かなしいうわさ
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民主が割れまくり過ぎ あああ( ´Д`) 明日早いので寝ます
優待券があったので、「メゾン・ド・ヒミコ」を見てきた。
やさしみに溢れた素晴らしい映画。 人との係わり合いがぎこちない人ばかりで、ぎこちないながらもちゃんとぶつかってギッタンバッタンしている。泥臭い内容だけど、それをさらりと見せるのが上手いなぁ。設定は破綻しているけど、内容には嘘がない。長い映画だけど、細かい伏線もハラハラと絶妙に重なりあって全く長さを感じさせなかった。観た後にああだこうだ考えるスキもうまいこと残されている。画も音楽も綺麗。こういう丁寧につくられた映画には弱いんだよなー。 柴崎コウは本当に不細工で本当に可愛かった。身近にいたらさんざ弄っていぢめてやりたい感じで。彼女が演じる主人公の童貞臭さ(「処女臭さ」ではないんだよね)がこの映画のキモなんだけど、彼女じゃなければこの童貞くささは出なかったと思う。田中泯もオダギリジョーも端役のみんなも、細野さんの音楽も皆良かった。 おすすめ。
選挙の日です
期日前投票が過去最高になる見込みだそうだ。 ほら。「俺一人投票したってどうせ変わらない」とか言っていかないのはお前だけだ(゚Д゚) さぁ行こう
■きまぐれオレンジ道路さんで紹介されていた、「中華街」というお店のサイトが凄い。メニュー紹介をくまなく見るといいですよ。
やぁ 元気? ヽ(´ー`)ノ
選挙は日曜。 なんだかんだ言ってもゆるくて平和な日本ですよ。でもデヘヘンと何もしなくても今の生活が維持できると思ったら大間違いよコレ。義務と権利が云々とかいうつまんない話ですらないよコレ。
本当にお金がなくて、CDはおろか服まで売っぱらって生活する日々。このヒンコンは自業自得な原因ではないが予想できる範囲のことだったのだから、貯金は切り崩さずその月の生活費でやりくりして解決しなければ。これ遊興費で買うな生計費(イノチ)削れ、ですよね町蔵の兄貴。 服はどうやらデザインではなくブランドでお値段が決まるんだね。DJホンダとか書いてありそうなダサいギャルソンのカーディガンが買取価格4000円で、セレクトショップで買った比較的格好良いシャツが50円(;´Д`) 学歴社会の構図を擬似体験。勉強になる。
CDは約300枚売却予定。現在「これ売ろうか売るまいか」のレコ裁判中。 良い音楽であることと、手元にずっと置いておきたいという感情は一致しなかったりするのが、ややこしくも楽しい。
Lee McDonald /Sweet Magic
レコ裁判勝訴組。冤罪もいいとこ。こんな良い盤を売ろうとしていた俺は馬鹿太者。 名ソウルシンガーと比較するといまいち声量が不足している声で精一杯声張り上げて歌うリーさんが素晴らしい。そしてそれをバックアップするプロダクションも絶妙だ。ソウルマナーを踏襲しつつも、はしゃぎ過ぎないダンスクラシックといえそうなきらびやかさもあるセンスの良い音。全体的なチープさが絶妙なやるせなさを生んでいる。曲も粒揃いでイイねイイね。
今までしてきた悪い事だけで 僕が明日有名になっても どうって事ないぜ まるで気にしない 君が僕を知っている だれかが僕の邪魔をしても きっと君はいい事おもいつく 何でもない事で 僕を笑わせる 君が僕を知っている 何から何まで君がわかっていてくれる 僕の事すべて わかっていてくれる 離れ離れになんかなれないさ
コーヒーを僕にいれておくれよ 二人のこの部屋の中で 僕らはここに居る 灯りを暗くして 君が僕を知っている 何から何まで君が わかっていてくれる 僕の事すべて わかっていてくれる 上から下まで全部 わかっていてくれる 僕の事すべて わかっていてくれる わかっていてくれる わかっていてくれる わかっていてくれる
歌詞だけ書いて終わりにしようと思ったけど不親切な気がしてきたので補足。 『君が僕を知っている』「EPLP」に収録。
RCのベスト盤はたくさん出ているけれど殆どはクソだ。これは純粋なベスト盤じゃないけど、ベスト盤的なものとしてはこれが一番良いと思う。RCがロックンロールバンドのスターに成る直前、花の膨らんだ蕾がパカッと開く瞬間の時期にリリースされたシングル5枚をまとめたもの。ファンのなかでもオリジナルアルバムと同等の扱いで愛されている。初めての人にも大いにオススメだ。 やらかい曲とカタい曲が交互に出てくる感じがまた良い。「わかってもらえるさ」で始まって「たとえばこんなラブソング」で締まる、だなんて魔法のようだ。曲も演奏もイイが歌詞をじっくりかみしめてね。
上記の「君が僕を知っている」は、今度のラプソディ・ネイキッドには収録されない。「Tears Of A Crown」というライブアルバムには入っているけれど、それよりも「ラプソディ」の時期に収録された「1979.10.27 渋谷屋根裏」っていうブートレグに入ってるバージョンが大好きだ。聴きたい人は意思表示をすればいいことがあるかもしれません。
押し付けがましいとの酷評もいただいたが続ける 選ヽ(´ー`)ノ挙 まだ期間はあるから、よくワカンネって人も色々調べたりすると楽しいよ。 面白いからとりあえずとっかかりとしてやってみ。
有志2人と1泊2日のチルアウト合宿に行ってきた。湖を眺めながら秋刀魚を焼き、各人がチルアウトと思う曲をかけまくったりカリンバを適当にはじいたりしてきた。チルアウトなのに俺はビール飲んでずっとへろふらと踊っていたので趣旨を判っていないとか動きがキモイとか怒られたが、ゆるいメントや加山雄三などをチョイスしたセレクトは「バレリアックなセンスが糞チルアウト的」と好評だった。道中の会話を隠し録りしていたアホがいたらしいので、音源貰って気が向けば公開します。
ヒヨヒヨとコウモリ舞う夜の淀川を走るこの頃。ダイエットが目的なんだけど、ステレオの前に座って音楽と対峙するようなことがめっきりご無沙汰な俺にとってはじっくり音楽を聴ける良い機会。はじめは激しい音楽とかダンス・ミュージックばかり聴いていたんだけど、夜たんたんと走る気分には向いてない。今日はチル合宿の時に誰かがかけていたこれを聴いて走った
Ricardo Villalobos /Au Harem D'archimede
クリック・ハウスというのかな。ただしハーバートとかアキュフェンのような軽快なファンキーさはなく、ヌメヌメとしている。生バンドのベースでは決して出せない低い低い音域でグリグリと動き回るベースラインが、暗い所を這い回るぬらぬらした下等生物を彷彿とさせる。控えめだけど気の利いた上モノの音が徐々にベースラインに侵食されていって、細かく手前奥左右にパンで振られる手拍子とズイズイと動くベースだけになって、途中から綺麗な音色でメロディなしのギターが被さってきて9分位続くという凄い曲などが盛り沢山で、とても楽しく走れる。オーネット・コールマンに通じる変態と天才を感じる。
これ夜走るとき以外の時間に聴いてもあんまし面白く無いんだよね。でもそういうツブシの利かない音楽って結構好きだ。
選挙行きなよ 行っちゃいなよ 神頼みより安上がり〜 ヤフエレ
古謝美佐子 /黒い雨
7月に出たコジャさんの新作。出ているのを知らなかった。 「黒い雨」のスタジオ&ライブバージョン、インスト、アカペラと、「PW無常」で6曲。おんなじ曲ばっかりだけど、全く飽きずに何度も通して聴いている。シングル盤だけど、フルアルバムと同じ重みがある。想いが詰まっていて重いんだ。重いといっても、「重たい」わけではない。反戦歌だけど、「重たく」はない。人を抱いた時のやわらかくあたたかな重さ。柔らかく包んで黒い雨から守ってくれるような重さ。ただひたすらに良い唄。「涙そうそう」みたいに皆に知られるといいな。 Shelter from the storm
Peter Tosh /Talking Revolution
ピーター・トッシュのライブ盤。1978年のジャマイカ2大政党が音楽を通じて平和を約束しあった伝説の「ワン・ラヴ・ピース・コンサート」におけるピーター・トッシュの演奏を完全収録とのこと。確かに伝説と賞されるのも納得できる。このライブ盤にはレゲエの「旨み」が詰まっている。綺麗さ、ふくよかさ、力強さ、キュートさ、破天荒さ、テキトーさ、気高さ、卑猥さなどなど、俺が好んで聴いてきた音楽にあった「旨み」はここからすべて聴き取ることができる。ちょっと前に出たボブ・マーリーの素晴らしい素晴らしいライブ盤とリハーサル盤の芳醇さには負けるけど、ボブの芳醇さよりも、ピーターの無骨さの方がじーんと胸に沁みるんだよなぁ。演奏も脂がノリまくりで本当に凄い。うねりまくっていて、トランシーですらある。ステッピング・レイザーに突入する瞬間は興奮して頭がボワっと燃え上がる。 アコースティックな弾き語りがボーナスディスクでついている。これも無骨で良いんだ。ボブのように上手くはないけど、ピッと真っ直ぐに唄ってる。
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