かなしいうわさ
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2005年06月25日(土) 448

Stinking Blue Beat /Life Is a Strange Way
cover
すごくいい。いろいろCD買ってきたけど最初に聴いたこれをCDプレイヤーから取り出す気が全くおきない。宅録っぽいボワボワと異様にくぐもった音質が最高に気持ちよくて、じっと聴いていると、意識の一部が、眠るでもなく覚醒するでもなくうとうとしている時のような、心がここにないような...状態になる。眠ってしまうほど気持ちいいというのとも違う。夢の中で鳴っている音楽そのみたいな感じ。

オーセンティックなスカ/ロックステディを基調としてはいるけれど、スカでもロックステディでもない。では何か、と考えようとすると、ホワンホワンどうでもいいですジャンルとか、という気分になってしまう。(オビの煽り文句いわく「オキナワン・カリブ・ソウル」だそうです) しかしスカやる日本人のバンドが増えたね。僕はスカが好きだからかっこいいスカをやるよ!頑張って練習してドラモンドみたいなトロンボーン吹くよ! という感じはまぁ微笑ましくて良いのだけど、そういう事ではなく、ただもう演奏したら出てくる音がスカのようなものになってしまうというような音なんだよな、この人の音。自分の気持ちや衝動を何かの形にしたくてガチャガチャやるうちに自然とクラフトワークをサンプリングして自然とラップしちゃったバムバータ(妄想ですが)と同じ類の自由さを感じる。Three One Lengthっぽいダラダラしたラガ、童謡みたいな女性ボーカル曲、タモリ倶楽部のテーマ曲みたいなすかしたジャズなどバラエティに富んだ内容にはなってはいるけれど、この人の音楽はどの曲をどう聴いてもこの人の音以外のなにものでもない。どこからも何も借りていない。こういうのを「個性」という。

Majesticsという沖縄のオーセンティック・スカ・バンドのキーボーディストによるソロアルバムだそうですよ。




他に買ったのは
John Hiatt /Master Of Disaster
Miceteeth /from rainbow town
bonobos /electlyric
Sakerock /Life Cycle
Jimmy Cliff /Struggle Man
Slightly Stoopid /Everything You Need
Ornet Coleman /Science Fiction

とか







2005年06月23日(木) 447

日本ハムの話題に触れてくれてもいいんだってば。





へまっくすさんから本のバトンが来ました。
≪book baton≫

1)持っている本の冊数
判らない。寝てるとき地震来たら埋もれる位はある。



2)今読みかけの本 or 読もうと思っている本

石垣りん 現代詩手帖特集版
cover
あ、特集号じゃんヤッターヽ(´ー`)ノと思って買って読んだら追悼号だった。亡くなられていたこと知らなかった。
寄せられた皆さんの文章が、力強くもやわらかく優しい。みんなの想いが詰まっているから、物質的な重さ以上におもたく感じる本。フロクにりんさんの朗読CDがついている。これ必聴。




3)最後に買った本(既読、未読問わず)

コージィ城倉 /おれはキャプテン
cover
野球マンガは最近でも「おおきく振りかぶって」や「ジャイアント」のような名作があるけれど、それらのなかでもいちばんエンターテイメントしていて愉しい。えマンガって本じゃないの?





4)特別な思い入れのある本、心に残っている本5冊(まで)
思いついたものをポコポコ書いてしまいます


藤原新也 /メメント・モリ
cover
読む度印象が違う。生を知る為に死を思うのだとずっと思ってきたけど、いやいや死は死以外の何でも無いナーと思うこの頃。中学校の図書室に常備しようよ先生。



藤枝静男 /田紳有楽 空気頭
cover
安部公房を古本屋で漁った中学生時代を経て笙野頼子に騙されたりした末に辿り着いたホンモン。本当にやばいのは一見まとも。




保坂和志 /生きる歓び
cover
視野を広げる、のではなく、視野を掘り下げる楽しさ。この本で保坂さんにはまっていろいろ読み進めていったんだけど、結局これ以外にはなじめなかった。フニャモラー反対!




田中小実昌 /アメン父
cover
コミさんはフニャりもモニャりもしていない。視野はテキトーにだらりと広く、底はズブズブと深い。間口が広いくせにはまると深くて抜けねえでやんの。やさしいフリして怖いひとよ。「ポロポロ」も「自動巻時計の一日」も良い。どれも良い。






レイモンド・カーヴァー /ぼくが電話をかけている場所
全集より、中公文庫のこれがいい。村上春樹の訳も初期のこっちのほうが良い。まじめだけどどうしようもない人がたくさん出てきて頑張っているのにそれほどうまくいかなくて希望が無いって話ばかりなのに、嬉しく晴れやかな気持ちになるのは何故だろう。






ほんとに思いつくまま挙げてしまったのであれもこれも抜けていてアリャー(;´Д`)






5)次にまわす人(5人まで)
置いとくので取ってって。
(´ー`)ノ   |||||







2005年06月22日(水) 446

深夜だというのにウィンブルドンを見始めてしまって寝られない俺が来たよ(;´Д`)





先日仕事でチームのみなさんと車で出かけた際に、デフテックのあのヒットした曲が入ってるミニアルバムしかなくて何度も何度もかかってうんざりしたので黙ってたまたま同僚から借りていたBah Sambaをかけてみたのだが


( ゚−゚)これ何てジャンルの音楽?

(;´Д`)ハウスっす

( ´ー`)へー。ハウスってどんな音?よくわかんねえよ。パラパラとかと一緒?

(;´Д`)えーとあーとまぁ同じようなもんですが(えー)
4つ打ちって言って、ベース、あーこのボンボンいってるこれですね、これがドン、ドン、ドン、ドン、ってって4拍で鳴ってる音楽がハウスっす

( ゚−゚)うーん?

(;´Д`)あーえと、曲に合わせてイノキー、ボンバイエ、イノキー、ボンバイエ って歌えるのがハウスっす

( ゚−゚)( ´ー`)お!ほんとだ!

( ゚−゚)人(;´Д`)人( ´ー`)ノイノキーボンバイエ!イノキーボンバイエ!
ノイノキーボンバイエ!イノキーボンバイエ!
ノイノキーボンバイエ!イノキーボンバイエ! 
テーローリーテローテロー



中学生の修学旅行のようで愉快でした
あげく箱乗りまでされていらっしゃいました
いや4つ打ちは猪木ボンバイエと親和性があるという話なんだけど

いやもう寝るわ





ボノボ、マイスティース、サケロックなどいろいろ買った。聴き込んでないので感想などはまた今度。







2005年06月20日(月) 445

渋谷毅+二階堂和美のライブを観てきました


シヴヤさんのピアノは「小さくたたんでいく」音だな
どんどんたたんでいって、ぐぐっと思いが凝縮されて
最終的に何かよくわからないけどステキなものになっているというような

ニカイドさんは声色がぐるぐる変えながら
ころころと転がっていく唄


たたんでいくシヴヤさんのピアノ
転がっていくニカイドさんの唄


オザケンやオクノ修とシヴヤさんが一緒にやった時とは違う、
頼りなげな絡み合い
しかしそれがゆらゆらと楽しく心地良く、
嬉しい時間を過ごせました


それにしてもニカイドさんがそれはそれはかーいらしくて
参った





酔ったのでもう寝る





2005年06月18日(土) 444

k_turnerさんからもバトンいただきました。ありがとうございます。
昨日付けで書いてしまっていました。



☆漫画・イズ・イナフ☆
新作
★人間 < song by 長渕剛> (2005.06)★



車ってせづねえ









2005年06月16日(木) 443

日ハムについて触れてくれてもいいよ!

ナイター行きたい。ドームじゃない球場でからあげ喰いながらビール飲んでホームラン打ったらおおおおとか言って立ち上がるんだよ最高だぜ。






マツクラさん、altonさんからバトン託されました
どーもヽ(´ー`)ノ


■今コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量:
175GB
iPod用を持つようになってぐわっと増え、ラジオの選曲をするようになってからぼわっと増えた。外付けHDD(120GB)はほぼ全て音楽ファイル。家事や地震があったらこれとiPod持って逃げりゃいいと割り切れて精神衛生によろしい。



■今聴いている曲:

David Pajo /Isicles


■最後に買ったCD:
David Pajo /Pajo
写真は同上。パパM名義の前作は地味で地味でどこがいいのかわからんのになんだかリピートしてしまう類の地味渋スルメ盤だったけど、これは真正面ど真ん中で傑作と言える。ニック・ドレイクをわずかに陽性にした感じ。隣の人とニコリと笑いあえるアシッド・フォーク。






■よく聞く、または特別な思い入れのある5曲:


Determinations /Under My Skin
cover
人の気分をころりと変えてしまう程のキュートさ。





小沢健二 /春にして君を想う


スロウライフなんて反吐が出るけどこんなふうなら良いかな、と想う。





Miceteeth /Butterfly Pussy
cover
オザケンがいなくなってもこれがあればまぁいいか、と納得できた音楽はこのアルバムしかない。





RCサクセション /Drive My Car
cover
ごく単純な曲なのにじんじんと染み入る。せつないせつない多幸感。





Weldon Irvine /I Love You


Ray Terrace /I Make A Fool Of Myself


Lennie Hibbert /Can't Take My Eyes Off You


Allen Toussaint /Soul Sister


Eddie Jefferson /When You're Smiling
cover
一生に一度あるかないかの神がかった偶然の瞬間がパックされたような。こんなにいい曲が音源で残っているという事実に人生も捨てたもんじゃねえなぁとすら思える。ケチのつけようがないあたたかさ。そしてしっかりファンキー。





友部正人 /眠り姫


地球の裏表に住む男女のゆるやかなシンクロ。男ながらユミさん(友部さんの奥さん)に嫉妬すらしてしまう、素敵な曲。




Horace Silver /Senor Blues (vocal version)


この曲を聴いたとき「あ、俺はジャズを舐めていた...」と痛感した程の名演。必殺のタメ、無音の雄弁さ。どうやったらこんな曲書けるんだ??





Van Morrison /Jackie Wilson Said (I'm in heaven when you smile)
cover
タイトルだけで既に号泣だが、歌はそれにも増して力がある。







あっやべ5曲以上選んじゃった
バトン振り回し過ぎた(´ー`)




■次にバトンを渡す方々
これ色々と考えたのですが
人を選ぶという行為をしているうちに
なんだか嫌な気分になってきてしまったので
(この企画に乗っかった愛すべきみなさんを否定する訳では全く全くないですよ!!!)
ここにバトンたくさん置いておくから勝手に持っていってください
Take Free
(´ー`)ノ
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ここを見てくれる人の回答はどんなものだって見てみたいからね。
ぜひ答えてほしいです。
そして、どんな形でもいいので、答えたということを俺に教えてくれると嬉しいです。でも別に教えてくれなくても全然いい。

無粋なことしやがって馬鹿が、と思う人もいるかもしれないけどこんなねずみ講みたいな仕組ではそのうちこんな馬鹿も出てくるのだから諦めてくれ。糞みたいなスモールサークルのしがらみなんて現実の世界だけでたくさんだ。








2005年06月12日(日) 442

日ハムについては触れないでくれ。




ベガのCMに出ている女性がステキ過ぎる。
テスティモの山田優もいい。そこらへんに居るじゃん具合がたまらん。ビッチなのもグー。ビッチ大好き。





(´ー`)ノ〜 魚男達の夜@fm802 
Djは欣ちゃん。ちと重いよ。






ECD /失点インザパーク
cover
アル中時代の記録。吾妻ひでおの「失踪日記」のような記録ものの面白さを期待すると肩透かしを食うかもしれないが、アルコールに依存してしまう人の心持ちが、ECDの独特な目線で切り取られていてとても面白い。 
いや、どうかな、面白いのかな。ECDのものの見方は本当に面白いからそこは楽しめると思うんだけど、ここで書かれているアルコールに依存してしまう人の気持ちはいまいち判らない人も多いのかもしれない。俺はいま現在酒にも煙草にもドラッグにも依存していないけれど、それはそういうものの薬理効果に頼らざるを得ない程のハードな出来事にたまたま遭遇してこなかっただけだ。単純にラッキーだっただけ。素養はありまくりなのだ。(ホニャホニャやモニャモニャを誘われても断ってきたのは、本当はもっともな理由があるからじゃなくて、はまってしまうのが怖かったんだよ、Tさん) だから俺はこの本には同調しまくってしまう。いろいろな意味で身につまされ、ためになった一冊。







■今日の一枚
RCサクセション /OK
cover
地味なのでいまいち良い評価を受けていないアルバムだけど、俺がRCのなかでいちばん愛しているのはこれなんだ。「シングルマン」や「ラプソディ」、「EPLP」はとてつもない傑作だけれども、それらを聴いた後でいいからこれもスルーせずに聴いてね。スカスカで隙間を生かしたイキな演奏。ソウル〜レゲエテイスト溢れる楽曲。私生活でなんかあったのかなぁと心配になるほど魂こめまくりつつも、さらりと風通しの良い歌をきかせるキヨシロー。1〜3曲目のゆるさとせつなさは何度聴いてもグッと来てしまう。ユニオンあたりでアナログ探せば500円くらい。










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