2006年04月15日(土) |
furinnha bunnka |
最近は、誰でも本を出せる。
ビジネス・スポーツ・金儲けで 成功すると、「俺はこうやって成功した」 みたいな奴。
ほんとに、バカバカしい内容だが、 それをありがたく、かって読む おめでたい人間が多いってことだ。
成功の法則なんてのは、なくて たいていは、運がいいってだけ。
理由はあとから、かっこつけて 無理やりつくり上げたものが多い。
大体、自分が体験して、感じ取った もの以外を信じたら、たいてい間違う と思う。
さて、最近はまた、女性運がめぐって きて、3人ぐらいの女性とつきあって いる。
いすれも35歳。
こればかりは、型がなくて、どう展開していく か予想がつかない。
例によって、全員職場の女性。 派遣会社の妙に色っぽい人妻だ。
・・・渡辺淳一も真っ青な社内メールが 飛び交っている・・・
・・・会社をクビになったら、不倫小説が 5作は書けるぞ・・
今年から、実業団テニス選手として 復帰した。
ラケットも4本買った。
何より、酒をほとんど飲まなくなり、 毎週、会社のグランドへ練習へ行っている。 そのほか、平日夜十時からのテニススクールとか。
今日は、ダブルスに出場。
3時間あまりの熱戦のうえ ファイナルセットを勝ち取った。
初対戦の相手でも、短い間に クセや弱点、自分の調子などを勘案し 試合を組み立てるところが非常に 奥行きが深い。
若くて球が速い選手(今日の相手は 元インカレベスト4)でも、 40才のおじさんに負けてしまう。 (ちょっと自慢)
最後は、筋肉がつってしまうのが 心配だったが、「闘争心」の維持が 勝負を分けたかな。
なにより、生活習慣に気をつかい、 週2・3日は練習し、毎日ストレッチしてきたことが、 「自信」につながっている。
体重も、半年前より5kg減った。
頭が良いって奴は、吐いて捨てるほど まわりにいる。
だが、信頼される人・集団をまとめられる人 というのは少ない。
結局、自己認識(自分がどういう立場か・発言が 人にどういう影響を与えるか)の欠如している 人間が多いってことだ。
学業優秀な人ばかりが集まっていても 経験や本質を見抜く思慮深さがなければ 意味がない。
小沢さんが民主党の代表になったが、 明らかに言葉に重みがある。 何よりも、表層に捉われない見識がある。
あと、仕事熱心はいいが、会社生活オンリーで それ以外の世界をもたない人間も、信用できない。
趣味・地域・友人との時間で、 自分の仕事を客観的に見る時間・視点が生まれる からだ。
いかに実務に優れ、頭が良くても、 バランスの悪い生活者を私は信用しない。
仕事が量・質ともに かなり負荷がある。 通勤時間も2時間若あるので 週の後半はかなり疲れる。
それでも、比較的元気に過ごしている のは、精神的「切り替え」がうまくできている からだ。
以前は、家にいても、週末でも気になる事案が 常に頭からはなれず、休んだ気がしないような 気分になったものだ。
テニスで思いっきり体を動かして、 頭スッキリ、月曜の早朝から意欲的に 仕事に取り組める。
頭の中をカラッポにする時間が 次の仕事の判断力やスタミナを回復する 栄養みたいなものだ。
さて、先週は久しぶりに 社内の女性と
2006年03月29日(水) |
見えるものしか見ない |
見えるものでしか判断しない。
良いか悪いかは意見が分かれるが 最近の風潮である。
人事評価なんかも数値化。 「客観的判断」が「正しい事」と 同じ意味で使われている。
ちょうど今、医師が患者の呼吸器を 外して結果として死に至らしめた。
医師曰く「呼吸器を外す同意書」を 患者の目の前で家族が書くのは 実際かなり困難である、とのこと。
もっともである。自分が「殺していい」 と印鑑を押すようなものである。 実際、暗黙の了解で行われたようだが、 最近はやりの「コンプラ」上は問題かもしれない。
実際、遺族からは文句は出ていない。
なんでも、「見える化」しなければ物事が 進まないのは、人間の「感覚」「直感」が麻痺 している証拠ではないか。
目に見えない能力・数値化できない能力ってのが あまりにも軽視され、人間が「見なきゃわからない」 おバカさんばかりになってきたような気がする。
北杜夫さんと同じ病が、ほとんど 完治。4年ぶりである。
残業代も月15万くらい稼ぐようになった。
日記の題名も新年度へ向けて変えた。 ニュースを独自の視点で掘り下げたい。 (できるか不安だが)
ニュースステーションのキャスターが変わった 時から思っているが、やはり古館氏には 荷が重いのではないかと。
「深刻ですね」とか「大変なことになってます」 などの形容詞で伝える報道姿勢には、物事の 本質を究めようとする姿勢が感じられない。
もともと、目に見えることを多くの同義語の形容詞で 面白おかしく、意味も無くリズムでしゃべるのを 芸としていた彼には、目に見えないものを的確に 言い表すのは無理なのだ。
フランスの暴動。背景にはCPEという雇用促進のための 法案がある。正社員の権利をあまりにも保護し過ぎた ために企業が採用に二の足を踏むようになったことに 対する対策として生まれた法案だ。
突き詰めると、日本でも正社員・派遣社員・パート アルバイト等の多様な雇用形態があるのに、 フランスではもっと硬直的な雇用体系しかない ということだ。
それにしても、26歳以下は2年間は試用として 雇い、「理由無く2年間は」解雇できる、というのは 随分乱暴な話である。
雇う側の「選択」「育成」の役割や、立場として弱い労働者 の権利があまりにも軽視されている。 「いつでも理由無く解雇される」可能性がある場所で労働者 は能力を発揮できるはずがない。
雇用形態については、日本でも議論が百出である。 派遣と正社員の違いは何か、待遇の違いの根拠は何か。 あるいは、正社員しかできない仕事は何か。 これらを考えると90年代から、リストラの名の下に 単なる企業側からみた「人件費抑制」としてしか 考えられていなかったことに気づく。
今後は、各雇用形態ごとの業務・待遇の明確化 とその根拠、さらに各形態間の行き来の自由など 企業にとっても人材確保として、また労働者としても 安心・納得して仕事に就ける制度を探る時期に 来ていると感じる。
・・フランスは大変なことになってます by古館・・
今年は、スポーツの話題を日記で書く機会が多い。 今日は、もちろん野球。
運営に随分と未熟な点があり、課題が多かった。
が、ここは素直に喜びたい。
キューバの選手もすばらしかった。 プレーに人間性を感じてしまうのは 気のせいだろうか。
それに比べて、韓国戦の後味の悪さは なんだろうか。マナーの悪さは相変わらずだった。 報道されない、イチローへの侮辱は、 スポーツの精神を全く理解できない国民であることを 証明している。
それにしても、チームプレーの素晴らしさ・難しさ が随所に見れた。選ばれた有能な選手でも、本番で うまくいくとき、失敗するときがある。
決勝戦で、ショートの川崎選手が立て続けにエラーを したとき、(あんな場合は何度やっても同じミスを 繰り返してしまうのではないかと、負のルーチンに 陥ってしまうのだが、)他の選手が、一斉に励ましていた。
続いて、渡辺投手もエラーをして俯いてしまう。
今日のポイントは、あの回であった。 あのまま、一つのミスからズルズルいく可能性は 十分にあった。(今大会は一つのミスが命取りに なる場面が何度となくあった)
それが、3回もエラーが続いた。 若い西岡選手が、その都度ミスをした選手に駆け寄り 励ましていた。一見、どうとない場面だが、 王JAPANが「チーム」として機能している点が証明された と感じた。
9回のイチロー・福留のヒットでダメ押し。
完璧なゲーム展開となったが、王監督の「人柄」 をはじめ、出場の少なかった・無かった選手までも 役割を果たした「チーム」に拍手を送りたい。
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