かなしいうわさ
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2008年04月05日(土) 春うらららら

















関西ゼロ世代?期待の星?
大阪発盆踊り系インストバンド?
園児から老人まで対応型ダンスホ〜ル?
neco眠る

東京に来てくれたので、ライブ観てきました。
おとうた通信のマサオ君に以前からおすすめしてもらっていたんだけど、ライブは初見。

うむうむ。バッチリ。
とにかく踊れる。明るいしおもしろい。
あたまからおしりまで途切れることのないファンクネスもあるし
音頭っぽいヘンテコなメロディによる叙情性もあるし
若さ故のやんちゃさや勢いも猛烈にあるし。
ラテンとかスカとかレゲエとかカリプソとかジャズとかのような
既成のジャンルをそのまま借用しているのではないところいいんだよな。
ジャム的な踊れるインストバンドは数多居るけれど、
このオリジナリティは替えがきかないね。

お、どこかの親切な方?がヽ(´ー`)
2008.04.05@高円寺MISSON'S

低音のリミッターを外してRock Onしてしまったので、
演奏が盛り上がってくるとプツプツ音が切れてしまう。
聴き苦しいけどご容赦を。
演奏のHOTさは伝わるはず!












2008年04月02日(水) 円の中心

尾久駅の地下歩道にて。




どういう基準でことばを摘んだのかな。
いいぞ。その調子だ。



























忙しい日々にはリーがぐっと効きます。

People Funny Boy : The genius of Lee Scratch Perry


リー・スクラッチ・ペリーの伝記が遂に邦訳ナル。
分厚くてデカイ本だけど頑張って毎日抱えて出社している。
その価値あり。
行き帰りの車内がズガーンとジャメイカになる。
リーさんの音楽すべてに脈々と流れる、果てしなき陽気さ、したたかな反逆心。要するにファンクネス。
それが文章からじわじわと滲み出てくる。
その魔法にネロネロと頭を溶かされながら勇気やテーゲー心などをいただいている。
今まだ第1章あたり。
コクソンとデューク・リードとプリンス・バスターが音楽でガシガシ戦ってる。
まだヒヨっ子のリーさんはコクソンんとこでチョコチョコ小活躍している。
第2章はリーさんとボブマーリーの邂逅およびリーさんの才気の目覚めが目まぐるしく描かれていることだろう。
愉しみだなー。

デヴィッド・カッツの丁寧かつ熱心な仕事に感服。
そして森本幸代さんのすばらしい訳。
ありがとう、ありがとう。

そういやカッツのコンパイルしたリーさんのトロージャンBOXも安いくせに極上だったので
見つけたら購入推奨です。
モッドモッドスキャな1枚目なんて二日酔の朝にも明けない喧騒の夜にもバッチリ。
duuuuuubな2枚目は帰り道なしの一本道なので覚悟して聴いてください。
メメント・モリモリ!

おおっと、タワレコで買うと+1000円くらいでTシャツがついてくるよ。
アメリカンサイズじゃありません。ジャストなサイズで購入するべし。





まぁ御託はいいから音を聴きなよ。効きなよ。

宇宙キャンプ!

おれはガンジャマ〜ンヽ(´ー`)

あかるいメロウネスも魅力だよなあ

ルーーーードなモッドスキャ時代も格好エエのよ

シャザーンヽ(´ー`)





闇をね、そのまま吐き出さずに、陽にしているのがいいんだよ。

「やけくそ」じゃない形でそれができる人なんてごく僅かだよ。














谷口ジローの「冬の動物園」のことを書こうと思ったんだけど、
今日はまーもういいか。また今度。









角瓶を飲んで、おやすみなさい。








2008年03月25日(火) 自己表現とかクソッタレ んな暇あんならmake party

今月は続けて買っている漫画がたくさん出て嬉しいやら金がかかるやら。





ネムルバカ /石黒正数


「それでも町は廻っている」4巻も快調な、石黒正数の読みきり作品。
いいですね。いいなぁ。とことん青臭い。
若いくせに落ち着いてやがるようで全然焦ってて、ちゃっかりしているようで空回りしていて。
それをテレたりカッコつけずに正面から描いている。
これほど美しくモラトリアムを切り取った作品を俺は知らない。
ありきたりな日常を転がしていくことの大変さや大切さや愉しさを見事に描いた「それ町」と対を成しているからこそ、
深みを増してじんじんと沁みてくるのかもしれない。

それ町の歩鳥は、いずれ入江になるんかなぁ。とか。
それもまたいいよなぁ。とか。

1巻で完結という絶妙の長さが、スキを埋め切らない=読みしろを残していて、いいんだよな。

石黒正数は「悪い人」を絶対に描かない。そこも好きだ。



ひろく読まれてほしい一冊。ぜひ!










チラシ。














来月もいいモン沢山出ます。

朝倉世界一の名作!短編集「月はなんでも知っているかも」 とか
ロビン西の地味傑作収録「ソウル・フラワー・トレイン」とか。
どちらもエンターブレインより。













そういや今月のコミックビームは良かった。
特に須藤真澄のエエとこを凝縮したような賑やかでせつない「庭先案内」は是非読んで欲しいですね。
あー、花見しよ、花見。飲んで歌って踊って騒ごう。









スミノフアイスを飲んで、おやすみなさい。











2008年03月23日(日) パーティはそのままに

イベントは無事に終了。






ご来場いただいた皆様
ありがとう!
ありがとう!!
ありがとう!!!


俺は文句無く愉しく過ごせたし、
集った皆も愉しそうな顔をしてくれていた。
(...ように思う)


おまけCDRのご挨拶にも書いたんだけど、
春先の週末という貴重な時間と
日々しんどい思いして稼いだお金を割いて
来てくれた甲斐があるものかどうか?
それを当ったり前にクリアした上で、
堅苦しくなくテーゲーな感じのイベントになればいい。
覇気も意志もありゃしない、夜を腐らせるようなイベントはこりごりだしね。



僕らはパーティをひらいて
誰もがうたってる
DJのレコードにあわせて誰もが踊ってる
ねぇダーリン君は僕のこと夢中にさせている
ねぇキューピッド弓をひいてくれ心臓へとまっすぐ
ミスターDJ レコードをまわしてよ
ミスターDJ パーティはそのままに

リクエストしてもいいのなら聴きたいうたがあるんだ
お願いあのレコードをまわして他のやつじゃ駄目なんだ
ミスターDJ サムクックまわしてよ
ミスターDJ パーティーはそのままに
ミスターDJ レコードをまわしてよ
ミスターDJ パーティーはそのままに

It’s been a long, long time coming

チェンジイズゴナカム!
ユーセンドミー!
エビバデラブズアチャチャチャ!
ワンダフルワールド!
チェインギャング!
キューピッド!
トウィスティンザナイアウェイ!
ブリングオンホームトゥミー!
ハビングアパーティー!!!



あうんさん・すうじぃ /パーティーはそのままに 















テケトー・セットリスト
漏れ順番狂いありまくそご容赦。


1回目
Get Up and Dance /Ken2-Dspecial aka youthless?&theyoug?
Jump Up /Double Famous
Can't Take My Eyes Off You /Lennie Hibbert
Hey Girl! Come And Get It /Boris Gardiner
恋のダブルブッキング /ランキンタクシーfeat Leyona
Sentimento /Little Tempo
ティーンエイジャー /仲井戸麗市
Wake The Dead /Beats International
Crazy For You /Beats International
Starring Dub /Dub Specialist
Two Trains /Lowell George
What Does It Take /Tony Joe White
Rivers Of Babylon /Melodians


2回目
Big Chief /Professor Longhair
Knock Em' Out /Lily Allen
Always True To You in My Fashion /Peggy Lee with George Shearing
最後まで楽しもう /吾妻光良&The Swingin' Boppers
Friday Night エビフライ(Live) /バンバンバザール
関白宣言 /二階堂和美
Funky for you /Nice and Smooth
Roller Skating Jam called Saturday /De La Soul
Let Me Turn You On /Biz Markie


3回目
Change The Tide /Mudie's All Stars
Rhapsody /RCサクセション
マディ・ジャンプス・ワン(Live) /憂歌団
Twistin' The Night Away(Live) /Sam Cooke
ぴちゃぴちゃ(Live) /ハシケン
サンバNo.7(Live) /ピラニアンズ
Little Bitch /Specials




・3回目、ぴちゃぴちゃからピラニアンズのサンバへの流れは我ながら素晴らしかった! 音楽の旨みがブワーっと溢れ出てフロアをパーッと埋め尽くす感じ。
・4つ打ちでかっちり繋がなくても、つなぎの妙ってのはやっぱりあるよな。
・DJのときはライブ盤をかけると観客の拍手が入ってたりして景気がよろしいね。
・マイクパフォーマンスは非常に愉しい。ライブ感あるし。
・次回はトースティングのレベルまで持っていきたい。ゆるレゲーセットで喋り倒したい。
これは鍛錬するしかないね(;´Д`)MC OBBAを見習わなければ。
・トライアングルを忘れるという痛恨のミス。同居人に気兼ねしつつミュートの練習までしたのに!
・レゲーの現場で愛用されているピュンピュンマシーン的に使おうとカオシレイターを導入したものの、音が小さくて聴こえないというミスも。
・次回は更に反省を生かそう。鳴り物をもっと増やすか。クラーベとか木のカウベル、パンディエロあたり。
・お客さんにも楽器を配りたいな。安物のカズーとか用意すっか。







次はたぶん野外でーす。









角瓶を飲んでおやすみなさい。





2008年03月18日(火) 初フルマラソンはふと気を抜くと人生とか語ってしまいそうになるほどの


荒川市民マラソンに参加してきました。



10k: 1:19:10
20k: 2:28:49
30k: 3:36:45
40k: 5:01:51
Goal: 5:19:42


惨敗惨敗。
5時間ぜんぜん切れなかった。
かなり後ろからスタートして、スタート地点を過ぎるまで15分くらいかかってるから
実質は5時間5分くらいかな。


折り返し地点までは、iPodで音楽聴きながらたのしくほがらかにRUN。
天気がいいうえに足もかなり好調で、本当にたのしく走れた。

20キロ過ぎた時点で「お、今日は行けちゃうかも!?」と調子に乗る。
ペースを崩して一気にスピードUP。
それがまんまと祟って、30キロ以降足がガチガチに。
歩いて走って、歩いて走って、歩いて走って....
地獄ですよヽ(´ー`)ノ地獄!

このくらいのタイムになると、お遊びレベルのランナーか
足を故障した人しか残っていないので
30キロ過ぎると全員がふらふらになりながらヒタヒタと走ったり歩いたり(倒れたり)している。
まるで戦場。ゾンビの行進。何を好き好んでこんな辛い目に!嗚呼マラソン地獄!

でも、お菓子やうめぼしやサロンパスを配給しながら必死に激励してくれる多くの応援のみなさん、
サンタとトナカイのコスプレで走る視力障害者と伴走者のペア、
赤いチャンチャンコ着て「還暦&結婚20周年!マサ子ありがとう!」というでっかい旗を持ったおじさんなどなどなど
皆に力を分けてもらいながら、フラフラながらも完走できた。
一生分くらい「頑張れ」って言われたよ。
とくに33キロ位の場所でラジカセ大音量でロッキーのテーマをかけて「ウォー!」と叫んでいるおっさんには心底心奮い立たされた。
ベタって大事だ!ベタって大事だ!

ひとりでやるスポーツなのに皆に支えられているんだな、とか
マイペースを崩さないことが大切なんだな、とか
ちょっと気を許すとマラソンで人生を語ってしまいそうになるほど、なかなかに奥深い。
ふむ。文系のひとが体育会系のひとを筋肉バカとか揶揄したりするけど、
いやいや、バカにしたもんじゃないかもよ。とか。
辛いのも含めてじつにたのしかった。


給水所で繰り出される食物の嵐もおもろかったな。
名古屋の喫茶店みたいな給食の量。
バナナは予想していたけど、チョコパンやオレンジにおにぎり、はてはシャーベットまで出てくる。名古屋の喫茶店かよ。
疲れた体に、「甘み」が脳天を突き抜ける。あまりのうまさに泣きそうにすらなった。
食べ物ってエネルギーなんだ。














今年中に雪辱を晴らすよ(´ー`)



















たのしいから又やります。
たのしいのが好きな人はぜひお越しを。
たのしめるように精一杯頑張ります。







トリスを呑んで、おやすみなさい。





2008年03月09日(日) 死ぬまで生きようぜ

CDぽこすか買うた。
全部良かった。
俺は俺の好みを判ってるなぁ。

俺には俺がついている。









in the pocket with Eddie Bo


ニューオリンズのファンク大将、エディ・ボーの仕事をまとめたコンピ。
JBのファンクが持つシャープさ、スマートさは皆無。とことんモサったい。モッサモサ。
そのモサモサ具合が荒々しく黒々しくていいのだ。
道無き道をナタでぶっ叩いて切り開きながら進んでいくような、確かな黒さ。
溢れ出るコミカルさもエエね。しんどいからこそコミカルになるんだ。








友部正人 /歯車とスモークド・サーモン


あっけらかんとしている。重々しさ皆無。軽い。この軽さは見習いたい。
この音楽のように、軽やかに日々を歩んでいきたいもんだなあ。思慮深いからこそ、軽やかに。

歳を取っていくことについての歌が多い。
最近俺がよく考える事にピタッとリンクしていて、とてもしっくり来た。
派手ではないけど、愛着を持って何度も何度も聴くだろう良作。









ランキン・タクシー /死ぬまで生きる


ジャケ、タイトルからも予想できるように、かなり骨っぽい内容。
「非暴力で行けるかい?」「バグダッドからの手紙」がド硬派。泣けた。
ミディアムかつ甘いレゲエビートに乗って、練りに練られたことばで着実に刻んでいく。地味だが、効く。
地味でもいいってことは、本気だ。本気だからこそ、後半の女呼んでブギ的テーゲーな感じもまた沁みてくる。

音楽についての愛も、いつもよりストレートに語られる。
レゲエは俺の頼れるアニキだ、と歌う「アニキ」

叱られた ワヨイワヨイ 生きてるのかよそれでも
叱られた ワヨイワヨイ 薄っぺらなままかよ
叱られた ワヨイワヨイ あるのか?戦う覚悟
叱られた ワヨイワヨイ 空騒ぎで終わりかよ!


空騒ぎで終わりかよ!のシャウトがとびきり良いぜ。










真保★タイディスコ / プロプラプリック


ドポップなタイのディスコをMC付でブリブリMIXED。
たのしー。かーいい。かっくいい。
文句ねえっす
ナマで観たい!












来週は荒川市民マラソンに参加。
初フルマラソン。
練習では30キロ走ると足が止まるのでタイムは期待できないけど、
這ってでも完走してきますヽ(´ー`)










2008年03月03日(月) 春うらら 血管ぶるぶる 振り回せ

第二夜。










春めかしい選曲を心がけます。
ぜひとも。








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