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 ☆プロフェッショナル☆



プロレスラー大谷晋二郎氏(30)の母親が
14日早朝、亡くなりました。
原因は交通事故死。享年56歳。

訃報を聞いたその日、
自らの意思で大谷はその日の大会に出場。

そして試合後に彼はこうコメントした。


プロレス教科書記念すべき100ページだ!
しっかり頭にたたき込んどけよ。
プロレスラーが暗い顔して誰がプロレス好きになるんだ?
 プロレスラーがプロレス楽しまなくって誰が楽しめるんだ?
プロレスラーにプライベートはねぇ。
どんな状況でもプロレスって素晴らしいって教えるのが
オレたちだろ? 


溢れる涙は止まらなくとも胸を張って精一杯話した。

告別式で兄裕一郎さんは
「遺品のバッグの中に、
晋二郎の古ぼけたフィギュア人形が入っていました。
母のお守り代わりだったそれを、
晋二郎は棺に入れていました」
と明かした。

プロレスラーであることに誰よりも誇りを持つ男・大谷は、
最後までプロレスラーに徹し切った。
天国の母を安心させるために。




2003年06月20日(金)



 「53歳」(改定版)

  「53歳」

さてこれなんでしょう。

50歳を超えて今もなおリングで活躍中の、
大相撲幕内出身で
マダムパーマがよく似合う
超大御所現役プロレスラー
「天龍源一郎」選手。↓



その彼が53歳にして編み出した新必殺技、
それが

  「53歳」

ブレーンバスターの体勢から
体をひねり、相手を脳天から叩き落す
危険極まりない一撃必殺技。



その威力たるや
53歳をかけられてダウンしていった選手は数知れず、
最初の53歳の被害者
奥村茂雄(30)は、ピクリとも動けなくなってしまった。



53歳が繰り出す技だから「53歳」。
50歳でも55歳でもなく、あえて半端な53歳。
「フィフティースリー」でなくて「53歳」

そんな技の開発秘話をインタビューすると、彼の答えは



    「暇だから考えた」



まさに53歳の余裕の回答。男の中の漢。

ちなみにリングアナウンサーの実況はこんな感じに。


『天龍、リングど真ん中での「53歳」2連発でついに3カウント!』


九州の某大手ゼネコンでは
53歳以上全てに自主退職を要請するなど
厳しい日本の経済状況。
そんな状況の中、
「53歳」に”年齢”という意味以外の
全く新しい価値、意味を与えた
天龍源一郎。

年齢を生かすもコロスも貴方次第。



2003年05月14日(水)
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