かなしいうわさ
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2008年07月28日(月)
fuji rock 2008
帰宅。 今年も、ありとあらゆるいろんな人達がわざわざ山奥に集ってニコニコしながらクソ楽しげに遊んでました。 俺がフジロックとか春一番とかが好きなのは、結局ここに尽きるかもしれない。 もちろん、ライブがいいのは当ッたり前の大々前提として。 疲れたので今日は寝ます。恒例の細かいレポはまた後日。
2008年07月23日(水)
あたらしい歌 Muxtape更新(更新?)
3連休は遊びまくって喰いまくっていた。 友達のトランペットを落としてグニャっと曲げてしまった事以外はAlrightでした。 写真はいずれもアイホーンにて撮影。スナップ程度になら使えるかな。 7/24(水) 『4回目!今年もパンダと遊ぼう!夕凪とズロースの旅』@新宿Red Cloth 夕凪(from大阪)、マーガレットズロース、ギターパンダという 俺の大好きなバンド達が一緒にツアーやってるのだから フジロック前の立て込んだ仕事状況とはいえ、何としても抜け出さねばなるまい! ということでスーツ姿でホテホテ向かってみました。 20時に会場に着いたら、マガズロは既に終了済み。 久々に観たかったんだけどなぁ。夕凪 。 春一番でセイコさんのソロとあわせて2階観たきり、音源聴いたことないんだけど その2回で聴いた曲がいまだに頭のなかで良く鳴る。気持ちよく鳴る。 で、久々に実際に頭ではなく体で感じた夕凪は、よく"しなって"いた。 デッドとかフィッシュとか大好きなんだろーなー、という音ではあるけど、 あこがれとかフォロワーなんて粋を大きくはみ出している。 セイコさんの素直なのにグイーンとよくしなるでっかい歌とメロディは替えが利かない。 演奏もとびきりグルーヴィーで、これまたよくしなる。グイングイン自由自在。 気持ちよくたゆたいました。 好き過ぎてもう毎週観たい。 なんで大阪居るときもっと観ておかなかったのか俺よ(;´Д`) CDもやっと購入。ギターパンダ 。 相変わらず。 つか、のりをはDeep&Bitesの時からずーーーーーーーっと相変わらずだ。 相変わらず楽しい。 そしてエフェクトなしのギターの音も、相変わらず、ここちいい。 のりをのギターはいいな。そっと撫でていく風のようなギター。 ちなみに俺の日本人3大ギタリストは山川のりを、シュガー吉永、有山じゅんじです。 途中から夕凪がバックバンドとして参加。 このパートが本当によかった! 「おならが出る」みたいな歌がディラン&バンドのように響いて、こりゃまいった。 清志郎と2・3ズをやってた頃の「お弁当箱」自作カバーも、じわりと沁みた。たわいない歌詞なのにいつ聴いても泣けるわ... アンコールは、夕凪+マガズロ+ギターパンダ これが、よかった。 マガズロの「あたらしい歌」。 ここでボーカルを取った平井くんは、すごかった。 ほんとに楽しそうに、魂が口からもげ出るような歌を唄ってた。 ああこんな夜があるならおちおち死ねないな、と(またも)思ったりしました。 生で聴いたときの興奮は全然パックできていないけど、おすそわけ! ぜひ聴いて!http://whistleman.muxtape.com/ 曲間で「すっごい楽しい!楽しい!自由で!自由で!楽しいッ!」 とつぶやく平井君。 中学生のころにプリンスとかクラッシュとか聴いて「あ、いいのか、自由で楽しくていいのか」と思ったことを思い出した。 フジの用意ぜんぜんしてねえヽ(´ー`) ノ 行かれる方々、また現地でお会いしましょう。 iPhoneが現地で繋がるか心配だけど。 Viva!Lifeを飲んでおやすみなさい。
生きてまーす またいだ。 迎え火をまたぐと息災なんだぜ。 おかげで胃も腸も回復して、帰宅時にクソを漏らしたりすることはなくなりました。 ご先祖さんどーもっす。三回またぐの ? うちはずっと一回だけど... アイホンさん購入。 出来損ないの「オモチャ」だった。 でもすごく面白いオモチャ。 いろいろ足りない。 その足りない部分が意外と好ましい。 不満ある人も「足りない部分の面白さ」を見出す訓練だと思えばいいんじゃねえの。(適当) でもiPhone購入者が既存の携帯をバカにするのを聞いたり読んだりするのは気持ちが良くないなあ。 逆もしかり。 仮想敵をつくって蔑む。これ諸悪の根源。仲良くいこうよ。 おっと業務連絡俺の友人で、iPhoneのメールアドレス変更の連絡メールが届いてない方は連絡ください! PCメール扱いなので届いてない方が多いかもしれない。 Al Green /Lay It Down 「やった〜超いいアルバム出来ちゃった〜!!!」て顔してる。 わかるわかる。 この顔のとおり。 超いいアルバムできたね! Hiサウンドを再現したような、デッドであたたかいバック・トラックにのせて ちょっと塩っ辛さを増したアルのファルセットが、気持ちよく伸びていく。 その声は包み込むようにやさしくもあり 澄んだ空に立ち上る煙のようにさりげなく凛としてる。 聴いていると心の淀がスルッと抜けて、気持ちがサーっと晴れていく。 全盛期が70年代のHiサウンド期であることには全く異論ないけど 俺にとってのアルの最高傑作は、つねに最新作だ。 往年のソウルフリークに聞いても、近作はおしなべて評判が良くて 俺と同意見の人も少なくないんだよね。 うれしいね。 もう10枚くらいは出してもらわないと! クリスタルガイザーを飲んで、おやすみなさい。 あ、そうそう清志郎は全っ然大丈夫だろヽ(´ー`) ノベイベー
1/3くらいしか成功しなさそうだけど、まぁそんなもんス。 3割打者なら名選手。でもその1/3は近所の猫をなつかせるとか そういう下らなくどうでもいいものばかりで ほんとに大切なことは2/3のほうだったりする。 チャンスに弱いへタレバッター、振り逃げで出塁とか大歓迎、堂々とホーム踏むよ。 とりあえず体調を戻さないとな。 街中で屁かと思ってウンコ漏らしたりしていてはやれることもやれんわ(;´Д`) フジロック、行くよ、イクイク。 ただ、かなしいことに例年ほど滾るものがないのです。 慣れとか飽きとか感性の磨耗とか、俺側の理由があるだけ。 フジがつまらなくなったわけじゃない。 もちろん変化はあるだろう。なんにだって変化はある。 変化は基本的に喜ぶべきこと、愉しむべきことと思う。 自分にとってそれが嫌なら、変えるか、変わるか、見限るか、自分で別の楽しみを作るかするしかない。文句だけ言ってる奴はアホだ。 (ほいで、べつにアホでもいい。アホ好き。楽しいアホになろう。) そんな俺ですが、観る予定とか準備とか考えてたらジョワーっと楽しくなってきた。そんなもんか、そんなもんだな。 今年も愉しみまーすヽ(´ー`) ノみんなもな 初日INO hidefumi LIVE SET HOCUS POCUS LITTLE TEMPO VERY BE CAREFUL OZOMATLI GALACTIC Bootsy Collins 電気グルーヴ 市原”icchie”大資 DR.IHARA(CLUB SKA/LONDON NITE) グリーン用無し。 Very Be Carefulをやっと観られる! 朝霧出演後に音源を聴いてハマってしまったので、メチャクチャ観たかった! クンビアという激しく田舎臭い音楽をやっている人達です。いろいろクンビア聴いてみたけどコンスタントにオモロイことやってるのはこの人達くらい。 →試聴 ギャラクティックはラッパー連れてきちゃうみたいなのでとっても心配。 ライブバンドとしては最狂なんだからインストでじっくり聴きてえなー勿体無いなー つまんなさそうなら即スペアザ行きます。 つかブーチーとニューマスターサウンズの時間を被せるってのはどんな嫌がらせだ(;´Д`) 2日目 eastern youth PARA ASIAN DUB FOUNDATION 柳ジョージ& レイニーウッド JANET KLEIN FLOWER TRAVELLIN' BAND MARK STEART + THE MAFFIA LETTUCE あんまり観たいもんないので、寝て過ごす感じ。 パラと柳ジョージが楽しみ。 マークスチュアートはどーだろうなー。エイドリアンがダブ処理すんのかな? レタスはどーだろうなー。3日目 RICHIE HAWTIN DOUBLE FAMOUS キセル Soul Flower ACOUSTiC PARTiSAN 友部正人 with 三宅伸治 STEPHEN MALKMUS & THE JICKS MICHAEL FRANTI AND SPEARHEAD LEE 'SCRATCH' PERRY 忌野清志郎 & NICE MIDDLE with NEW BLUE DAY HORNS plus 仲井戸 "CHABO" 麗市 リッチーのアフターアワーズ@山頂は気持ちイイだろうな。 友部さんはオレンジじゃなくてアヴァロンで観たかった。demoもちろん楽しみだ!三宅伸治と一緒ってのもいい。 バンドで出ないかなー。ロックバンドを後ろに従えた友部さんはシャウトしたり飛び跳ねたり(!)して大変格好よいのです。 レゲエな「一本道」をまた聴きたい。 マイケル・フランティは間違いない。今年のフジのなかで一番間違いない。 音源はつまらんけどライブは最高。ちゃんとボブ・マーリーくらいに評価しようぜ世界中の皆! リー・ペリーは間違いだらけでしょう。 エイドリアン・シャーウッドがちゃんと気合入れてダブ処理してくれれば ここ10年くらいで来日したときのヘロヘロなペリーとは全く違うステージになる筈。有明みたいにビースティコールとかされない筈! 清志郎は、おかえりなさい。おかえりなさい。Muxtape はフジの試聴用に使うことにしよう。 あとでまとめてUPします。 上野までジョグ行ってきまっす=ヽ(´ー`) ノ
2008年07月05日(土)
観ようぜホットファズ
楽しみがドタキャンになったのでふらりと渋谷へ行き映画鑑賞。 眠いけど、観てほしいから書いておこう。HOT FUZZすげえええええええええええええ ぜひ! 観て!! ください!!! 天才アーティストの荒削りなファースト・アルバムみたいな 生々しさと心意気と勢いと、むせ返るような映画への愛があった。 「スリー・アミーゴズ(サボテン・ブラザーズ)」の正当な後継映画として 大いに笑って戦慄して楽しめました。 ギャグの質はモンティ・パイソンかな。町山さんのとこ を読むとより立体的にもう公開だから言うけど、「ホット・ファズ」は宣伝されているような「バカ映画」なんかじゃない。 オイラにとってはコメディですらない。ただ、熱く泣ける映画なんだ。 これは、日本以上に閉鎖的で出口のない階級社会イギリスで、 しかも退屈で就職先も遊び場もなく、老人しか住んでないド田舎に生まれ育ったエドガー・ライト監督が、 地元のスーパーの商品補充係として働きながら、 ハリウッドや香港のスケールのデカいアクション映画や日本の怪獣映画にあこがれ、 何も起こらない行き止まりの日常を破壊する夢を見続けて、 しかし、それをあきらめずに夢に向かって突き進んだ果てで、 自分の故郷でスプラッターと銃撃戦とカーチェイスと大破壊を実現したという、 男の子のドリームズ・カム・トゥルーなんだよ。 ああ、なるほど。 あのグツグツと煮えたぎるような焦燥感と、あっけらかんとした多幸感はここから来てたんだな。 劇場で観ておくべき! デカイ画面で大音量で観てほしいのは勿論だけど 満員の会場は爆笑でメチャクチャ盛り上がってた、 あの一体感はDVDじゃ味わえないよ!
滝田ゆうは全部揃えたいなぁ。 久々、ソウルフラワーのライブ。 最近のシングル曲「海へ行く」「笑顔を見せて」を受けたような 地味だけどじんわりと沁みてくるゆるやかな空気。 にこやかに楽しい時間を過ごすことができた。「なんだかみんな楽しそうな顔してるなぁ」 「毎日それぞれ辛いと思うけど」 「家賃さえ払えればなんとかなるし。ホンマ」 子供ができてからの中川は丸くなったように思う。 だから中川のつくる音楽もボールみたいだ。 前みたいにでこぼこがあってどこに弾むか判らないのとは違って 真ん丸くなって、まっすぐに転がる。 そして、元気があって、よく弾む。 子供がたのしく遊べるボールだ。 今の俺は成長と思うんだけど 昔の俺だったら退化だと思っていたかもね。 「乳母車と棺桶」というNewest Model時代の曲を、ああ、この島じゃ忘れそう 元来すべてが同じということを という歌詞をああ、この島じゃ忘れそう 元来すべてが違うということを と唄ってはった。 どちらもそのとおりだけど、今は後者のほうがしっくりくるな。 Manu Chao /Politik Kills EP マヌチャオのマキシ。 全編レゲDUB処理ばっこし。GOOOOOD! 1曲目のDennis BovellミックスにはLKJも参加。渋い。 ホイホイと軽いRude Barriobeat Remixがエエなー DJでかけたいなーDISC SHOP ZEROのpodcast が、レゲーでイイですよ。 聴こうそして良かったら買おうゼロでヽ(´ー`) ノいいレコ屋! 麦茶を飲んで、おやすみなさい。
2008年06月22日(日)
イグザクトリー・ライク・ユー!
なんとか休みを取れたので、イベントの打ち合わせなどしつつ新宿でCDを漁ってきました。 ものすごく久々にロスアプ に行ったら、10年くらい前とまったく変わらぬエエ湯加減。 うれしいね。 最近はレコ屋行ってもなんだか「パッケージビジネスの終焉はいつ来るんだろう...」とか そーいう余計なことをついつい考えてしまってかなしくなったりするのだけど そういう気分と全く無縁に楽しく音楽を漁れた。 通販は使わずに、またお店に行こう。 いろんな店をまわって、 Sahib Shihabの再発、ローラーコースターズfeat.吾妻光良、 ウリチパン郡、電気クンビアのコンピ、enitokwaの未発表音源、 ダグ・カーンのヴォーカルアルバム、リトテンのDUB盤、 Freddie McGregorのボビーバビロンなどなど10枚くらい購入。 まだ全部は聴けてないけど、どれも良い感じ! しかし、とくにサヒブシハブのこれは... すごい。 美しい。なのに、時がグニェ...っとねじれる。 すごすぎる。 こっちは、特にすごすぎることはない。 Eddie Jefferson /The Main Man やっと出た〜 っても、CD化待ってた人なんて10人くらいしか居ないかもしれないけど... エディ・ジェファーソンのなかでも、このアルバムだけはずーっと再発されなかったんだ。 「Jeannine」とか「Freedom Jazz Dance」はソウルジャズ系のコンピにたまに入っていたかも。 じつに気のいいアルバム。1977年リリース。 エディ・ジェファーソンは、楽器の旋律をヴォーカル(スキャットと即興の歌)でやってしまう 「ヴォーカリーズ」の第一人者として尊敬を集めていた、らしい。 そんな人なので、よっぽどいい声なのかと思うと、さにあらず。 そこいらのおっさんみたいな声。 凄みとかエグみとか渋みも、それほどでもなく。愛嬌と声量だけは、あるっちゃあるかも。 そんな普通のおっさんが、よっしゃー大好きなジャズにのせていっちょがんばんべー、って具合に ハッスルしちゃっている感じが、いいんだ。 文字通り曲に「乗って」いる。音楽の気持ちよさに声をゆだねている。 音楽とピタリと息が合ってしまえば、うまさヘタさなんて超えてしまう、こともある。エディのおっさんのように。 聴きながら、音楽に「乗る」ことについて考える。 日々の生活に「乗る」ことについても考える。 音をよーく聴いて タイミングをあわせて ストーンと音に埋もれて それでもズレちゃったらまぁおかまいなし うまくしでかすには鍛錬はとうぜん必要 だけど考える前よりどんどん進んで なにより心から楽しんで 名盤!じゃないかもしれない。でも、ずっと付き合っていきたいアルバム。 バックの演奏もノリノリで、ほんといいですよ。 バッチグー。 あ、クレジット見てたらLeon Thomasのプロデュースだって。 なるほど。納得。 ノリノリだぜ レゲエDeeJayに通じるところあるよねえ。 録音物ではもうちょっと即興色薄く"歌を歌って"ます。