かなしいうわさ
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花粉が...
出張先のホテルでぼーっとテレビをつけていたらカーリングやってた。面白いね。限りないロマンと情熱を感じつつも、プレイしている姿は傍目にはとてもばかみたいに見えるのがいい。普通のおばちゃんみたいなノルウェイの選手が「カーリングはわたしの人生そのものなのです」とか言ってて。ステキ過ぎる。巧みな戦略がありつつも、わかりやすいのもいいよ。怪我したり死んだりしなさそうなのもすげえいい。
Gaz's Rockin Blues Club Classics
世界ではじめてオールナイト・クラブ・イベントをはじめて、それをいまだに続けている男ギャズ・メイオールakaトローーーージャンズ。彼が自身のイベントで長年かけまくっている「ギャズ・クラシック」を集めたコンピが出た。 1枚目は血沸き肉踊るジャンプ&ジャイブ、ブルーーズ&ラケンロー。2枚目がルーディ&ハート振るなレゲエ。クボタタケシを彷彿とさせる、ごった煮っぷりがとても楽しい。超キラーなケン・ブース「Can't You See」等々収録の2枚目が目当てだったんだけど、気に入ってよく聴いているのは1枚目。最初の曲のイントロからビリビリ来た。座り小便モノ。レゲエやスカ好きだけどブルーズはちょっと、なんて人に是非是非お奨め。 アマゾンはちと高いね。タワレコで2400円位でした。 →試聴
沖縄パイナップルを飲んで、お休みなさい。
大滝詠一のノベルティ路線なラケンロールもジョギングにとても合うことを発見。パンとラーメンやめてニクニク食べるモリモリだけどびんぼう、あっびーんぼ
PANDARA これはおもしろい。 自分の好きなアーティストやキーワードを入れると、それにまつわるおすすめ曲がどんどん流れてくる。"dizzy gillespie"って入れてからしばらく聴いているけれど、5曲くらい流れてくる曲がどれもとても良い。タワレコをうろついて名前も聴いたことのないひとのCDを試聴してうわーこれもこれも、と買っていくときの楽しさがお茶の間で味わえる。早速Steve Tibbettsという人のCD(パーカッションをバックにシャープなギター音でアンビエントぽい事をしていてスゲー)とBill Frisellをアマゾンで買ってしまった。
お金がなくても意欲さえあればいろんな音楽を聴けるというのは、きっといいことだ。
うはぁ、綺麗な星空だ、なんて空見ながらジョギングしてたらまたshitを踏んだよ(ノД` ) 淀川土手のshitの放置っぷりは異常。
初期のピーズを聴くといつもより軽快に走れる 空元気モリモリ!
お肉なんてくいたくねーよー
ジョギングには向いてないけど、復帰後のアルバムではこれが異常に好きだ。全曲ソラで歌える。
ピーズのなかで、空元気ではなく本物の元気が出てくる唯一のアルバム。しみったれてない。なんか次のアルバムからまたしみったれちゃうのだけど。(それがまた良いのだけど。)
んでは↑のアルバム聴きながら仕事に戻ります(´ー`) 3時には寝たい
年度末までミチミチに忙しくなることが決定。サラリーで使われている身ではあるけど、忙しいのはありがたいことだ。ここの更新はいま以上にゆっくりになりそうだけど、ボチボチと続けるのでまったりとお付き合い下さい。
Jack Johnson /Curious George: Sing-a-longs And Lullabies For The Film
「キュリアス・ジョージ」のサントラ。全編ちゃんと曲をつくってちゃんと唄っているけど、いつもの弛みつつも背筋がピンと張ってしまう「ジャック節」を期待すると一寸肩透かしを食らうかも。でも、子供向け映画のサントラらしい、聴きやすいポップなアルバムになっている。肩肘張らずにまったりしていて、素直に気持ちいい。ノベルティ・アルバム好きな俺はオリジナル以上に愛聴するかも。映画ではどんなふうに使われるんだろう、と想像しながら聴くとなお楽し。 国内盤ボートラの「3 is the magic number」のリミックスは蛇足だなぁ。輸入盤を買ったほうがいいかも。
「キュリアス・ジョージ」っていうより「ひとまねこざる」っていう方がピンと来るよね。
んでは仕事に戻ります(´ー`)
酩酊しています。 今日も今日とて忙しかった。
そんな疲れた日の帰り道はわびしくさびしい。心の芯が疲れでドロドロと固まった状態。濁って、淀んで、にこごりのようにつめたく固まってしまっている感じ。そんな日の帰り道、ホテホテと歩きながら聴く、とっておきの音楽を俺はいくつか持っている。景気のいい音楽ではないけれど、落ち切った心がじわじわとあたたまり、疲れのにこごりが溶けていくような音楽。
Ry Cooder /Boomer's Story
溶ける溶ける。ゆったりとぬくい一曲目からじんわりとにこごりが溶けていく。つかれた体と心にちょうどいいテンポでするするとすべっていくスライドギターのインストの2曲目。ゆるいレゲエのようなテンポでずいずいと進みながら「おではチキンパイが好きだあよぅ」とつぶやく3曲目。この3曲目くらいで既に足取りも軽くなっている。以下ずらずらと並ぶ絶妙なぬくさの曲たちを聴きながら家のドアを開ける頃には、にこごりはすっかりと溶けているという按配。
John Sebastian /Tarzana Kid
ラヴィン・スプーンフル解散後、74年の作品。冒頭のジミー・クリフのカバー「Sitting in Limbo」からしてゆるりゆるゆる。やらかくあたたかいギターと唄の波に揺られて、にこごりがじわじわとやらかくなる。つるりとした可愛い2曲目に続いて、リトル・フィートの「Dixie Chicken」をゆるーんとカバーした3曲目で、焼きたての食パンにのせたバターみたいに、にこごりがだらぁっと溶けきっていく。 あ、これもライクーダー絡みだな。ブエナビスタ関連もにこごり溶けるよな。ライやるなぁ。
Jolly Brothers /Concious Man
リー・ペリー仕事のなかでもいちばん愛している作品。リーせんせいの適度なもやもやダブ処理、素直できれいなメロディ、やわらかなコーラス。同系列でHeptonesの「Party Time」というド名盤があるが、あれより断然良い! もう聴く度にとろけてしまうのだけど、そのトロケ具合は甘茶ソウルのようなエロエロでトロトロ、というのではなく、一日のにこごりを溶かすのに丁度良い生まじめさのあるピシっとしたぬくさなのが良いんだな。 問題は一寸入手しにくいこと...少し前にCDで出てたんだけど今は廃盤のよう。
憂歌団 /LIVE AT KUBOKODO 1981
リラックスするということはただ力を抜くことでも、馴れてしまってドキドキが無くなることでも無いということを、良質なブルースは教えてくれる。このアルバムは上に挙げた4枚のアルバムよりも幾分ホットだ。本当にでろっでろに疲れている時はホットな音楽は心が負けてしまって聴けやしないものだけど、これならいける。1曲目からがなりまくる「嫌んなった」で既にええ按配に。リラックスしまくった観客の声もあいまって、にこごりもじゅんじゅんと溶けてゆき、Disc2の「君といつまでも」に到った頃には「しやわせだなはあ〜、しぬまできみをはなさないぞっ」なんて一緒に呟いてしまう。憂歌団のライブ盤は「生聞59分」等々どれも甲乙付けがたいけど、コレが一番溶ける。
まだまだあるけどまた今度。というかこれに似たことを以前書いたことがある気がしてきた。まぁいいよな。
えーと、これ以外で同じようににこごりを溶かすよなアルバムを知っている人は教えてくれると嬉しい。BBSに書いたり自分のサイトに書いたりしてもらえれば。沢山集まったら、特にとろける曲を厳選してコンピを作るよ。どこかの親切な人にyousenditあたりにまとめてアップしてもらおう。iPodなんか無い人も、さわやかジャパンあたりで買ってきたMDプレイヤにつっこんで聴いてもらって、いろんな人が俺と同じように一日のにこごりを少しでも溶かすことができたりできたらとても楽しいねえヽ(´ー`)ノ そしてそのなかで特に気に入ったアーティストをみつけて、CDなんか買ってくれたりしたら、もっと楽しいだろうヽ(´ー`)ノ 妄想。ああもう本格的に酩酊してきたので寝るわ。では
風呂で聴っくのはパイレーツ・チョイス〜 仕事前のシャワーで聴くと、勇ましいビートに勇気付けられる。寝る前のひとっ風呂で聴くと、ゆるやかなムードにリラックスさせられる。同じ放送を聴いても聴く側の心構えひとつでそこまで変わる。レゲエすげえ。
吉井和哉の新曲がとても気に入ったので買ってみた。マキシCDを買うのなんて本当に久しぶり。
うん、とてもよい曲。だけど、歌詞に違和感があるなぁ。言いたいこと自体には同感なんだけど、言葉を紡ぐセンスが陳腐過ぎる。人生頑張れソングみたい。収録されている3曲ともがそうなんだよ。うーん。
石黒正数 /それでも町は廻っている
「よつばと」が一寸あざとく感じられてしまう俺には、この位ドタバタしているほうがしっくりくる。センス良い絵柄のセンス良いギャグマンガなのでうははと笑える。でも、「商店街を舞台にしてコミュニケーションの教科書になるような漫画を描こうと心に決めました」なんてあとがきを読んでからもう一度読み直すと、ははぁ、その通り。やるなぁ。「団地ともお」がお好きな方は是非に。
参考■
夜ジョギング中、shitを踏んだ。ズリっといった。
ライブドアの件についてメディアが過剰な反応をしているのを見ていると本気で怖くなる。周りの人は意外と冷静でほっとする。
トキワブルーに憧れて
じわじわと更新されるwebマンガ。そろそろ佳境かな。はじめから読み直すと更にじわじわと沁みて来る。当たり前のことができないんだ普通は。当たり前のことをやれるからこそ凄いんだ。
オリジナルラブ /キングスロード
王道曲のカバー集。ははー、最近流行りのヤツね。 ではなく。 傑作だった前2作と同じく、てっぺんのところで漲りまくり、張り裂けまくっている。ウチの母でも知っているようなド定番曲も、田島のオリジナル曲とまったく同じ輝きを放っている。特に、前半5曲は腰抜けて座り小便しそうな出来だ。殆どの曲は田島が日本語に訳して唄っている。その歌詞がどれもいい。沁みる。ストーンズの「ルビー・チューズディ」なんてオリジナルはべたべたしてて全然好きじゃなかったんだけど、惚れ直した。この歌詞は泣ける。 唄が巧いダンディな男性が張り裂けんばかりにうたっている... そうか、Sam Cookeのハーレム・スクエアのライブと同じだ!
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