かなしいうわさ
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つい買ってしまった
fishmans /若いながらも歴史あり 96.3.2@新宿LIQUID ROOM
「空中キャンプ」リリース後、フィッシュマンズというバンドが一番脂乗っていた時期、何やっても最高にしかなりようのないのライブ。そりゃ凄いさ。 凄いけど、芯までは響いてこない。佐藤のアホなMCに懐かしさを感じて甘酸っぱい気分にはなれたけど。もう俺はfishmansは一生分聴いてしまったんだなぁ。いまでもたまに口ずさんだりはするけど、新曲じゃなかったら頭ん中でいくらでもリピートできるから、音源はもういいや。
ダーツのギターがやっぱり五月蝿い。小暮がサポートギターの頃が一番良かったと思う。
この頃の客は大人しかったな。ナンか喰ってるような輩が後ろの方でレイヴみたいに踊るようになるのは2回目の野音くらいからか。楽しかったなぁ。とてもとても良い光景だった。
みなさんは再結成(?)ライブ行きますか? ただ昔の曲なんてやられても郁子ちゃん永積タカシのほっこりパワーに負けて有名人カラオケ大会になっちゃうんじゃネーノ?って気がするので俺は行きません。行く人は酒とかその他色々がっちょり決め込んだり決め込まなかったりして奇声あげてキチガイみたいにバカスカドガシャカ踊ってきてください!! 同窓会なんてたくさんだ!!!
>追記 戸田さんの日記にあるフィッシュマンズ再結成の話にやられる。すごすぎる。自分のしょうもなさを再々々々々々々認識した(;´Д`) 日付でリンクが張れないので引用します。
2005/11/13 [日] 〜中略 →このところフィッシュマンズの音源・映像が次々出ている。当然コンプリートするわけだが、このDVDでいちばん見たかったのは『BABY BLUE』『すばらしくてNICE CHOICE』を歌う佐藤の姿である。この2つの歌でフィッシュマンズは、(俺にとって)ものすごく重大なことを歌っている。そのときフロントマンたる佐藤はどんな表情で、どんな身振りで歌っていたのだろう。ついに佐藤伸治生存中にフィッシュマンズのライブに行かなかった俺には一大関心事であった。 一言で言えば、佐藤は仏像のようだった。2曲ともギターは持たず、右手を高く差し上げたり、Vサインで印を結んでいた。法(ダルマ)を理解するには衆生はいかにも愚かであり、仏像という「視点を集めるもの」「思考を集中する焦点としての偶像」を必要とする。佐藤のパフォーマンスはまさにそれだ。 今月27日のフィッシュマンズライブには、もう佐藤伸治の姿はどこにも見あたらない。彼の姿のないところで、俺はどこまで彼の遺した法に近づけるのか。山崎まさよしがボーカルを取るらしいが、そんなのはどうでもいい。試されるのは俺の、今日までの修行である。 〜後略
行く前から同窓会だなんて。受け取り方なんて観る人次第なんだ、っていつも言ってるくせにこうして何度もポカをやる俺は糞アホだ。そんなこと十分判っててそれでもライブを演るメンバー達の想いや覚悟を観に行ってしかと確かめてくるべきだ。とはいえチケットは即ソールドアウト。ダフるか。幾らでも出す。
RCサクセション /Rhapsody Naked
完璧だ。楽しいせつないやかましいバカアホきちがいまじめやさしい格好良い格好悪い青い渋い粋野暮限界その先イエー等のロックンロールが俺にみせてくれる奇跡がすべて詰まっている。編集なしのライブでこれだけの音。臨場感が凄いから、でかい音で聴くと鼻血が出そうだ。ボガンボスのライブに拮抗できるライブ音源ってこれくらいじゃないか。
ただそれでも、音源としてなら俺はNakedじゃない「Rhapsody」の方が好きだ。このライブをLPの長さに凝縮するならこれしかないだろう!という最高の編集。1枚の「アルバム」として本当に素晴らしい。RC大好きで仕方がない人が編集やったんだろうなぁ。はじめてこのライブの音を聴く人は裸じゃない「Rhapsody」から聴こう。
ハイロウズ解散 ハイロウズのデビュー(というかヒロトとマーシーによる「イチからやりなおし」)当時からバッチリ付き合っていたファンとしてはとても悲しいニュース。おっさんからもガキからも愛される素晴らしきチンピラバンドであった。
だけど、これでマーシーが久々にソロ活動するようになるかもしれん、と思うとちょっと嬉しかったりもする。悲しんでいるファンの人、ごめんなさい。ヒロトは世界一のボーカリストのひとりだと思う。ラケンローの神様だか悪魔さまだかが憑いている(そんなもんは居ねえけどそれ程凄いということ)。マーシーは世界一のボーカリストのひとりでは全然ない。神も悪魔もついてない。でも俺は全世界の唄うたいのなかでマーシーの歌が一番好きなんだ。だから俺はマーシーの歌が聴きたいんだよ。
とはいえ次の一手も結局ふたりでやるような気がしている。それも良し。
ヽ(´ー`)ノ「ちょっと飯喰いにいってきま」
ヽ(´ー`)ノ□「戻りましたよ」
(´ー`)y-~~「遅いよ」「なにその白い袋」
久しぶりにハービスentのJEUJIA行ったら、ジャズが滅茶苦茶でかくなってて驚いた。品揃えが良いし、輸入盤もかなり安い。ジャズの名盤ガイドに載っているようなタイトルは殆ど1200円くらい。エヴァンスのラファロ在籍時なんか全部980円だよスゲー。ジャズに詳しい人ならもっといろいろ掘れると思う。おすすめ。
ディジー・ガレスピーがカリプソやってるやつを1000円ちょいで買えたのが嬉しい。 Dizzy Gillespie /Jambo Caribe
本場のカリプソ・ミュージシャンを迎えたカラフルなアルバム。ジャズ版の「Discover America」といえるかな。カリプソ曲もバップ曲も良い出来。まぁとにかくしやわせな一枚だよ。1曲目のホカホカ感とかたまらんね。2曲目はカセットコンロスの「あーあバカだなー、アーハ アーハ」ってやつ(曲名忘れた)の元曲だね。
ジャケットも混沌としてるけどピース。このセンスで1965年作だって。まいっちゃうよ。
あとこれも安く買えてナイス。 ラテンなアレンジばかりのアルバム2枚をまとめたもの。 ジャイルズ・ピーターソンのラテン系コンピで知って以来ずっと探してた。 Peggy Lee /Latin ala Lee! + Ole ala Lee!
これまたとびきりしやわせなアルバム。 ペギー・リーはいかにも白人らしい洗練されたジャズをやる人なんで、「ブラックジャズ大好き!スピリチュアル命!!」ってな若いジャズファンにはあんまり聴かれていないと思う。でも、実はその洗練のされかたは滅茶苦茶センスが良くてアーティスティックなんだよね。テンポの速い曲ではあでやかに、スロウな曲ではしなやかに!素晴らしい。エリス・レジーナを彷彿とさせる位だ。何より音楽として敷居が低いのがいいよ。俺の両親にあげても喜んで聴くと思う。ダンスフロアでピークタイムに鳴り響いてもいいさ。「from now on」なんて滅茶苦茶キラー。
どちらもジャケットからのリンクで試聴可能。
夜食の豚丼を食った後も延々と続く会議 沢山貰い過ぎて余った紅生姜を袋ごと何個もガシュガシュ食う。
(´ー`)y-~~「これ駄菓子の杏のやつと同じだよ やべえ旨え」
ノ(´ー` )ヽ「ねぶってると旨いけど、咬んじゃうと辛いナー」
(´ー`)y-~~「分かってるのについ咬んじゃうのな こういう気持ちお前分かる?」
ヽ(´ー`)ノ「分かります 咬むと喉ピリッピリします 俺的にはそれがたまんないっす」
(‘−‘)「...捨てるよ生姜」
ヽ(´ー`)ノ (´ー`)y-~~ ノ(´ー` )ヽ「ウアーーーッ」
と停滞している会議を、トイレに行くと言って華麗に抜け出し、タワレコ行って、友部さんの新作買って戻ってきた。
ヽ(´ー`)ノ■「すんません、ウンコ止まんなくて 下痢でシャーシャーっす 帰りたい」
(´ー`)y-~~「いやいやなにその黄色い袋は」
ヽ(´ー`)ノ■「いやーまぁーそのー」
(´ー`)y-~~「首だから帰っていいよ」
首になった甲斐のある一枚。帰宅しながらまず聴いて、ずっとリピートして、既に通して4回聴いた。ド傑作でしょ。 ソリッドな前作から比べると、今回はかなりメロウ。ライブで一回聴いてからずーっと好きだった「ニレはELM」をはじめとして、せづねえ曲満載。マーガレットズロースとの乾いたラケンローも、とびきりいかしてる。
後日また紹介します。
仕事(´ー`)非終 俺疲眠
そんな状態に良く効ますコレ
YOONKEE /Old Habits
よんきー君、3作目でそろそろマンネリに陥るかと思いきや、ローファイを突き進んで更に先へ奥へ高みへ到達。ほぼ全編リズムボックスがしゅぽしゅぽ言っていて、とても良い湯加減。 刹那刹那のひらめきがとにかく冴えている。「激しくて冴えている」ものやことはたくさんあるけど、こういうふうに「ゆるいまま冴えている」のは中々無い。スゲー。その冴えているのも偶然っぽいというかテキトーっぽく聴こえるのは全盛期のリー・ペリーと通じるところがあるね。でも実は滅茶苦茶苦心してテキトーを追求してんだと思う。リー・ペリーだってそうじゃん。結局人から見えないところでどれだけやれるかってことだよ。 わけわかんなくなってきた。仕事する。
しゅぽしゅぽ。
仕事続ヽ(´ー`)ノ終無 音又然
調子悪いですヽ(´ー`)ノ
闇金ウシジマくんの3巻がとても良い。ゲイくん編がとても切ない。ウシジマくんは今までも面白かったけど、編集者の持ち込んだ企画モノっぽい臭いがしていた。編集者の「金融モノ!とびきりエグイの!やりましょうッ!儲けましょう!」って声が聞こえるみたいだった。だけど3巻でやっとしっくり来た。 俺はこの作者の描いていた前作「The End」がとても好きだった。毎日が鬱々してなんだか不安で仕方がない。でもそんな毎日の中にしか幸せは無い。闇があるから影ができて、光が射していることが判る。突拍子がなくてまとまりもなく伏線も張りっぱなしないびつなストーリーのなかで、そんなことばっかり何度も何度も何度も言っているような漫画だったから。いままでのウシジマくんでもそんな瞬間は何度もあったけど、ゲイくん編でその感覚が全面的に戻ってきたと思う。 作者のサイトで日記を読んでいると本当に苦労しているみたいだ。そりゃ苦労するよな、こんな話書いてたら。頑張ってください。心から。
ラジオ更新。
ビブラストーンの「Heavy」が沁みる
ハーイ元気ですかヽ(´ー`)ノ 相変わらずガショガショ走っています。できればこの冬のうちにハーフマラソン位には参加したい。
昼休憩にふらり立ち寄ったタワーでデュッセルドルフ発見。あー、再発してるのな。良い時代だ。 ザッパとかゴングとかボンゾドッグバンドとかサケロックとか、「ばかばかしい音楽」って色々あるけど、だいたい頭良さの裏返しだったりするでしょう。ノイ!もデュッセルドルフも裏返しようのないアホだからね。特にデュッセルドルフの後ろを見て無さ過ぎなへろへろ感、闇の無さはアホ過ぎる。アホだから気取りとかぜんぜん無い。変拍子とか馬鹿テクとかも無い。プログレ的な難しさも全くない。ピストルズから反骨精神を完全に抜き切って、でがらしのハンマービートを乗せたような音。ひたすらに気持ちいいんだけど、ドラッギーな気持ちよさじゃなくて、幼児がウンコウンコウンコウンコって繰り返し繰り返し言ってる時って多分こんな気分なんじゃないかなぁ、という気持ちよさ。ファーストの「ラ・デュッセルドルフ」、セカンドの「チャチャ2000」という曲を聴けば、聴き手だっていつでもアホになれる。涎垂らしながらアホ面して頭グイングイン振り回して聴くといい。
ジャケットも格好良いよねえ。
しびれるねえ。
複眼ギャラリーで、渚にてのライブを観てきた。竹田さんの個展と併せた企画ものライブ。
こんな会場。
渚にてのライブをちゃんと観るのは今回がはじめて。とても良かった。アンプを通すのはボーカルのみ、他は全てアコースティックということもあって、秘伝の調理法で味付された美味しさではなくてとれたての野菜をホレと差し出されてガリッと食う旨さが楽しめた。 平坦なメロディに乗った言葉がグルグルグルと頭の周りを廻る。ゆっくりゆっくりとしたテンポで廻り廻って、くらくらして気持ちよくなってゆく。テクノやハウスの「はまる」感覚と似ているけど、言葉と音が相俟ってそうなるのと音だけでそうなるのは一寸違うんだ。「はまる」気持ちよさてのは「ここでは無いどこか」へ行く感じなんだけど、言葉アリだと何処でもなくココにいるままで気持ち良くなるんだ。 ...全然言葉にできていないな。 竹田さんは歌もドラミングも佇まいも最高だった。シャッグスがあまりに無邪気でヘタクソだからこそたまたま辿り着いてしまったラケンローの境地に、竹田さんは真っ直ぐに向かっているようだった。それをしっかりとサポートする柴山さんも何気にシャッグス力強いし。凄い夫婦だなー。
終わった後柴山さんとちょっとだけ話した。大変気さくな方だった。エレキのライブはもっとギンギンですよとの事。早めに体験してギンギンしたい。
タワレコ茶屋町店 関西最大のタワーがOPENということで行ってみた。広いだけでとてもつまらなくてがっかり。いつ行っても全く予備知識の無い未知のCDをかかえるほど買わされてしまう新宿店のようなプレゼンテーション力は殆ど無い。J−POPの階に広いスペースで提案コーナーがあるけど、チョイスもしょぼいし、試聴が全然できないんじゃ興味も湧かない。規模も品揃えも貧弱な梅田店のほうがよっぽど面白い。まぁ時間が経って各ジャンルの担当者が成長してくれば面白くなるのかな。
エンケンの武道館一人ライブのサントラ、ブレッド&バターの「Images」紙ジャケ再発、Jim Murple Memorialの新譜、Luthar Thomasの「Funky Donkey」、Wheatusの「Too Soon Monsoon」、Todd Terryのベスト、タム君のDVD、映画秘宝などなど購入。まぁ結局抱える程買ってるんだけども(´ー`)
エンケンの武道館ライブは映画のサントラ。大阪では11月にならないと封切されない。待てん。ので本意ではないけどサントラを先に聴いた。 「不滅の男 エンケン対日本武道館」
武道館を貸切ってマーシャルのアンプを天井まで山のように積んで観客ゼロのなかエンケンひとりでライブをする模様を映画にしたというもの。さぞ熱い内容だろうから夜のジョギング時に合うだろう、と思いmp3にエンコードしてジョギング中に聴いたところ、あまりに、あまりに、あまりに熱い内容にチシオがモエアガリマクッテしまい、2km位全力疾走。燃え尽きて公園でバタリと倒れた。こんなん聴いてチンタラ流して走りながらなんて聴けるか、全力疾走する以外考えられない。長いこと音楽を聴いてきたけど、こんなに熱い音源は今だかつて聴いたことがない。車に乗っている時に聴くのは危険すぎるから止めたほうが良いと本気で思う。 俺はニールヤングが大好きだけど英語はあまり判らんから何唄っているかはわからない、エンケンは判る、判りまくる、ビンビンに伝わってくる。 日本人で良かった。
ほかのブツもどれも良かった。気に入って長く聴くようであればレビューします。
酒飲んで寝ます。ほな(´ー`)ノ
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