かなしいうわさ
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2006年10月12日(木)

あと ひ と つ

北海道に飛びたい気持ちでいっぱいだけど仕事が沢山アルネ(´Д`) せめて念を送るよ。15年分の念をじわんじわん送ったる。









朝霧JAM行ってきた。




朝霧童貞の俺をやさしくやさしく包んでくれました。 なんて良い祭なんだ。裸足でテクテクと歩く人が沢山居るってのが衝撃的だった。俺がフジロックに求めているものがすべてここにあったので、嬉しかったり困ったりした。




軽く感想を。
初日

Gina & Chris
元ムーンフラワーズの女性(バイオリン+歌)、BIG FISHの男性(ギター+コーラス)による2マンバンド。可愛らしくてダンサブルなアコースティック・グルーヴ。クラムボン蹴ってまで集うような奇特なお客さまがたは皆ノリノリ。ジーナさんがステージ降りてバイオリン弾き弾き練り歩く後を皆踊りながら着いて廻りに廻り。


Hands of Creation
引き続きムーンシャインにて観戦。ハワイのAORフュージョンロックバンド(カラパナとかサマーとか)のような心地よいナヨナヨ感。朝霧に合いすぎる。たまらん。ベースレスという編成も、絶妙なスカスカ感を生み出していてとても良い。高田連のギターもえーなー。


Ron Sexsmith
レインボーステージに戻ってロンセク。曲がいいから、知らない曲でも飽きずに聴けるね。中盤、ピアノだけでThere is a Rhythm、ギターでSecret Heart、というド名盤ファーストからのド名曲を立て続けにかまされて泣けた。


友人のテントでさんざ飲み食いして過ごした後、ぶらっとメインステージへ。
くるり
ベスト盤が出たからか、有名曲ばかりやっていた。でも「フジロックにはフジがない〜、ここにはあるぜフジ〜」みたいな下らないブルーズ、お祭りワッショイ、みたいな変な曲の方が良かったな。大好きな「東京」も演ってくれたけど、あっさり流す感じで、ああ時は過ぎたのだなぁと寂しくなったり。でも続けてやった「街」が滅茶苦茶気持ちが入っていて、心のタガをスコーンと外され、グラグラに。



Michel Franti & Spearhead
ヒップホップリシーの頃から大好きで、世界一渋い声の歌うたい/詩人だとは思っていたけれど、音源はいまいちだなという印象があった。しかし、これは....
素晴らしい。素晴らしい。今年観たライブのなかでは間違いなくベスト。あの糞渋い声でポリティカルなリリックを歌ったりラップしたりラガったりされるだけでもうタマランのだけど、頭でっかちにならずに愉しく踊れるグルーヴィーな楽曲、ライブまらではの凝りまくったアレンジ、マイケルの突き抜けるようなショーマンシップに煽られてニコニコしながら踊りまくった。ギターとドレッドの髪を振り乱しながらグルングルン踊る姿にボブ・マーリーを見てしまった。キャッチーなシングルヒットを出すことができれば確実に時代を担うカリスマになれる人だとおもう。



THE POGUES
初ポーグス。いまのシェーンがつかいもんにならねえ事は映画をみて知っていたものの、こりゃホントに使い物にならねえな(;´ー`) とくに早い曲はほとんど歌えてなかった。何度も何度も聴いてきたCDのなかでのシェインの歌を思い出して補正しながら聴かないと曲の輪郭すらわからんかったかも。だがしかしミドル〜スロウな曲は絶品だった。Dirty Old Town、A Pair Of Brown Eyes、Old Main Drug、Fairlytale of New York... まぁスロウな曲だってヘロッヘロなのには変わりは無いんだけど、いまのぼろぼろのシェインの歌だからこそ染みてくる、CDには刻み込まれていない儚い美しさがあった。
俺は泣いたよ。

ラストはFestaでジャンジャガジャンと終演。シェインの歌がサビで一小節ズレちゃったので、客もゲラゲラ笑いながらそれにあわせてズラして歌い踊っていたのになんだかホッコリした。





眠い、ダウンだ、おやすみ








2006年10月01日(日)

毎日のように使っているコンビニはとても接客が悪い。さあ今日もタルイけど頑張んべ、と空元気上げてる朝の俺の出鼻を挫く負のバイブ。なぜこれから人の食うおにぎりを放りますか。客にはありがとうも言わないのに接客中バイト同士で笑い合ってますか。以前の俺ならオニギリや金を思い切り投げつけてしまったりしてしまうところだけど、それやるとその店に行きにくくなるだけ、怒りからは怒りしか生まれません、つうことで考えを改めた。レジ打ちの時に毎日すこしづつ話しかける。どうせ雇われならちゃんと接客してちゃんと「ありがとう」貰うほうが愉しいでしょ?つうことに気がつかせてやる。夏が終わるまでに打ち解ける、と目標を決めて、ゲーム感覚で頑張った。やっと最近笑顔を見せてくれるようになったM君、俺以外のお客の接客もちょっとマシになってきたかな(´ー`) 
と思ったら昨日辞めてしまい新しく入ってきたバイトがこれまた最悪で(´ー`) どうしたら(´ー`)







ALTZのライブDVDがすんばらしいいいい。
cover
思い切りサイケで存分にファンキー。大胆なエフェクト、踊りまくるダンサー、弾きまくるギター、騒ぎまくる客。そしてトビまくる俺。CDよりも断然良い。IdjutHarveyも目じゃねえよ。ハウス・ファン以外の方も是非どうぞ。安いしね。










2006年09月28日(木)

野球ファン必携のド名著「おしゃれ野球批評」の、えのきどいちろうさんの文章を引用します。


 東京でファイターズファンを名乗ることは、ずっと何というかビミョーな問題だった。僕は理由がハッキリ言える他球団をうらやましく思ったことがある。 「西部沿線住民だから、埼玉県民だから西武ファン」、「千葉県民だからロッテファン」、「近鉄沿線だから、反体制的で豪快なのが好きだから近鉄ファン」「神戸市民だから、クールな持ち味が好きだからオリックスファン」、「福岡県民だから、九州人だからダイエーファン」。ファイターズには足場になる特定のエリアも、色づけされたイメージもなかった。僕はこれまでずっと「何で日ハムファンなの?」と訊かれてきたような気がする。東京には全国区の巨人があって、非主流派にはヤクルトもある。どうもファイターズファンであることには、特別の理由が必要らしかった。

 あんまりしょっちゅう訊かれるので、何通りか答えを用意するようになった。一番簡単なやつは「ま、判官びいきですね」。エピソードのひとつも言わないと相手が納得してくれなさそうなときは「中学生のとき、突然、日本ハムって球団ができたんですよ。日本と重くきて、下がハムです。普通、日本と来たら航空とか鋼管とか、下も重くするでしょう。それがハム。語感が超ウケて、クラスでギャグとして言ってたんですよ。そうしたら言った手前、何となく新聞で気にするようになって選手を憶えちゃったんです」。 まぁ、どっちもウソじゃないのだけど、本当のことを言うとビミョーさに魅かれたのであった。僕は思春期の中学生で、そういうことに敏感だった。ハッキリした色、ハッキリした価値ではない、あいまいなたたずまい。自分が目をつけなければ、皆、見逃してしまいそうな中間的価値が、あっぱれ堂々と12球団のひとつとしてプロ野球をやっている。風流というのも違う。マイナーというだけのものでもない。弱小球団だが、不思議とアクの強いマイナー主義の匂いがない。とにかく気がよくて、のんびりしている。

 僕のような東京のファイターズファンは、こういうニュアンスを愛したのだと思う。ハッキリした色合いは、むしろ野暮ったかった。それは煎じ詰めると、自分に似ているような気がしたのだと思う。いつか念願叶って、そんなビミョーであいまいな価値が、天下晴れて日本一に輝くのを夢見ていた。「大きな顔をしてるの」や「アクの強いの」や「ずるく立ちまわって策略ばかりめぐらしてるの」を打ち負かして、何とファイターズが優勝するのだ。




するのだ、



するのだ!





後楽園球場のころは、観客より選手のほうが多いんじゃねえの?てな事も多かったんだよ。あんまり客がいねえんで肉屋でタダ券配ってたんだ。そのタダ券もって自転車乗っていそいそと後楽園に通ってた。セリーグの各球団は選手別応援歌をバッチリ作ってホーン入りで盛大に応援していたのに、ハムは5人くらいで笛で応援していたんだ。ピッピッピーて。ひとりで外野で応援している小学生の俺を援団のひとは本当によくしてくれた。フランクフルトやジュースをおごってくれたりしたね。この回に点が入ったらメガホンあげるよ〜、つって何度もメガホン貰った。帽子も貰ったな。


でも、子供ながら、「この球団は俺が死ぬまで優勝しねえんだろうなあ」 って思ってたんだ。



ハムファンだと公言して何度も何度も哂われたよ。
おかげさんで忍耐強くなれたよ、
どーもありがとう、
ざまあみろ。





日本ハムのウイニーとシャウエッセンとモーニングサーブを焼きました。
喰いながらひとり祝杯をあげます。




ありがとうありがとうありがとうありがとうありがとう










2006年09月27日(水)

僕は球場に入れない多くのファンに呼びかけたい。
別の街、別の場所に住む友よ、魂の兄弟よ、姉妹よ。
ファイターズは僕らの夢だ。
何ひとつウソのない、まじりっ気なしの夢だ。
心をひとつにしよう。
テレビの前で、ラジオで、家庭で職場で、一心にチームを押そう。
僕らは過去25年で最高のチームを持っている。
今週は、その最大のチャレンジだ。


http://www5.hokkaido-np.co.jp/sports/fs_fight/index.php3








2006年09月24日(日)

朝霧、メンツ発表
相当いいんじゃね?(´ー`)








「太陽」観てきた。たんたんとした描写の続く地味な映画だけどなかなか楽しめた。イッセー尾形演じる天皇さんの機微を面白がれるかどうかで評価が分かれると思う。
しかしナナゲイがあんなに混んでいるのは初めてだったよ。











ナナゲイでチラシ見たんだけど、タムくんの映画シネ・ヌーヴォでやるみたいだ。


hesheitは大好きなので期待大。
予告編
期間限定でひとコママンガもやってるので是非どうぞ。











金村...(;´Д`)
ビッグマウスはいいけど結果出してくれよ...
wikipediaでは退団したことになっていて苦笑


ちょっと! 某所で、東京のソウルフラワーのライブで中川が阪神のこと話し出てるとき野次る日ハムファンが俺であると疑っている人がいるようだが、誤解です(;´Д`) あの人、ニューエストの頃からずっといるよなぁ。今もいるのかな。友達になりたい。





Soul Flower Union /Ghost Hits 00-06
cover

3枚目のベスト。
ひとつ前の95〜99は、オリジナルアルバムでも乗り越えられない程のド名盤だった。あれを超える強度はこれには無い。選曲が良くも悪くもユルい。でも、今のソウルフラワーはこれでいいと思う。巧いこと選曲すれば、前ベスト並みの強度を持たせることもできただろう。でも強度は減じたけれど、しなやかさが増した。やさしいソウルフラワーなんてニューエスト時代には想像もできなかったなぁ。「ベスト」じゃないかもしれないけど、とてもとても愛すべきアルバムになった。ファンを続けてきて本当に良かった、と思わせてくれた。
あと初回限定のオマケDVDが良い。釜ヶ崎での「満月の夕」は最高だ。春一番コンサートや、じゃがたらの寿町コンサートなんかで観られるよーな「踊るおっちゃん」のファンは必見!









Stanton Moore /III
cover
Gaalcticのドラマー、スタントン・ムーアの新作。スカスカでスロウなのに超ファット。ギャラクティックはライブアルバムは最高(去年CD-Rで出たJazzfestのライブは糞ファンキー!!)なのに、オリジナルアルバムはすごくつまらない。でもスタントンのソロはどれもオモロい。ライブでのファットさをうまいことパックできている。初期ミーターズ好きもジャムファンもみんなで腰ゆらそうぜヽ(´ー`)









ラジオ更新。更新日の表記などはまだメンテしてないけど、内容は変えています。CKBのセプテンバーとムーンライダースの9月の海はクラゲの海を9月中にラジオに入れないと!と思って慌てて入れ替え。










2006年09月21日(木)

ミリオンバンブーを枯れさせる俺が来たよ

あっという間に死んだ
朝には青々としていたのに帰宅したら黄色くなっていた
眠るように逝きました(´Д`)






Regnina Spektor /begin To Hope
cover
ふつふつと湧き上がり堪えきれないものすごい熱量の情念があって、まぁ思うまま叫びぶちまければラクになるけれどあえてそうはせずに、堪えに堪えてギュ、ギュ、ギュ、ギュ、と何日も何日もかけて固めていく、そのうちに泥団子のようにまん丸に固まって、手垢で銀色にピカピカと光りはじめる、それを丁寧に薄く輪切りにしていく、と、このアルバム「begin to hope」になったようなので、プラケースに入れて出荷してみた、という下らない妄想をしてしまう位の...傑作
まだ天才ぶりっこしてなかった頃のビョークのようなフリーさ、情念噛み殺し3年殺しなローラ・ニーロにも通じる隙のない完成度。フックのあるポップな曲を揃えてはいるものの、派手さはないのでバカ売れしたりはしないんだろうなぁ。








<フリフリひとくち情報>

■ジャマイカ大衆文化の母、L.ベネットを紹介する好エッセー『ジャメイカン・キン・ティート』発売
森本さん翻訳の「Born Fi Dead」には強烈にやられた。凄い本。読了から1ヶ月位経つけれどいまだに心に刻まれた傷は痛み、足を引き摺りながら日々をなんとかフラフラと歩いている感じだ。これも早いとこ読まなければ。


■ボ・ガンボス、CD+DVDの“オリジナル・アルバム”をリリース!
愛情の空回りで詰まらないものになっていたとしても。


■『LIVE at AKETA ね.』
春一番ではじめて観て、一発で大好きになってしまった「ね。」のライブ盤が出る!!!
ラサーン・ローランド・カークのドシャメシカ・ジャズのただしい後継者とおもいます!!!
しかし「ね。」 がバンド名だなんて、なんて検索しにくいんだ!


■古謝美佐子meets「竹田の子守唄」&江州音頭
先の話だけど、予定にいれておこう。





             3:25
すっかり酔ったしヽ(´ー`)ノ眠い
ので寝ます









2006年09月19日(火)

ちょっとヌルいグリーンラベルを飲んでいます。
冷蔵庫を開けっ放しにしていたのは誰だ!
俺だ。すまん。




45キロジョギングの筋肉痛は完治。今日は8キロくらい走ってきた。

今回の45キロの行程で、埋立地の港湾施設に2回も迷い込んだ。あっちにも橋がかかっているからここを抜ければ近道だろう、と突入したら車専用の橋しかなくて結局引き返す、というミスを2回も。そのせいでもともとフルマラソン程度の距離だったはずが3キロも多く走ってしまったわけだけど、トボトボ引き返す工場や倉庫ばかりの道々は、町中を走るのとは別の愉しさがあった。ひとけがなくて軽く隔絶された感じがとても心地良くかんじられた。ど田舎に行ってもひとけはないけど、田舎のひとけのなさはおおらかで畏怖あふれる感じで、自然の中にあっちゃ俺なんてチンカスのようなものだなと圧倒はされるけども、圧倒されるばかりであんまりうまく馴染めない。キャンプなんかしても、気持ち良いけどなんだかよそ者な気分がする。港湾施設のひとけの無さは、都会にほど近いのに「お前は用無しだ」と突き放され見放されているような悲哀があるような。俺のことをテキトーにほっといて好き勝手に朽ちてくれている。そのゆるい悲哀につつまれながら見捨てられた車や倉庫をトボトボと見て回るのは楽しかった。 








道々の。








人生会館。住みたい。











スーツ姿の男、じっと鴨を見る。













西宮交通公園。




地元の交通公園には小さい頃親父がよく連れていってくれたものだ。おかげで曲がり角では一旦停止が身に染込んでいる。







ありゃ港湾の写真が全然ないな。
つうかジョギング中にこんなもんを撮っているから遅くなる(;´Д`)







regina spektorが良いという話をする積もりだったんだけど酔ったのでねます







1位だよ!1位!








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