かなしいうわさ
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2006年03月08日(水) 519

春は飯が旨くて困るよねノ(´д`)








燒賣太樓
大阪でいちばん好きな食べ物はここのシウマイ。551の豚まんをあっさりさせて、皮をモチモチさせたような食感。焼飯もラーメンも何でもうまい。昼も夜も平日も土日も、いつも同じおっちゃんがひとりで作っている。いつ寝ているのだろうか...









で昼休み、これ喰った後にダッシュでタワーレコード行って買ってきたのが小沢健二とウルフルズの新譜と、シェイン@ポーグスのDVD。

小沢健二 /Ecology Of Everyday Life 毎日の環境学
cover
オザケンはノ(´д`)うん まあ 悪くないんじゃないかな。インストにした気持ちはわかる。前作「刹那」よりもこなれていて聴いていても違和感がないし、ちょっとシカゴ音響系とかbattlesとかを彷彿としないでもない音の上に、うっすらと活動停止前のポップさが乗っているから、ジャケットがこうでタイトルがこうなのもとてもよくわかる。わかるわかる。わかるけど、オザケンが演ってるって思い入れを抜かして冷静に聴くと、Tスクエアをジョン・マッケンタイアがやる気なくプロデュースしたような感じであって、決して悪くないけど有り体にいうとちょっと退屈で、音楽は演ってる人の気持ちを慮って聴くもんじゃないので、うん まあ もう聴かないかも。







ウルフルズ /YOU
cover
旨いチャイの作り方を知りたいひとは電話して!っつってラジオ番組で自分ちの電話番号教えちゃうようなデビュー当時の暑苦しい純な思いとかソウル好きで仕方ないねん!という止められない止まらない思いを、すり減らしながらも捨てることなく大切に擦り磨き上げてきた結晶がこれだ。今まであったノベルティ路線が一切無い。彼らはこれがいままでどうしてもできなかった。どうしてもどこか照れ笑いしていた。このアルバムにはそれが全く無い。ポップスであることに照れずに誇りをもって真正面から向き合っている。彼らが現役で活動している時期に生きていられたこと、そしてこの作品をリアルタイムで聴くことができたことに素直に感謝したくなる程のド傑作。吹っ切れた彼らは今後どんどん傑作を出し続けていくだろう。聴きながらジョギングしたららタイムが10分位短縮できた。そりゃあそうだろうよ!











2006年03月04日(土) 518

ちょい前の話になりますが
2/25 新ナニワサリバンショー
今年で3回目、キヨシローを皆で囲む会in大阪。初参戦。
軽い気持ちで観に行ったんだけど、とても楽しめた。4時間半という長時間が一切だれることなくズビズバと過ぎた。客層は老いも若きもごちゃごちゃ。前の席に座ったおばちゃん達が小さく手拍子をかましていたりする。うーんいいな。あけすけでノホホンとした雰囲気で、「ここはフジロックのfield of heavenか、春一番@服部緑地か?」と思うくらい居心地が良かったよ。

ゲストでよかったのはアッコさん。演ったのは「山のふもとで犬と暮らしている」と「ひとつだけ」。まぁこの二人が組んだら悪い訳無いというのは何年か前のフジロックでの競演のすばらしさから予想できてはいた。その予想どおりに、ちゃんと良かった。 GoGo!7188も初々しくて良かったな。2・3'sの「芸術家」をカバーしてて、おいおいこの曲キヨシローじゃねえじゃん!と思ったけどかわゆいラケンローになっていたので良し良し。 斉藤和義はギター一本でアウェイの客を完全に掌握してた。すげえ。
中盤で出たHIS(キヨシロ+坂本冬美+細野晴臣)はとにかくゆるゆる。「パープルヘイズ音頭」でへろへろ踊った。きっと演ってくれると思っていた「500マイル」も聴けて満足。
最後にチャボが登場。RC時代の曲は、チャボが入るとソロで聴く時とは曲のきらめきが明らかに違っていた。とくに「いいことばかりはありゃしない」「君が僕を知っている」はたまらんね。オーラスはやっぱりこの曲しかないでしょう!な「夜の散歩をしないかね」をふたりだけでキメて去っていった。満腹。



他の方の感想
自然体。さん
Cafe5812さん








2006年02月28日(火) 517

電気用品安全法について
「子供騙しの猿仕事日記」さん 2/24ぶん記事 http://d.hatena.ne.jp/k_turner/20060224

事業資金の担保に入れていたコピー複合機が、融資先から「担保価値無し」と評価され返済を迫られている
うう、これが本当なら相当やばいな。


明日(3/1)、輸入権問題のときもいろいろ力を注いでくれた川内さんが、予算委員会分科会にて質問してくれるそう。
http://blog.goo.ne.jp/kawauchi-sori/e/2c20197ea0891940ccf0891ebe1916bb






あとは気になったことをふたつクリップして寝ますね。

ひとつめ。


フジロック出演者第一弾
Broken Social Scene
Flogging Molly
Franz Ferdinand
THE HIVES
MOGWAI
North Mississippi All Stars
大江慎也
Red Hot Chili Peppers


レッチリは新作も出るしタイミングばっちり。嬉しい。けど、単独でじっくり観たい気もする。
Flogging Mollyは本当にうれしいな。皆でピョンピョン跳ねようぜ。

North Mississippi All Starsは、ダン・ペンと並ぶ南部soul界の名プロデューサー、ジム・ディッキンソン(Alex Chiltonのソロにおけるプロデュース仕事のやばいことやばいこと!)の息子さんたちのバンドだよ。ちょいジャムバンドっぽいけど根っこはロッキンロッキンで格好良いんだ! 去年出たアルバムもタワーで試聴して即買いした。


ロバート・ランドルフ、ジョン・メデスキと一緒にこんなアルバムも作ってたね。まあこれはランドルフが主役だけど、North Mississippi All Starsのバッキングもよかった。
The Word Featuring John Medeski, Robert Randolph
cover

あとジョン・ハイアットの最新作でもバックバンドやってるね。
cover
これがまた良い。鮮烈でまぶしいかんじの演奏が、燻し銀なハイアットの声に意外にピタリと合っている。






ふたつめ。

2/25配信のコミックビーム・メールマガジンより。

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◇■月刊コミックビーム4月号ちょっぴり予告■◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇

○表紙&巻頭カラー:志村貴子[放浪息子]
○新連載:須田信太郎[地下鉄のランナー]

○コミックビーム3月号掲載予定執筆陣
 市橋俊介/いましろたかし/入江亜季/上野顕太郎/おおひなたごう/
 カネコアツシ/金平守人/熊鹿るり/財賀アカネ/桜玉吉/鈴木マサカズ/
 鈴木みそ/須藤真澄/タイム涼介/竹本泉/竹谷州史×marginal/
 千田悟史/羽生生純/福島聡/森薫/山川直人/湯浅ヒトシ/

※※※※※※月刊コミックビーム4月号は3月11日発売!※※※※※※※※
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おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!







2006年02月22日(水) 516

電気用品安全法は「新たなる敵」か (Side A)
とても判りやすい解説。必読。








詩人 茨木のり子さん死去
http://www.sankei.co.jp/news/060220/bun031.htm
俺の大好きな石垣りんさんとは違う、むき出しで一直線な詩。胸をキリキリと刺しえぐるような鋭さ。でもそれは、弱いひとが強く思った言葉だった。あたたかさの裏返しの厳しさ、というとなんとも陳腐だけど....
ありがとうございました。お疲れ様でした。





自分の感受性くらい

ぱさぱさに乾いてゆく心を
ひとのせいにはするな
みずから水やりを怠っておいて

気難しくなってきたのを
友人のせいにはするな
しなやかさを失ったのはどちらなのか

苛立つのを
近親のせいにはするな
なにもかも下手だったのはわたくし

初心消えかかるのを
暮しのせいにはするな
そもそもが ひよわな志にすぎなかった

駄目なことの一切を
時代のせいにはするな
わずかに光る尊厳の放棄

自分の感受性くらい
自分で守れ
ばかものよ








汲む
 ―Y・Yに―


大人になるというのは
すれっからしになることだと
思い込んでいた少女の頃
立居振舞の美しい
発音の正確な
素敵な女のひとと会いました
そのひとは私の背のびを見すかしたように
なにげない話に言いました

初々しさが大切なの
人に対しても世の中に対しても
人を人とも思わなくなったとき
堕落が始るのね 墜ちてゆくのを
隠そうとしても 隠せなかった人を何人も見ました

私はどきんとし
そして深く悟りました

大人になってもどぎまぎしたっていいんだな
ぎこちない挨拶 醜く赤くなる
失語症 なめらかでないしぐさ
子供の悪態にさえ傷ついてしまう
頼りない生牡蠣のような感受性
それらを鍛える必要は少しもなかったのだな
年老いても咲きたての薔薇  柔らかく
外にむかってひらかれるのこそ難しい
あらゆる仕事
すべてのいい仕事の核には
震える弱いアンテナが隠されている きっと……
わたくしもかつてのあの人と同じくらいの年になりました
たちかえり
今もときどきその意味を
ひっそり汲むことがあるのです








倚りかからず
もはや
できあいの思想には倚りかかりたくない
もはや
できあいの宗教には倚りかかりたくない
もはや
できあいの学問には倚りかかりたくない
もはや
いかなる権威にも倚りかかりたくない
もはや
ながく生きて
心底学んだのはそれぐらい
じぶんの耳目
じぶんの二本足のみで立っていて
なに不都合のことやある
倚りかかるとすれば
それは
椅子の背もたれだけ

















さてさて。




Teresa Cristina e Grupo Semente / O mundo e meu lugar
cover
サンバのライブ録音。CDをプレイしたとたんにスピーカーから溢れ出す音はまるで長い間望み打ち込んできたことが幸せに果たされた瞬間の無上の歓びのようです。 はじけるリズムに乗ってリオっ娘テレーザ・クリスチーナ37歳がうたいます。会場の皆も一緒に手を叩きうたいます。会社へ向かう道々の俺も思わず手を叩きます。 
長く音楽を聴いてきて、さんざ散財していますが、こういうかけがえのない音に出会えるのは年に1度か2度くらいのものです。2,625円税込みなんて只みたいなもの。
オブリガードヽ(´ー`)ノテレーザ

解説と試聴













2006年02月21日(火) 515

電気用品安全法(PSE法)なるものが...
日本はどんどんモノを大事にしなくなっていくのだな。うんざりだ。

これの関連で一番納得した意見はk_turnerさんのこちらです
http://d.hatena.ne.jp/k_turner/20060218
http://d.hatena.ne.jp/k_turner/20060219

とりあえず署名した。バナナホールの件もあってなんだか署名づいていますが、押し付けるつもりは毛頭ないっすよ。バナナホールの署名は一万通集まったそうです。少しでも足しになれば良いのだが。










資質の似ているふたりが、アルバムを同時期に出した。

Cat Power /The Greatest
cover

Beth Orton /Comfort of Strangers
cover

どちらも良い出来。そしてどちらも何時もとちょっと違う。キャット・パワーはメンフィス・ソウルの血を入れて、あたたかさとおおらかさを引き寄せた。べス・オートンはジム・オルークを迎えて、緻密に作りこまれた音で潔癖さを手に入れた。俺の好みは、圧倒的にキャットパワー。買ってから、毎日飽きることなく聴いている。凛とした声質と歌い方に垣間見られる柔らかさとキュートさがソウルな音にとてもよく馴染んでいる。ほとんどの曲がスロウ〜ミドルテンポで統一されているからか、アルバム一枚あっという間に聴き終えちゃうんだよな。ずっとこんな感じでやってくれないかな。 
べスもかなり気に入っている。清潔な音像、それを突き抜けて要所で飛び込んでくるべスの声の擦れ、こわれ、裂けめ。これがとてもいい。セクシー。曲の出来は前作や前々作あたりの方が良いような気がしつつも引き込まれる。これがジム・オルークの魔法なのか。






ほんで、その流れでこの人のアルバムもよく聴いている
Bettye Lavette /i've got my own hell to raise
cover
ベテラン(44年のキャリア!)ソウル・シンガーが2005年にリリースしたアルバム。ジョー・ヘンリーがプロデュース。ジョーヘンらしいキビキビした音になっているが、それを突き抜けまくるベティの塩っ辛い唄がじんじんと沁みるんだ。その感じが上のべスのアルバムに似ているのな。(ただ、こちらには一寸演奏ウルサイよ!という曲もあるにはある。) ベティさんの色が濃すぎるので意識しないで聴いていると全然気がつかないのだけど、白人シンガーソングライターのカバーアルバムになっている。シンニード・オコナー、ルシンダ・ウィリアムス、フィオナ・アップルなどなど、なかなかカッ飛んだチョイス。なかでもラストのエイミー・マンのカバー「Sleep To Dream」には痺れるね。







ほんでその流れで...という具合に女性ソロばかり聴いているこの頃です。
眠い。マリプミルクを飲んで、お休みなさい。









2006年02月20日(月) 514

お疲れ様です。
ご報告遅れました。



[CONGO NATTY RAGGA JUNGLE GUAIDANCE] at MACAO /Sennichimae OSAKA



寒い中、チャリ漕いで行ってきた甲斐は十分にあった。素晴らしく楽しい時間を過ごすことができた。大いなるjahのやさしみを感じながら朝まで踊りまくった。初期ジャングルを踏襲した細かく刻みまくるドラムビート、レゲエマナーなおおらかなベースライン、間を生かしたタメ。楽しくて楽しくてニヤニヤしながらフロアで踊った。
レベルMCは自分の子供(10歳位?)をつれてステージに上がっていたがあんな深夜まで起こしているのは教育上よろしくないのではないか。と考え込んでしまったことと、何故か他のアクトに比べてベースの響きがいまいちだったこと以外は何も問題なかった。


味園ビルははじめて訪れたのだけど、場末な雰囲気がとても良いね。今回の会場だったMACAOは、地下の駐車場にサウンドシステム持ち込んで勝手にパーティやってまーす的な場末感がとても良くて気に入ってしまった。いままで行ったクラブやライブハウスのなかでも一番居心地が良いかもしれない。これほど客が音楽を聴いて踊る事に夢中になっている場所に居たことが無いよ!なんだか感動してフロアで泣きそうになったよ。客ともちょこちょこ話してみたんだけど、悪そうで気取りがなくて音楽好きでどーしょーもないロクデナシばかりだった。ナンパーも沢山いたけど、それも良し。リビドー全開OK。こんなにアングラな場所に女子がたくさん居てガシガシ踊っているのも他では見られない光景だと思う。 屋台のタコスやシチューも美味しかった。










帰りがけに金龍でラーメン喰ってきた。。


ぺろり


徹夜明けに喰うラーメンはなんでこんなに美味しいのかよ。





rebel MCはサーファーの姉が部屋でかけていたので知ったんだったなあ。black meaning goodの頃。その頃はまだジャングルをやっていなくて、レゲエをベースにしたヒップホップをやっていた。Many River To Crossをサビに引用したcultureつう曲が格好良くて夢中になった。この曲は今聴いてもとても格好良い。俺は13歳にしてすでにスタラグのriddimが体に染み付いていたということか。レゲエ狂いになるわ、そりゃ。

話はずれまくるけどご容赦。姉と一緒の部屋だった俺は、朝な夕なPublic Enemyの1st〜2ndやbeastie boysの1st〜2nd、youngMC(coldcutによるブレイクビーツが格好良し)、Biz Markie、ICE-T、レッチリの「母乳」、そしてクラッシュギャルズと吉川晃司を聴かされて育った。姉はたぶんサーファー雑誌「fine」で高木完がオススメをしていたものを考えなしに聴いていたのだろう。おかげさまでこんなロクデナシに育ちました有難う(´ー`)











2006年02月17日(金) 513

帰宅深夜1時
明日も仕事だが今日はcongo natty@味園MACAOなので
これからチャリ飛ばして一踊りしてきます
ほなヽ(´ー`)







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