羽積風narration
…どうかなぁ?

2003年05月05日(月) 『道草食う記』(原田宗典・著)

原田さんが文庫化してたので、とりあえず買って読みました。

劇団の話とか読んでると、やっぱり一つの作品を幾人もの人で
作り上げるというのは並大抵の作業じゃないなぁ…と思いました。

表現に関わる人はいつまでも、自分の作風やこだわりと
同じ作品に関わる他の表現者の作風やこだわりとのせめぎ合いで
苦労し続けるのかも知れない。

あと、ビジネスとしてそれを扱っている関係者との折り合いも。

それから、躁鬱状態の時の日記も興味深かったけど。

ん〜…でも、鬱状態の心はこの日記よりも
詩集『青空について』のほうがよく伝わったような気がします。

ダイレクトな日記より、作品からのほうが上手く響く。

やはり、鬱状態の心を経験するというのは
表現者として確実にプラスになるんじゃないだろうか、と思いました。

躁状態については、まぁ日記の方が。
だいたい明るさなんて、作品にはしにくいものだしね。

最近、中森明菜も「良い歌を歌い続けるために不幸でいたい」と
言っていたけれど、そのとおりで。幸せな状態はあまり表現には向かない。

あ、でもどうなんだろう。表現者にもいろいろあるからなぁ。
アイドルや漫才師は、明るい気分を維持するほうがいいんだろうか。
だけどナイナイの岡村さんみたいに裏はストイックな感じの人もいるし…
結局、人それぞれか。

自分はどういう状態でどういうものを作り出せるのかを
ちゃんと知ることが大事ですね。
周りの人間観察も大事だけれど、まず自分を知らないと。

*** *** ***


↑こどもの日。川沿いにコイノボリ。

さて、GW最終日だから休息日。
今日も良い天気だったみたいだけど…よく寝ました。
18:00ぐらいまで寝てた。飲まず食わずで。

寝過ぎたせいで、嫌な夢を立て続けに見てしまった。
悲しい夢と腹の立つ夢の二本立てかよ〜(T_T)みたいな。
「気にしてない」と言いながらも怒ってるのかもしれないし
「信じてる」と言いながらも疑ってるのかもしれないような
なんか、そんな、深く疲れるような夢でした。やだな。

*** *** ***

昨日もなんだかんだと遊んでたし、今年も充実してました。
でも、普段なかなか会えてないような友達で会いたい人が
まだまだいるなー。休み日数、足りないでしょ。

私だけじゃなくてみんなも、大型休暇になると
普段なかなか会えない人を思い出すのかもしれない。
この休み中はなぜかメールもいろんな人からもらいました。
さんくす。また盆休みか年末年始に会おうぞ。

*** *** ***

『ぼのぼの クモモの木のこと』DVDをいただいたので、
さっきまで見てました。夏に観に行った映画のです。
あぁ…ふわふわのふかふか、触りたい。おそるべしフルCG。
ぼのぼのちゃん、健気でやさしくて強くて素直で…ほんとによいこです。

*** *** ***

そんな感じだよ、そんな感じの今日。うん。
また明日からもがんばるのさっ。


↑わかりにくいんだけど…枝と金網が一体化して、切り落とせないらしい。



2003年05月04日(日) 高槻ジャズストリート

また、今日になったばかり。
そしてまた、カラオケから帰ってきて、一息ついたところ。

前に行ってた会社のメンバー3人で、高槻ジャズストリートへ
行ってました。オルケスタ山崎さんが出てらっしゃるので。

しかしこれ、すごいイベントだね!
地域全体で一丸となって。あちこちに演奏会場が点在してるし。

去年はオルケスタ山崎さんの演奏が駅前すぐの会場だったので
その付近しか見なかったんだけれど。

今年は駅から少し離れたところにある会場だったからその町を
少し歩いて…ほんとに町ぐるみのイベントぶりがよく伝わって
すごかったです。

もう、その辺のいろんな店やらボランティア実行委員さんやら
参加しまくってるよ!活躍しまくってるよ!
ジャズバンドも、そんなにたくさんあるのねー!って思ったり。
(…オルケスタ山崎さんはラテンバンドなんだけどね(笑))。

広場ではフリマとか屋台も出ていて、myoにいちゃんにかき氷を
おごってもらいました(っていうか、おごらせました)。
ありがとう、おにいちゃん大好き(とか、言ってみる)。

音響やオーディエンスの盛り上がりについて言えば、
やっぱりバンド単独でホールを借りてされてるコンサートには
なかなか勝てないのかもしれませんが。
とはいえ、本日その会場でのラスト!トリのオルケスタ山崎さん。
なかなかの盛り上がりでしたよ。アンコールも出るし。
とにかく良い天気だったし、青空のもとでの演奏も良いものです。
(ちょっと直射日光くらってクラクラですが、私)。


↑終了して客が引いた後の会場一部。
ビールケースの椅子が並ぶ光景はちょっとおもしろかったです。

その後、飲み&食べに行ったんだけど。
演奏終了が18:00ぐらいだったから店を出たのがなんか妙に早い時間で。
「16:00に集合して20:00に解散って、健全な大人としてどうなのよ!?」
などと言いつつ、カラオケに行ったのさ。
まぁ、歌うっていうより、喋りまくり笑いまくりでございました。

楽しかったよー。いつも遊んでくれてありがとー。またすぐ会おうぜぃ。


↑阪急ラガールカードを買いました。めちゃラブリー。



2003年05月03日(土) キャラ立ちメンバーとカラオケ

今日になったばかり。
カラオケから帰ってきて、一息ついたところ。

今の派遣先の女性陣、なかなかおもしろいのです。

役割分担がハッキリし過ぎ。
あんたらハロプロメンバーかよっ?みたいな。
…ハロプロは良いように言い過ぎたな。
いや、でも、ほんまに。キャラ立ちし過ぎ!

最初、私はちょっとお酒入って酔い気味だったので。
毒気減少で、ほわ〜んとしてて。

「いつもそうやったら、ちっとはモテルのに」
「いつも酔っとけ。常に飲んどけ」

とか言われる。…失礼極まりないし、おい。

で、酔っててしんどかったので椅子に
シナ作って寝そべってたら

「あぁっ、女性がおる!」
「いつも男やのに!」

とか言われる。…言いたい放題か、おまえら。

とりあえず。三十路に突入した独り身のメンバーに
“『カレーライスの女』(ソニン)攻撃”などをしておいた。

笑い倒して、三時間終了。


アァ、モウ、キミタチミンナ、アイシテルゼッ。



2003年05月02日(金) 失ってたまるか


昨日梅田で待ち合わせした友達は30分待っても現れなかった。
ドタキャンしたり連絡もなしに遅刻したりする人ではないので
かなり心配した。普段のおこないは大事じゃ。うん。

向こうは朝一でキャンセルのメールを入れたけど、宛先が私の
携帯ではなく自宅PCになっていたというしょうもないオチだと
いうことは、当然ながら帰宅してわかったのだけれど。

相手は2月1日の日記で名古屋で会ったと書いた、余命宣告を
受けた彼だ。まだ来ない。嫌な予感がする。

どうしたのだ?とメールを入れる。左半身が痺れて行けない
と返信があった。少しずつ、進行しているのだろうか…。

GWで家族のもとへ帰ってきている単身赴任中の彼に、
今は電話はかけられない。様態をちゃんと聞きたいのに。

私に対しては恋愛感情があるので、私に会うことは自分にとって
不倫なのだと言う彼は、カミサンや子供のいる前では電話に出て
くれない。手も出してないのに良心だけ痛むとは、損な人だ。

私の方にはさらさらその気はないので、カミサンがいようが
子供がいようが電話ぐらい疚しくなくできるんだ。
心配なんだよ!酷くなってきてるのか!?様態を聞かせろ
…と思いつつ、無理強いする必要もないのであきらめる。
詳しいことはGWが開けて赴任先へ戻ったら電話して聞こう。

チッ…不倫はせつないなぁ(笑)。

死ぬのは無しだぞ。半身不随も無しだ。
元気で、ちゃんと私のことを見ていてくれ。

何度でも言うけれど、あなたでなくちゃダメなんだ。

私が健康で生きることのできる残り年数を、半分くれてやる。

*** *** ***

こないだの日記でストレートの紅茶が飲みたいと書いたら、
会社の自販機にJAVA TEAが入っていました。
…ちょっと違う。中途半端に願いを叶える私。

昨日入った定食屋では、ソーストンカツ定食を頼んだのに
おろしトンカツ定食が出てきました。
…微妙に違う。濃いものが食べたかったのよ。

*** *** ***

今日は仕事が終わったら、会社の人たちとカラオケです♪



2003年05月01日(木) 逃げ道は罠


メーデー!
何。メーデーって、何。

具体的な行動を起こしている姿は、
サザエさんのコミックでしか見たことがない。

*** *** ***

友達が結婚。

長年に渡って口説いてくれていた男なので、
まったく寂しくないと言うとウソになりますが。

っていうか、あんた遊びすぎ。
とっとと年貢納めておとなしくしやがれ(笑)。

というわけで、おめでとーございます。

*** *** ***

私はあまり具体的な地名は出さないほうだけど
他の人の日記を読んでると、時々
行動半径が似たような人がいたりして、
どこかですれ違ったりしてるんだろうなー
…と思うと、少しおもしろい。

何人かいらっしゃるので、絶対どこかで会っている。と思う。

今日は梅田へ、友達と呑みに行く約束です。
(↑地名を出してみた。今日はT.Aさんとすれ違うかもです♪)

*** *** ***

複雑な境遇に育とうが
大きな病気を抱えようが

そんなことは

ワガママになっていい理由にも
人を傷付けていい理由にも

ならないと思う。

トラウマは便利で

わかりやすい不幸を抱えた人は
人より逃げ道が多いぶん
人より強くないといけないのだと思う。



2003年04月30日(水) 唱え続ける

朝、機嫌良く『Do it! Now』などを歌いながら
駅までの道を歩いていたら、すぐ後ろに人がいて
ちょっと恥ずかしかった。

ラップのところだって、ちゃんとやっていたのに。

*** *** ***

私は文字にすると、嫌なことは封印できる。

その出来事・事実を忘れ去るわけじゃないし
なかったことにできるわけでもないけれど。

なんていうのかなー…

その時に受けたリアルな感覚というのを、
引き出しの奥に仕舞うことができるようになる。
文章にして吐き出してしまうことで。

そうするまでは、いつまでもリアルなまま
心の入り口で燻っているような感じ。

書いた瞬間、他人事になる。
…ちょっと違うか。

とりあえず。
私にとって文章を書くということには、
そういう側面があったりします。
他にもいろんな意味があるけれど。

でも、やっぱり人によって違うみたい。

友達は、文章にするとその事実が再確認されて
リアルによみがえって、いつまでも忘れられなくなる。
だから文章にするのは余計に苦しいと言うし。

きっといろいろなんだろう。

*** *** ***

英国におけるシャム双生児に関する裁判の資料を読んでいた。

あぁ、命ってむずかしいな。

一方の命を助けるための手術を施すと、他方は死ぬ。

誰も悪くなくて・二人共に注がれる親の愛があって
救える命は救いたいという純粋な医者の願いがあって。

そこに政治的・金銭的・民族的思惑などなくて。
先頃の戦争のことでも命については考えたけれど、この話は更に痛かった。

命はみんな同等の価値を持っていて、誰にも等しく生きる権利がある。

そんなことすら、もしかしたらキレイゴトなのかもしれない。

みんな薄々気付いてはいるんだろう。

命を天秤に掛けなければならない事態というのは、確実にあることを。
一方を守って、他方を犠牲にする決断をしなければならないことを。

それでも、それがキレイゴトでも、言える限りは言い続けないと
世の中はますますとんでもない方向へ行ってしまうということを。

「命は平等だ」

言い聞かせるように、私たちは唱え続ける。

*** *** ***

昨日、遊ぶ宣言をしたのに仕事が入ってきてしまった。
世間のGWが開けてからでいいじゃーん(T_T)



2003年04月29日(火) そんな休日


さっきから彼氏の流しているglobeと
私の松たか子が戦っていたのですが。

たった今、負けました。
松たか子は一時停止。

*** *** ***

みんながこの世の中を
平然とした顔をして生きている
(ように見える)のが

すごいなー…

と、しきりに感心してしまう。
なんか、ね。すごいことだよ。
私も、もう長いこと人間やっているけれど
未だに一挙一動に緊張しているもの。

生きてること自体に緊張して泣きそう。

とか思って生きてる人もいるのかな?
だったら、がんばろうね。

まだ、だいじょうぶだよ。

*** *** ***

大型休暇付近になると
「遊ぼー」ってお誘いが多くて、
ありがたいことです。

来月に入ったら、
たくさん遊ぶことにします。

仕事の日でもOKさ。
17:00過ぎたら、会いに行くぜ。

*** *** ***

長い夜道を一人で歩くことが多いせいか
レイプされそうになったときのことを
鮮明に思い出します。最近、度々。

別にそれは夜道を歩いていて
起こったことではないのだけれど。

そこから男性恐怖症になったとか
そんなこともないし。

悲しいとか悔しいとか、
そんな気持ちも全然残ってなくて。

ただ、淡々と思い出すのはなんだろう。
一度ここで吐き出させて。おねがい。
そしたら引き出しの奥に入れることが
できるかもしれないから。

そういうのダメな人は、読まなくていいよ。
ここから先。そんなリアルに書かないけど。

それは自分の家の中で。
電気関係の点検か何かに来た人で。
作業服を着て、安全靴を履いた兄ちゃん。

私は高校生で休みで家に一人で。
何の色気もない首もとの詰まったフードの付いた
長袖のTシャツに、ジーパンを履いていた。

けれど、何故か、襲われた。

私はそういうことが多いけれど。
昼間・人の多い場所・露出のない服。
全く襲われる要素のない状況でばかり、
痴漢だの変質者だのに遭っている。

何故か私はわりと冷静で。

 襲われながら、包丁の位置を確認。
 私の目線からは台所が見える。
 あぁ、ダメだ。パッと見てわかるところに
 包丁が立てかけてある。
 これは下手に抵抗したら刺されかねない。
 なんで私は洗った包丁をあんな目に付きやすい
 所に立てかけたんだろう。

 覆いかぶさっている人は、
 乱暴な言葉も出さないし、手荒なこともしない。

 けれど、目が真剣だ。
 目が、なんか「抵抗するな」「声を出すな」って
 言うように睨み付けている。

 私の好みかどうかは置いといて、顔はカッコイイ。
 一般受けする若いニーチャンだと思う。
 こんな犯罪を犯さなくても、ナンパしたって
 いくらでもオネーチャンは引っかかっただろうに。

 なんでこの人は私の家に来て、
 こんなことをしているんだろう。

 レイプでなきゃ、ダメな人なんだろうか。
 っていうことは、あれだよね。
 抵抗されると、ますます興奮する種類の人だ。
 じゃあ、やっぱり下手な抵抗はできないなー。

 それとも。何かとてもムシャクシャすることでも
 あったんだろうか。…どうしたの?何があったの?

…ってね。笑っちゃうぐらい冷静に
そんなことを考えながらその男の顔を見上げていた。

私は叫ぶでもしゃくりあげるでもなく、
ただ涙だけ流して、静かに泣いて。

「どうした?」と訊かれて

「私には彼氏がいて、彼氏とも他の男の人とも
 まだそんなことはしたことがないんだけれど。
 私は最初にあなたとしなくちゃいけないんでしょうか?」

という至極当然の事実を普通に訊き返した。

そしたら、その人は怯んで。
その程度の覚悟ならレイプなんかしようとするな!
って、こっちが思うぐらいあっけなく。思わないけど。

「処女なの!?彼氏と付き合って、長いの?
 …そう。大事にしてもらってるんだね。
 ごめんね。ほんとにごめんね。」

って言って、私の服を直して帰って行きました。

なんだろう。ものすごく気持ち悪かったとか
怖かったとかいう感情は人より薄かったんじゃないかな。
あったとは思うけれど。もうあまりちゃんと覚えてない。

その後もやっぱり私は冷静で。
その時の彼氏には、

 最後まではされてないけれど、
 これで私が傷物になったと思うのなら
 今すぐフッてくれて構わない。

 もしかしたら相手は私のことを知っていて
 歪んだ好意を持って以前から狙っていたのかも
 知れないから、そうだとすると
 彼氏であるあなたが危険な目に遭う可能性も
 あるから、私からは離れていたほうがいい。

とだけ告げた。

彼氏も結構悲しかったかもしれない。
たぶん私がボロボロに傷付いて怖がって
助けを求めたほうが良かったのかもしれない。
けれど、そうじゃなかったんだからしょうがない。

私は私で、彼氏に
その男に何をされたのか・どこを触られたのか
とか、訊いてもしょうがないようなことを
しつこく尋ねられたことのほうが精神的には疲れた。

私の気持ち云々より、自分の所有物を他の男に
触られたという悔しさのほうが強かったんだと思う。

恋愛なんて、そんなもんだろう。

独占欲で成り立っているのだし、
相手の気持ちより自分のプライドの方が大事なんだろう。

警察には、行かなかった。以前の日記にも少し書いたけれど。
また詳しく根掘り葉掘り訊かれるのがイヤだったから。


ただそれだけの、私が高校生のときのこと。

*** *** ***

今日は、部屋の片づけをしていました。
まだまだダンボールだらけ。



2003年04月28日(月) 漢字勘違い


座ってるだけで、腰が痛いでふ。
るるるー…(T_T)

*** *** ***

ちょっと今回はフヌケ状態が長過ぎました!
気が付けば次の漢字検定まで後六週間ほどしかありません。

あぁ、ヤバイな。

テキストのページ数を試験までの残り日数で割ったりしてさ、
一日にこんなにできねーよ…あは、あはは。とか思いつつ。

日本人なのに。
わざわざテキストやんないと漢字がわからないなんて、どうなのよ。
二級なんて、そんなマニアックなオタク漢字じゃないのにね。

*** *** ***

漢字といえば。
私の派遣契約更新の話をしてて、ふと思い出したのですが。

“契約更改”

これ、かなり長らくの間、私

“契約公開”

だと思ってましたねー。
ほら、野球選手とか年俸を世間に公開されてるじゃん。だからさ。
「あぁ、有名人ってのは大変だよね〜。収入まで公開されて」

あと、

“官製ハガキ”

も、小さいときはずっと

“完成ハガキ”

だと思ってたしねー。
ハガキと切手が既に一体になっていて、その状態でもう発送できる
という…こう、郵便物として完成したもの。って意味かと。

賢いんだか馬鹿なんだか、よくわからんガキ。



2003年04月27日(日) 腰が痛い


朝(とは言いがたい時間)洗顔していると
いきなり腰がピキーンと痛くなり、
体を曲げられなくなってしまったので、
続きを洗うのが大変でした。

時々腰にきます。
別に重い荷物を持ったとかじゃなくて。
なんでもない時に。
クシャミしたらやられた…とかもあるけど。
洗顔してたらやられたなんて、気のつけようもない。
年寄りってことで。

某アーティストの6月にあるライブのチケットを取りました。
つい二枚買っちゃったけど、誰と行くんだ、私。
あぁ、でも、しばらくライブからは離れていたので、楽しみです♪

でも、ここでも心配なのは腰のことさ。
オールスタンディングはおばちゃんにはツライのよ…。
早く大きなホールでできるようなビッグアーティストになってください。
そして、開始までとバラードの時間ぐらいは座らせて。



2003年04月26日(土) 通勤電車で宮沢章夫を読む


期間限定バナナ味の誘惑に負けてしまい、
治療中の歯でドキドキしながらミルキーを食べている汐です。

お菓子を食べながらこんなことを言うのもあれですが、
掲題の“通勤電車で宮沢章夫を読む”というのは
汐がこのたび新しく提唱するダイエット法であります。

つい先日、知人とメールの折に
「私は原田宗典のエッセイをよく読むのだけれど、
 他におもしろい男性のエッセイストはいないだろうか?」
と尋ねたのですが、早々に本屋で出会ってしまいました。

『茫然とする技術』(宮沢章夫・著)

私はこの著者の他の作品はおろか、宮沢章夫をいう作家の存在すら
知らなかったのですが、これは買わなければなるまい。
なにしろ、茫然とする技術というタイトルを目にしたことで
既に私は茫然としてしまったのだから。悔しいが、もう罠に嵌っている。

プロフィールをチラッと見ると
原田宗典と歳も近く、また戯曲家でもあるということ。

結論から言うと、これを読んだことで私に茫然とする技術が
身に付いたかどうかはわかりませんが、
この作者に人を茫然とさせる技術があることだけは確認しました。

そして、ダイエットです。正確に言うと、腹筋を鍛えます。
基本的に私は外出の際に本を欠かさず、
通勤電車などの公共の場所で読むことになります。

笑ってはいけない場所で笑う=笑いをこらえつつ笑う。
これがどれほど腹筋に負担のかかることか、みなさんご存知でしょう。

通勤電車でこの本を読んでいると、笑いをこらえつつ爆笑
しなければならない状況が、三行に一度はやってくるのです。
それはさながらアブトロニックのごとく(古い)。

この本を読み終わってすぐ本屋に行き、

『牛への道』
『わからなくなってきました』
『よくわからないねじ』

を買ってきました。私の腹筋運動は、まだしばらく続きます。

一連の作品では、しりあがり寿がカバー装画・挿画を担当しているのですが
彼の絵を初めて素直に「いいじゃん!」と思えたことも、大きな収穫です。


 < 少しまえのこと  もくじ  少しあとのこと >


汐 楓菜 [MAIL] [活動記録]

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