かなしいうわさ
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風邪のせいで声が嗄れた。最近のSIONよりも声が掠れている、といえばどれだけ酷いか判るでしょうか。電話に出たものの会話ができなくてメールで意思疎通。
このところ寝るときによく聴いているアルバム Roberta Sa /Braseiro
若い女子なのに正統派な裏山サンバをやっている。小野リサを彷彿とさせるさらりと聴きやすい感じ。でも、新人さんということもあって荒削りで素人クサイところも。そんなとこが逆にキュートなのな。つうかもうとにかく可愛いわけよ!ヽ(´ー`)ノ 今後この荒削りさがなくなって、するりと洗練されちゃうときっと俺にとってはつまらなくなると思うのでずっと素人くさいままでいて欲しい、けどルックスも良いからちょっと小器用なヤツがすぐプロデューサーとかついちゃうだろうなー駄目だろうなー
アストラル・トラヴェリング! 凄い。この男はまたやってくれた。音がでかいわ。でかいというのは音量じゃなくて器の話。
ronan o snodaigh /playdays ローナン・オ・スノディ /プレイデイズ
KiLAの太鼓叩き、野獣のような見た目の男、ローナン。前作の「トンタ・ロー:俺のグルーヴ」は、ぐつぐつと煮え滾るようなホットなパーカッションのリズムの上に粗野な声でやるせないメロディが唄われる素晴らしいアルバムだった。 この新作ではパーカッションを前面に出さず、ギターのカッティングと声中心に、多彩な楽器をそっと添えて、地味に作られている。前作にあった総毛立つようなクールさはここにはない。ないけど、その分メロディの美しさが引き立っている。
ぶっ壊せぶち破れ、とか、楽しもうぜ笑おうぜ、とかではなく、OKOK、ちょっと立ち止まってあのイイ感じに浮かんでる月でも見ていかないか、いうような感じ。なんだよ、クサい奴だな!でも月見たりするの皆けっこう好きでしょ。本当は。クサくて照れ臭くて言えないだけでしょ。ローナンは言うんだ。さらりと。そんな器のでかい音。iPodかなんかに入れて河原とか海とか行って、寝転がって月を見ながら聴くといいよ。体がほわりと中に浮くぜ、きっと。高揚感ドバドバなトランシーな音ではなく、ごく地味なんだけど、静かな多幸感で満たされていて、体が空に向けて浮かんでいくような気がする曲というのがたまにある。例えば、トム・ウェイツがたまーにやる、地味で静かで柔らかな曲。ヴァン・モリソンの、メロディは平坦なのに尋常じゃない思い入れで唄いこまれた歌。あとカエターノの「Terra」とかね... そんな奇跡みたいな曲でアルバム一枚が埋められている。
とにかくも、この男はまたやってくれた。すげえ嬉しい。 アストラル・トラヴェリング!
フジの初日は諦めた もういいよ仕事明けてデスコメットクルーをオールナイで観てからそのまま早朝苗場へ向かうよ畜生
週末せっせとジム通い。体をギリギリまで追い込んだとき、ナチュラルハイって本当になるのな。きつければきついほど気持ち良い。 マゾ疑惑( ´Д`) ルームランナーのBGMは激しいものやダンサブルなものよりもゆったりとしたロックステディが合うことに気がついた。速く走ると倍のテンポで歩幅が合うのよ。
アルトン・エリスがねえちゃんとやってるヤツ。
合い過ぎる! CDあたまから終わりまで走れる! しゃっしゃらんらんら〜
≪上半期ベスト≫
The Wedding Present /Take Fountain
復活作。この、感情駄々漏れの声とギターが、すごくみっともない、すごく格好良い。
Sakerock /Life Cycle
デビュー作「Yuta」は圧倒的なセンスに基づく余裕があり、心地よくて大好きだった。理想的なラウンジ・ミュージックという感じ。一方この最新作はちんこまるだし。俺にはこっちのが断然グッド。ハマケン最高(´ー`)
Boof /A SOFT KISS BY A ROSE
変わったことや気をてらったことを全くしていないのに、普通のハウスじゃない。普通の音楽じゃない。エレガント。
Al Green /Everything's OK
この前書いたから詳しくは省く。好き過ぎる。
Stinking Blue Beat /Life Is a Strange Way
ハイクオリティとは思わない。過激でもない。なのに心に刺さるのはホワホワした録音のせいだけではあるまいまい。
David Pajo /Isicles
a.k.a. パパM。キシキシと軋むニック・ドレイク。
David Byrne /Grown Backwards
ずば抜けたセンスが売り物なバーンの、生っぽさが感じられる。洗練された男が見せる粗野な臭い。いいなー。
M.I.A. /Arular
一番聴いた。可愛すぎるんだよ!!!!!
あつしひろし /大誤算
リリースは去年みたいだけど、このくらいクンニャリと時間を曲げてしまうアルバムには1年の誤差なんて全然問題ないねん。まっすぐにジョナサン・リッチマンへと通じる道やで。
トモフスキー /39
いい曲揃い。なんかハルと似てきた。
African Head Charge /vision of a psychedelic africa
久しぶりにON−Uで良いと思った。とんでもなくサイケデリックなダブ。なのにゆるくて余裕があるのが凄くいい。
今年リリースじゃないけどよく聴いたのは ・加藤政彦 /好きだBaby ・V.A. /Aquarius Rock とかいろいろ。
駄目だー酔ったー寝るー
ラジオ更新 Live365は更新に手間がかかりすぎるので ファイルをUPしてみました 1週間くらいで消えるのでお早めに
ソウルフラワーの新作がもうすぐ出る
→特設サイト 試聴もあるので是非聴いてみてください ライブで何度も何度も聴いた新曲の素晴らしい事といったら! 特に「松葉杖の男」がやっとやっと音源化されたのが嬉しくてたまらない。「スクリューボール・コメディ」や、ニューエスト時代の「クロスブリード・パーク」に並ぶ圧倒的ド傑作になっているにちがいないよ。
ブレ無し、類似品無し、迷い無し。俺もポンコツ車に乗せてくれ!! 石野卓球(電気グルーヴ)
日本代表レジスタンス音楽隊! 相変わらずの雄々しいノド声。心の皮を剥くメロ。アジってナンボ。 史上初!土をこねて創造した音楽がここに! ピエール瀧(電気グルーヴ)
寿町のフリーコンサート 友部正人+マーガレットズロースが!!! このタッグは以前京都で観たけど最高だよ。
しかし最近はこのイベントは外部のひとはあまり行かないほうがいいような気がしてきている。もともとは俺らのための祭りではない。
実行委員会からのおねがい > このコンサートは、寿町の夏祭り8月14日から17日まで > 4日間あるうちの一行事です。
> この町でフリーコンサートを始めて今年で25年目になりました。 > 始めの頃は、町の中でもなじみのないロック音楽を、 > しかも大音量で出すため、非常に迷惑になり、苦情も多かったのです。 > しかし毎年コンサートを続けることで、町の中でも徐々におなじみの > 一行事として定着してゆき、大方から、「年に一度のまつりだし、仕方ねえな〜」と、 > 受け入れられて(あきらめて?)いただけるようになって来ることが > できました。
> そんな中、ここ7・8年前位から、外から見に来る方が急増し、 > おととし、去年と会場に人が詰めかけ、目一杯の状況を見て、 > さすがに私たちも「何か起きたら自分たちでは対応しきれないかもしれない」という > 危機感をとても強く抱きました。 > また、町の人や会場となる市営住宅と労働福祉会館の方に、 > これ以上迷惑をかけすぎないように、とも考えています。
> 本来、無礼講であるはずの祭りに規制は似合いません。 > 私たちもできる限り規制は、したくないと思います。 > 寿町フリーコンサートは、出演者・スタッフ・お客さんが対等な立場で > 共に作りあげる祭りです。この日、コンサートをみんなで楽しむ為に、そしてこれからもコンサートを続けていくことができる為にも、 > ちょっと野暮なお願いですが、みんなに少しでも、いっしょに祭りを作る気持ちで、 > このときを共にすごしてもらえたら、と思います
粋があれば規制なんていらないはず。行かれる方は心して。
蟹江の新作ジャケ 相変わらずだなあ
■今日の一枚 Al Green /Everything's OK
アル・グリーンの最新作。繰り返し繰り返し聴き過いているが、いまでも聴き始めるとちょっとドキドキする位好きなアルバム。盛りを過ぎたロートルだなんてとんでもない。俺にとってはこれが最高傑作。吹き荒ぶ向かい風に耐えながらしっかりとした足取りで進んでいくような曲調で「ぜんぶ、ぜんぶOKだよ、ベイベ」と歌う1曲目からやるせない多幸感に溢れてる。すすり泣くようなド甘なスロウ、天上に舞い上がるようなファルセットのミディアムダンサーまで、全曲隙なしなド名盤。シャッフルなんてしてたまるか
貧乏暇無しな俺が来たよ。
最近暑くて気持ちいいね。今年もエアコンはつけない構え。暑いの大好き。暑くなると、いい大人が「ああああ暑い暑い暑いいいい」とかっつって思考停止状態でばかになる。それが楽しい。汗臭くなって路上生活者との境目もぼんやりしてくる。夏はみんなでばかになりましょう。道で寝ましょう。そして仕事さぼってフェスに行こうぜ。
フジはクイーンなんとかの代役でGang Of Fourが出演だと!凄すぎる。ヽ(´ー`)ノ あと今まで全く無視してきたサマソニに今年は行く。サマソニ童貞捨てる。俺と同じくらいの歳の音楽好きが狂気しているLa'sは結構どうでもよい。なんてったってM.I.A.たんが来るからさ... あとギミギミズとSlightly Stoopidも観たい。スライトリーで若い集とユルユルなモッシュをしたい。 オレンジレンジなんかも結構楽しいと思うんだ。
神軍平等兵が亡くなった。安らかに、という言葉がこれほど似合わない人もいない。お疲れ様でした。
デス・コメット・クルーが来る
7/29@梅田NOON う、困ったフジロック初日と被っている。初日はあきらめて2日目から行こうかと思ったけど、俺にとって今年のフジロックは初日がヤマなんだ。ポーグス(シェーン居るよ!)、ハイロウズ、夜はクラブ・スカでスカ・クバーノ! 確かにデスコメットクルー+ラメルジーというのは凄い。凄すぎる。でもラメルジーは意外と長生きして何回も日本来そうだ。スカ・クバーノは大所帯なんで再来日は難しそうだから、ここで観ておかないと... とりあえずフジロックは通し券を買う。どうするかはこれから悩もう。
しかしヌーンじゃなくて他所でやってほしい。近いし、穴ぐらっぽくて大好きなんだけど、ライブをやると混み過ぎる。コントーションズもヌーンってのは無茶だ。新宿時代のリキッドみたいな場所があるといいんだけど。あそこはメジャーもマイナーもちゃんと飲み込んでくれた。収容人員のキャパという意味だけでなく。
■今日の一枚 John Hiatt /Master Of Disaster
滋養あふれるラケンロー。こういうゆるいのにしたたかなノリが大好きだ。チルトンやライ・クーダーにメンフィスのソウルを注入したジム・ディッキンソンがプロデュースということもあって、白人によるへっぽこソウル(褒めてます!)としても傑作になっていると思うよ。ホーンの力強くもやるせない音色がいい塩梅。
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