感想兼日記
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2003年10月05日(日) NHK杯二回戦

 今日は、小松英樹九段 対 溝上知親七段。解説王銘エン王座。
 いつもは序盤までしかビデオに録らないんだけど、この一局、最後まで録りましたともさ! 
 結果、小松九段中押し勝ち。

 小松九段も溝上七段も、いがぐり頭になっておられてびっくり。三星火災杯の予選後の収録だったのね。
 夏にも週刊碁の写真で、高尾八段のスポーツ刈りを見てびっくりした。確か「ひとりも三星火災杯の予選を突破できなかったら坊主頭になる」と小松九段が気合を入れたという話だった。
 予選突破ならず、は残念だったが、小松九段も溝上七段も高尾八段も、みなさんいがぐりの方が強そうに見える。
 小松九段、次の手合も楽しみ。もちろん溝上七段も。

22:26


2003年10月02日(木) 第三局、挑戦者勝利

 山下挑戦者勝利。おー。
 BS夕方分の中継がいいところで終わってしまっていて、内心唸る。そう、BS、17時からとTV欄にはあったけれど、録画はなにやら途中からな感じだった。国会中継が早く終わったのか。
 わーん(涙)それ早く言ってよ! (←八つ当たり)

 重箱の隅で恐縮だけれど、古家初段の秒読みがなんとなくぎこちない気がして、つい「がんばれ、声小さい!」と思う。単に音響の具合かもしれない。
 秒読みの声、好き。NHK杯の武宮四段の秒読み大好き。

 名人戦第二局の終局時、山下挑戦者の投了に気付かずに係が秒読み続けてしまって、記録方に「おいっ」みたいな様子で小突かれていた場面があった。
 またも生意気を言って恐縮だが、こんな雰囲気に臨場感を感じて中継が楽しみなのだ。

23:55


2003年10月01日(水) 名人戦第三局

 あれっ まだ対局中だ! そろそろ封じ手の時間かと思ってた。
 あっ 今山下棋聖80手目封じたとのこと。ネットライブ中継より。どきどきだなあ。

17:52


2003年09月30日(火) 5vs5 最終局

 やった! 勝った!! 

 本日、日中ネット対局、第五局。
 王 立誠 九段 vs 孔 傑 七段。結果、立誠九段の白番中押し勝ち。うれしい勝利。

19:03


2003年09月29日(月) 日中ネット対局第五局

 あしたは14時から、日中インターネット対局5vs5、最終局。
 立誠九段 対 孔傑七段。
 わー、どきどき。これまで四戦全敗の日本勢、最後は是非勝って〆て欲しいー! 

 きのうは母のお供でプールへ。
 母は腰を痛めてから、水中ウォーキングの腰痛教室へ通っている。運動不足のわたしも時々ついて行く。きのうは、半年ぶりくらいに…。焼け石に水。
 十数メートルを背泳ぎで数往復したら、今日は首筋が痛い。………。

21:54


2003年09月27日(土) 対局解説 と神林氏「あなたの魂に安らぎあれ」

 いい天気。こんな日が続くとうれしいなー。

 囲碁は、独学では難しいと以前どこかで読んだ。ヒカルの碁番外編の奈瀬ちゃん編でもそんなこと言われてたよな。
 ほんとにそうだ、と実感する。
 何度も言うけれど、銘エン王座は、その一局がどんなふうにすごいか、対局者の気合や意気込みまでも分かるように解説してくれる。プロのレベルだったら、説明されなくても理解できるのだろうけれど、それをわたし程度の素人にも分かるように、って点が王座の偉大なところ。すごいよ。


 神林氏著「あなたの魂に安らぎあれ」読んでいる。まだ途中。
 印象は違うがこれも「蒼いくちづけ」と同様怖さのある話。読み進むというよりは、首根っこつかまれて頭からつっこんで読んでるような感じ。
 全体の印象が若いような。文庫初版が80年代だったから、二十年くらい前の著書か。
 登場人物たちのアイデンティティ、自我、自己の不安定さが不自然だけど生生しくて、本から顔を上げた時一瞬感覚がすべる。映画館から出てきた時のめまい感に似てる。
 こちらもつくづくすごい作品だと思う。

13:54


2003年09月26日(金) 名人連勝

 きのう、おととい(9/24-25)は名人戦第二局。
 結果依田名人中押し勝ち。強い。

 BSの解説が銘エン王座でわくわく。面白かったー。
 今回は山下挑戦者巻き返しかと予想したんだけれど、終始名人が押していたのかな。局後の検討でも挑戦者は「全然悪くて」とコメントしていた。

 佐為以外にも負けるんだな…。と、ついつぶやいてしまったり。
 どーも倉田さん対アキラくんに見えるような見えないような(どっち)。いや見えるのよー。す、すみません。

 名人と挑戦者の棋風の違いもおぼろげながらわかってきた。王座の解説のお蔭で。ほんとに好対照なんだなあ。

 お二人の国際棋戦での活躍も是非見たい。しかし10月の農心杯は日程が無理だ。
 日刊囲碁の記事 vol.1839 (以下引用)
 中国の体育週報が「日本棋界はすでに農心杯に希望を持っていないという噂もある。昨年は棋聖、名人、本因坊が揃って出場したが、今年は本因坊はいるが棋聖と名人の姿はない」と辛口のコメントをしている。
(引用終わり)

 農心杯の日程、10月22日〜25日。名人戦は第5局が10月22・23日。完全に重なってしまっていて、そりゃ出場できない。
 張栩本因坊だって、すぐ王座挑戦手合を控えての出場だし。中・韓も事情は同じだと思うが、トップ棋士の多忙さはたいへんなものなんだな…。

18:33


嶋田 |HomePage