かなしいうわさ
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出張中。ド田舎。9時過ぎると真っ暗。地元のおっちゃんがいくような飲み屋すら発見できず、途方に暮れ、結局夜はコンビニでごはん買ってきてホテルで音楽聴きながらネットしてる。自分ちにいるのと変わらない(;´Д`)
これ、誰か行かないすか? prism ゲッチングだよALTZだよ光だよ近藤等則だよー まぁ、ゲッチングはソロということなのでE2E4とかSunrainとかはやらずにエフェクトかけたギターちゅいいい〜んほんわわわ〜んと鳴らして一丁上がり、てな予感もするけど でも朝にAltzやEYEちゃんで踊るてのもいいじゃない
バナナホールの篭城ライブ行ってきた。いままでのライブのときと違って客電がずっとついていたので、会場がよく見渡せた。俺にとってはとても好ましいみすぼらしさ。美しい。こんなに美しい朽ち果て方をしているライブハウスは他にはない。けど、お金を出している人からすればただのコ汚い流行ってない会場でしかないよな。潰して他のもん建てるというのは、経営判断としてはとてもよくわかる。残ってほしいというのはただの俺のエゴだ。でも多くの人たちのエゴでもあるんだなぁ、と、そこに集まっている大勢の人を見て思った。残るといいね。 演奏されている音楽はとてもつまらなかったので、ビールを3杯飲んだあと少しだけカンパをして、帰った。本当に継続させたいなら土日くらいはちゃんと良いアーティストをブッキングしたほうがいいと思う。これじゃ逆効果だよ。
風太さんが会場に来ていた。黙って座ってタバコ吸いながらじっ...とライブ観てた。たまにライブ会場でお見かけするけど、必ずひとりで、一番うしろのほうで、じっ....と観ている。で、スッと帰ってしまう。つるまない人なんだろう。それなのに春一番とかやっちゃうんだよ。格好良いなあ。世界一格好良いじじい。
ポートカス /Groo
元ラリーズのひろしNaさんによるニャンニャカニャカニャカ・ロック・ユニット。タイトなバックバンド、ひしゃげたギター、ヘロヘロにとろけた歌。寝起きのラモーンズのような単純なラケンローではあるけど、民謡や演歌などの日本生え抜きの音楽のもつ物腰のやらかさがあって、とても美しい。そのうえ、気が抜けすぎて自然体過ぎるが故にとんでもなくサイケデリックでもある。さすが名誉ラモーン。ダイナソーJrのグリーン・マインドと並び称されるべきド傑作だけど、ニャンニャカ度が高すぎるので真面目な人からは評価を受けにくいんだろうなあ。
もう寝ますがこれだけ
SHINJO選手 「28年間思う存分野球を楽しんだぜ。今年でユニホームを脱ぎます打法」
やめないで (;´Д`)
更新ブログさん nichiham.exblog.jp なるほど、その通りですね。
Bar Beppeさんで知った情報。先日閉店したBanana Hallはライブを続けているらしい。
バナナホールの夜は終わらない 存続求め籠城ライブ 9日を最後に休業した大阪・梅田の老舗(しにせ)ライブハウス「バナナホール」で、その後も毎晩、存続を願うミュージシャンやファンが集まり、無料ライブが開かれている。口コミで聴衆は増え続け、14日夜には100人を超えた。 休業翌日の10日夜。奈良市のミュージシャン鷲見(すみ)晃一さん(42)が、ホール前の駐車スペースで仲間と2人で歌い始めた。数週間前、20年来の友人でホール運営会社社長の高木健至さん(56)と酒を飲みながら、「社長が籠城(ろうじょう)して、こっちは路上ライブをやろう」と話したのを覚えていた。「このままバナナが消えてしまうなんて、認めたくなくて」 誰にも知らせていなかったのに、いつの間にかメールなどで連絡をとりあった常連客ら約40人が集まっていた。翌11日には約70人まで増えた。後片づけのためにいたスタッフが、近所への迷惑になるからと、ホール内に招き入れた。 12日はホール内で食事や酒を楽しみながら約50人が鷲見さんのバンド「ワビサビ」らの演奏に聴き入り、13日には約70人。14日の演奏は日付をまたいで午前3時まで続き、ツアー途中のプロミュージシャン、ワタナベイビーさんも応援に駆けつけた。
篭城なんかで取り戻せるわけねえだろ、と馬鹿にするのは簡単だ。でもやるんだよ、ね。anywayやるしかない、だよね。会社のひとを誘って行ってこようと思う。
フォーエバー・ヤン ミュージック・ミーム2
いちいち冴え過ぎ。センスと思慮の固まりなのに、これみよがしではない。偉ぶるどころか、率先していちばん下まで降りていってキャッキャッキャッキャと遊んでる。名前の「ヤン」もインヤンの「陽」でしょ。すげえよ。 だいじょーぶ。永遠に若いぜ。そうでやんす。だって。 本も同時発売なので、そちらで解りやすくいろいろ解説してくれるのでしょう。このミームは大いに広がるといいっすね(´ー`)
岡野社長最高ヽ(´ー`)ノ 穴開いてなかったら針じゃねえんだあ。
法月理栄 /利平さんとこのおばあちゃん
コミックビームはこれまでも何度か一般的には知られていない良質なマンガを発掘して、単行本を再発してきた。あすなひろしは本当に良かった。今回出たこれもまた絶品。今日下巻を買ってくる。感想はその後。すぐに絶版になる気がするので、友人にあげる用にも何セットか買ってこよう。
「バナナホール」あすラストライブ 「また、どこかで」25年終演ベル
閉店してしまった。 大阪で、スモール・メジャーからビッグ・マイナーまで幅広いアーティストがライブできるそこそこ広いライブハウスってここくらいじゃないだろうか。関東のひとに解りやすくいうと移転前のリキッドルームみたいな場所だったんだよ。クラブ系は出ないしオールナイトも無かったけど。 もっと狭いハコでしかライブできなくなるアーティストも多いだろうなぁ。規模でいうとクアトロあたりになるんだろうけど、クアトロはインディーのバンドは出にくそうだし。なによりあそこは雰囲気も音響も最悪だ(;´Д`) まぁ、無くなってから悲しむのなら存命のうちにもっと足を運んでおもいきり楽しんで金を落としてあげるべきだった。
SHINGO★西成 /welcome to ghetto
洋邦含めて、久々に買ったヒップホップ。ラップもうまくないし、リリックの妙も感じないし、トラックも平凡。だけど無条件に信じてしまいたくなる魅力がある。全盛期のYOU THE ROCKのように、人間力や心意気だけで聴かせてしまう感じ。冒頭のスキット「長屋の一人っ子の独り言」はまるで「ユウザロックのアウタヒア」のようじゃないか... 日本にはストリートもゲットーも無いよ、けどドヤ街をテーマにするとはイイとこ眼をつけたねえ、なんて分析するような人にはあまり楽しめないとおもいます。これはそういうものではないから。
映画「スティーヴィー」を十三・第七藝術劇場にて。
ホワイトトラッシュの性犯罪者を追ったドキュメント。 心をとてもとても深くえぐられた。
監督は、ビッグ・ブラザーという問題のある子供の「義理の兄」になるというプログラムで、主人公のスティーヴィーと出会う。スティーヴィーは典型的なホワイト・トラッシュ。幼い頃に実の母から受けた徹底的な虐待、施設で受けたレイプを経て、どうしようもないロクデナシになった。あげくには肉親の8歳の娘に性的いたずらをしたという容疑で逮捕される。そんなどうしようもないスティーヴィーを、「ドキュメンタリー映画の監督」であり「義理の兄」であり「友人」であるという複雑な関係である監督が、「彼をこうして映画に撮ることは、はたしてよいことなんだろうか?」という葛藤をまるだしにしながらフィルムに刻んでいく。ドキュメンタリーなのにもろに主観的なのだ。もちろん客観性を保つべく多くの人に取材をして様々な視点で問題を切り取ってはいるけれど、実はそれは映画としての客観性を考えてというよりも、「義理の兄」として、彼を知り、更生させたいという気持ちだけから出てきているようにみえる。つまり、この映画は完全に「加害者側」の視点から撮られている。だからこそ描けているものがある。それは他人に対する「想像力」の喚起だ。
人間の想像力なんてたかが知れているから、人の気持ちなんてうまく考えられない。人は凶悪な事件の加害者に対して「極悪非道」「あんな人間がいるなんて信じられません」「耳を疑います」「しねばいいのに」という反応をしてしまう。でも、自分は善良な人間ですよ当然、と思っている人たちだって、ただ想像できていないだけで、実は加害者と紙一重なんだ。もちろん環境や状況や年齢を言い訳にすることは許されない、だけど、そういったことが何かひとつ悪いほうに違っていただけで、自分が加害者になっていた/これからなるかもしれない、ということは自覚して想像してほしいんだ。加害者を擁護したり同情したりするべきとは思わない。やってしまったことは最悪であり、それには同情の余地もないし、きっちり落とし前を付けられるべきである。でも、映画をみてもらえればわかるけど、スティーヴィーはくそったれで最悪なロクデナシではあるけれど、まぁ、結構いいやつだ。周りの人間もいいやつだ。じつは皆いいやつだ。そして同時に皆クソッタレだ。君や俺と変わんねーじゃん。自分は違いますよまともですよ、なんて思考停止しないで、自分のこととして、想像してほしいんだ。犯罪者に限らず、自分の理解できないひとを、自分の埒外に置いて隔離しないでほしいんだ。 監督を含めて、スティーヴィーのまわりの人間は、スティーヴィーが度々繰り返すくそったれな言動にも関わらず、彼から逃げない。隔離しない。そんな彼らをみてほしい。そして、悪行を重ねつつも、感情に蓋をしているだけで実は悩み苦しんでいるスティーヴィーをみてほしい。
日常のストレスを痛快に発散させてくれたり、気持ちよく感動に浸らせて泣かせてくれたり、というエンターテイメント的な要素はほとんど無い映画なので、映画にエンターテイメントのみを求める人にはきついかもしれない。痛いし、なるたけ見ないで生きていければよい部分ばかり出てくる。ただ、この重苦しい3時間を経て、すこしでも想像してほしいんだ。想像することでしか憎しみの連鎖は止まらないと思うから。
俺はずっとずっと、こんな映画があったらいいと思っていた。 環境、時間の都合がつけられるかた、観られるひとは、ぜひ観てください。 お願いします。
俺がこの映画を観るきっかけを作ってくれた文章です。素晴らしい。 http://d.hatena.ne.jp/maaa55/20060309 俺のよくわからん感想なんてここを読めば全く必要ないかも... ぜひ読んでください。
久々にラジオを更新。 Jungle Beat a.k.a. Bo Diddley Beat のワンウェイ。
ドンッ ドンッ ドンッ ドンドン
ドンッ ドンッ ドンッ ドンドン
ボガンボラップでどんとが「このビートはしあわせを呼ぶビートですうー」と言っている。さもありなん。辛い時もこのビートを頭ん中で鳴らして乗り切るのだ。 今回のネタの半分位はこのコンピから。ジャングル・ビートと呼ぶのには一寸強引な曲もあるけど、まぁそこいらへんはテーゲーな気持ちでひとつ。 あー「willie and the hand jive」もジャングルビートとするならば、オザケンのファーストに入ってる「地上の夜」もそうだな。まだまだある気がするけど思い出せない。ジザメリの曲で「Bo Diddley is Jesus」てのもあったな。Spacemen3かSpectrumにもあったよな。ガレージ系にはまだまだある筈。久々にナゲッツ聴きなおしてみるか。 などなど、これら以外で格好良いジャングル・ビートの曲をご存知の方はぜひともおしえてください。
ライブでアンコールの拍手をするとき、ひとりだけこのリズムで拍子をとっている奴がいたらそれは俺です。協調性がないね。
Go Jimmy Goを会社でかけていたら、2人から「これ誰? 買う!」と言われた。特に音楽ファンじゃない若い娘に。終業時間後はいつもだいたい音楽かけているんだけど、そんなことを言われたのははじめてだったのでとても驚いた。うん、ゴー・ジミー・ゴーはわかりやすいのがいいんだよな。わかりやすいけど、万人向けに原液を薄めているわけでは全くなくて、ひたすら気持ちいい音を鳴らそうと頑張ったら自然にわっかりやすくなってしまった、というところが良いんだ。 大阪でのライブは今日(7日)ですよ。
公式サイト(音鳴注意)
ちょっとだけ手直ししました。
日曜に大阪ドームにて「日ハムはじめ」してきた。
客がいないのは試合終了後だから。毎回ポコポコ点が入ってたのしい試合だった。何回も「おーいおーい北海道」を歌えて満足。(点が入ると歌うのです) となりのおばはんにビールをこぼされてケツがびしょびしょになったのも、ビールかけだと思えば腹も立たない。
V.A. /A Sweet Serenade
ハワイ、フランス、カナダ、スペイン...世界各国のスカバンドをリリースしまくるレーベル「スカ・イン・ザ・ワールド」が編んだコンピレーション。知らないアーティストばかりだけど、アコースティックで風通しの良いスカばかりでとても気持ちがいい。しゃくしゃくとすくい上げるアコギのカッティングの音って本当にいいな。ワンストロークごとに胸のモヤモヤが取れていくようだ。 ロックステディ黄金期を彷彿とさせるいなたいコーラスものから、エディ・リーダーがスカやったようなすがすがしい逸品、アホまるだしなアコースティック・ダブまであってどの曲も良い。特にお気に入りは9曲目のRiki Rocksteady。アコギでざくざくと切り込みながら陽気にラガマフィンをかましている。大笑いしながら頭を振りまくれる最高の一曲。ライブ観られる機会があったら、おまえあほか(^Д^)とニコニコしながら肩を叩いてやりたい。 まだ春も始まったばかりなのに、早くも夏が待ち遠しいような阿呆なあなたに大いにおすすめ。
このコンピには未収録だけど、Ska In The Worldからリリースのアーティストでは、ロスのChirs Murray、フランスのaspo、Jim Murple Memorial、ハワイのGo Jimmy Goは本当に良い。これみよがしに狙っているわけではないのに、お国柄が音に滲み出しているのがいいんだよ。4人のジャック・ジョンソン好きに聴かせたらところ、全員ファンになってしまったGo Jimmy Goはもうすぐこっそり来日するので、ビール飲んで週末の夜をノヒノヒ過ごしたい人は是非。
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