」「我語りて世界あり」だった。
書きたいこと、言いたいこと、を反芻しているうちに消化されて過ぎ去って忘れているような。それはそれでよし、なんだけれども。
囲碁国際棋戦、ええっと、ここ最近連続して開催されてた、LG杯、春蘭杯、富士通杯、だったか。 張 栩本因坊が惜しいところだったのは春蘭杯。準々決勝で、胡 耀宇七段(中国)に中押し負け。 富士通杯は依田名人が李 昌鎬九段を破って四強へ。 あ、LG杯の八強も、張 栩本因坊だった。準々決勝は10月28日予定、と日本棋院囲碁公式頁にあった。
依田名人と張栩本因坊の過密スケジュールはたいへんなものだ。特に本因坊。余計なお世話な心配をしつつも、ファンとしては活躍を見聞きするのはとても楽しみ。体調に気をつけて、益々のご活躍を!
国内では高尾八段が勝ちまくっている。先週の時点で22勝3敗とかじゃなかったかな。手元に週刊碁がなくて確認できないんだけど、勝ち星数首位をぶっちぎりで保持してた。すごいー! 19:21
きのうのBSの本因坊戦第三局の解説、面白かったなあ! 解説、羽根直樹棋聖・天元、聞き手青葉かおり四段。
やっぱりコウ争いむつかしかったんだー。青葉四段が「難しいフリカワリでしたね」とおっしゃってたので、わたしごときがわからなくても当たり前だよね! と安心する。安心してちゃだめだけどさ。 ……いまだわたしの目標は、局面の有利不利がわかるようになること、勝敗がわかるようになること、だ。むつかしい……。
話戻って、本因坊戦解説。 以前羽根棋聖が、お父様の泰正九段と解説されているのを聞いたことがある。(何の棋戦の解説だったか失念、すみません) 泰正九段が軽快な解説をなさって、棋聖が聞き手役で言葉少なな印象だったので、寡黙な方なのかと早合点していた。 それが今回の本因坊戦解説を聞いていて、こんなにわかりやすい解説をされる方だったとは、とびっくり。認識改める。 語尾が、強くはないけれどはっきりしていて、一手一手に対する見解も内容を濁さずに説明してくださる。そしてなんというか、全体の雰囲気があたたかいんである。 一気にファン度上昇……! 18:47
本因坊戦第三局。 依田挑戦者中押し勝ち!
今日はBS録画予約してったので、早く帰って見よう。 さっきネット毎日新聞のライブ版見てきた。中盤からコウがめまぐるしくってどちらが優勢なのか全然わからなかった。18:31
2004年05月31日(月) |
本因坊戦第二局 と第三局 とダービー |
やたらに暑い。 先々週末23日の最高気温は、確か14℃だったかと。きのうは30℃超えていた。日が落ちてしばらくたっても室温30℃を下らないので、今年初めて冷房をつけた。 まだ5月だというのに。今日も真夏日だったらしいし、早、夏バテが心配だー。
本因坊戦二局目。24, 25日だった。ちょうど風邪ぎみでのどが痛かったので、25日ちょっとだけ早引けした。BSの中継に間に合いそう、と急いで帰ってTVをつけたら、ジャズの演奏が……テロップで「本因坊戦が早く終了した為、ジャズ番組をお送りしている(意訳)」と。
……がっっくり………っ!! そのショックが後を引いて、夜のダイジェストまで見そこねる。 ダブルがっくり。
先週末土曜「囲碁将棋ジャーナル」録画して、ようやく第二局見られた。 張栩本因坊の中押し勝ちで二勝目。すごいや!
そして今日明日と第三局。どうなってるんだろう。あしたは早退できないし。
きのうは暑い日射しと熱い声援のもと、ダービーだった。 キングカメハメハ勝利! 力強かったなー。気持ちいい走りっぷりだった。 安藤騎手もおめでとうございます! 18:40
2004年05月16日(日) |
「帝王の殻」感想つづき |
神林長平氏著「帝王の殻」感想続き。 なんでもっと早く神林作品に出会ってなかったのか、くやしく思えるほどだったけれど、いや雪風アニメを見なかったら、もしかしたら全然知らないままだったかもしれないと思い直して、アニメーション関係諸氏に改めて感謝。
少し軽めの感想。 機械人のアミシャダイと地球人の梶野少佐がえらくかっこいい。 迷いの多い主人公と周辺から、一歩離れた距離を取りつつ、なおかつ力になってくれる。真摯で誠実で聡明。 神林作品は、そういえば救いがある。 いわゆるハッピーエンドとは違うと思うけれど、生きていてよかった、人生捨てたもんじゃないなと感じさせてくれる。振り返ってわたし自身の甘さを投影してしまっている点を反省するにしても。 わたしは読書量少ないが、その昔(おそらく二十年以上前)読んだSF「東キャナル文書」を対照的に思い出す。光瀬龍氏著だったか。確か暗澹とした物語だったと記憶している。11:44 2004(H16) 5/18 (火) 19:05 追記 「暗澹とした」とはいわないか。「暗澹たる」か。
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