土曜日の試合に備えて、22時より テニススクールに通う。
酒飲んで憂さを晴らすより ずっと健康的だし気分も爽快。
土曜日は有明テニスの森にて シングルスの試合だ。
優勝すれば、念願の全日本ランカー になるのだが、恐らくこのままだと 予選の1回戦突破も困難。 何せ、出場メンバーが桁違いに強い。
さて、仕事とかいろいろ問題や 気に障る事も増えてきたが もう深夜だし、寝るとします。
今日は丸の内の本社の人事部から 呼び出しがかかり、面談に行った。
休職やら、軽勤務やら会社に迷惑を かけている面々はそういったことが 定期的に行われるらしい。
少しでも、癪にさわるような話がでたら 思いっきり絡んでやろうと意気込んだ。
何しろ、リストラの吹き荒れる昨今である。 家族もいる身だ。
ところが、面接担当者が入社以来の知り合い で、最初から本音ぶつけまくり。
先方も、この手の面談が多いせいか 面談そっちのけで、共通の知人の話や グチばかり。
それでも、今の勤務状態を望む事、 2度と再発はさせない自信があること。 能力のない上司に潰された自分も馬鹿だが 相手もなんとかしてほしいこと、
必ずリベンジ(何に?)する気概があること は伝えた。
それと、このままでは、会社の未来は明るくない ことも訴えた。
ちょっと言い過ぎたが 先方も実は紙一重の精神状態であること をカミングアウトされるし、30分の予定が 60分も話してしまった。
とにかく、今は今の職務でベストを尽くそう。
・・・・ところで醒めないいけない気持ち
明け方までの雨により 予定の大学テニス部OB会が中止。
今日は、両親がどうしても 孫の顔を見たいとやってきた。
数ヶ月ぶりに会う親は だいぶ年を取った風に感じられた。
それだけ、子供の成長も早く感じられた。
今年はGWも夏休みも家族旅行で 実家に帰れないのであるが、 親が元気なうちに、できるだけ 孫の顔を見せてあげたいと 思った休日でした。
・・明日は人事部との面談、躁鬱病の俺に文句があるのか、リストラ したいのか・・・
2004年06月12日(土) |
生きる価値のない人生 |
なんて、のはないんだと思う。
20代には考えなかったが、 思うに成らない事象や自分自身の気持ち、 そんなものが積み重なって自己嫌悪におちいってしまったり。
なんだか、やぶれかぶれだが、前進するしかない。
ただ一つ、情熱を持って取り組めるものが あればよいのだ。それは出世とか(もちろんそれも構わないが) ではなく他人の評価でなく、自分が納得できるもの。
やはり、「情熱」を失った人生には感動も ないし、共感できる友も得られないと・・・
さて本日、長男の授業参観。そして長男の7歳の 誕生日。ケーキを買って家族でお祝い。
家族と過ごす時は、一つの宝だ。
クライマーズ・ハイ、読了。
何かに気づかされた、という気分。
「心とか、気持ちとかが、人のすべてを司っているのだ」
「俺はね、自分の死を他人におっかぶせて苦しめるってやり口が許せないんですよ、最も卑劣な死に方だ」「もう言うな!」
「下りずに過ごす人生だって捨てたものではないと思う。生まれてから死ぬまで懸命に走り続ける。転んでも、傷ついても、たとえ敗北を喫しようとも また立ち上がり走り続ける。人の幸せとは、案外そんな道々出会うものでは ないだろうか。」
とにかく、構成に無駄がなく一気に読まされた。
自分を省みた。どうしても逃げ出したい過去がある。 1日としてそのことを忘れたことはない。いや、忘れようとして、過激な行動に逃避しているのかもしれない。これからも忘れる事のない過去。 彼女に対してもう十分に涙を流したのではなかろうか。 呪縛ではなく、背負って生きていく時期に来ているのだろう。
自殺をした彼女。周りは第三者だから慰めも非難もある。 自分の中では「自分が殺した」と今でも思っている。苦しい。 こんな自分でも自己肯定しないと生きていけない。 清廉潔白ではないけど、懸命に今を生きることしかできない。
世の中、みんな一つや二つ取り返しのつかない失敗や敗北を経験するはずだ。そのときに、もう一度立ち上がることだけが大切なんだ。 冷め切った情熱にわずかに火を灯してくれたいい本だった。
もうそろそろ、しっかり向き合ってもう一度走りださないと・・・
とにかく、勇気と感動を与えてくれた横山秀夫に感謝。
横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」があと少しで 読み終える。
圧倒的な現実感と構成力に タジタジである。
会社の女性にうつつを抜かす 間抜けな自分に喝を入れられた。
といいながら、銀座に繰り出し散財。
破天荒に拍車がかかりそうな予感。
にハマっている。
「半落ち」「第三の時効」「臨場」 「深追い」「顔」「動機」そして今 「クライマーズ・ハイ」
10日余りの間にたて続けに読んでいる。 冒頭から引き込まれるように読ませる 展開力に魅了される。
平成の松本清張の面目躍如。
さて、こんなに読書意欲があるという ことは、それなりにエネルギーがある ということで、仕事も少し上向き。
それにしても・・・ 本当にどうしちゃったんでしょう。 一人の女性が気になってしょうがない。 イカン、頭冷やそう。
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