かなしいうわさ
home 日記の表紙 前↓ 次↑


2004年11月07日(日) 352


幾度となく修理してきたオイルヒーターがまた壊れたので、デロンギを買ってきた。同じ性能で他のメーカーの同じ性能のものの倍以上の値段がするけれど、やっぱり有名なメーカーは故障も少ないだろうということで。エアコンのボワンボワンする暑さではのぼせてしまう俺には必要な投資。おかげで金が無くなって、エルメート・パスコアルvsシロ・パブティスタのライブには行けなくなったけど...
オイルヒーターは本当に良いよ。本当に自然な暖かさ。春のぽかぽか陽気って気持ち良いでしょう、あんな感じ。コタツより良いかも。あと、真冬の朝って寒くて起きるのが本当に辛いけど、朝起きる30分くらい前にタイマーでつけておくと、他の時期と同じようにすいっと起きられる。




cover
V.A. /Interplay! 3
渡辺俊美選曲のジャズ・コンピ第3弾。カセットテープでリリースしていた頃から数えると6作目かな? 頭から尻尾まで、スムースでハートフルで、一寸スリリングなジャズがずらり揃っている。本人による全曲の解説がついていて、これも気持ちが入っていてすごく良い。ジャズが本当に好きなんだねえ。本気で好きな人が本気で編んだものには敵わないな。
いわゆるサバービア的だったり、フロア対応だったりするジャズ・コンピは色々あるけれど、こういうオーセンティックなジャズのコンピで良いものはあまり無いから、有難い。ブルーノートから出ているコンピはオーセンティックなものが多いんだけど、ブルーノート音源だけという制約があるからか、選曲者がセンス無いからか、あんまりアルバム一枚通して聴けないんだよね。ソウルジャズから出ているものはセンスが良いんだけど、いわゆるスピリチュアル系ばっかりでオーセンティックなものは無いし。




Riow Araiの曲に勝手にラップのっけた「Face IT」が期間限定で公開中
日々是決戦・親身の指導さん経由でどうぞ。
正直、出来は凡庸(´Д`) トラックだけの方が良い。バックトラックが良いのにラップが乗っているせいで凡庸になっている曲って多い。歌よりもラップの方がトラックの魅力を壊しやすい気がする。何故だろう。



マイ・ファーストPCであるパフォーマ5420、捨てるに捨てられないので誰か貰って下さい。黒くてイカスよ。当時としては珍しくテレビもラジオも内蔵。LANボードをつけてG3カードを入れているので、軽くネットしたり、テレビ見るだけなら使える...かな。OSは漢字トークから8には上げていたと思う。リモコンは無くしました。送料はご負担下さい。






2004年11月06日(土) 351

出先から帰社する途中に見つけた洋食屋

店の外観・内観の雰囲気、メニュー、価格、おばちゃんの立ち居振舞い、おしぼりの巻き方、ナイフとフォークの出し方、注文受けてからひとつひとつを鉄のフライパンで作っていく過程、「おおきに、ありがとう、いってらっしゃい」 すべてが粋。感動。 しかし味が(;´Д`)





ショック太郎さんのまとめてレビュー〜佐野元春 2004/10/26 (火)から
俺は隠れモトハリストなので毎日たのしみにしている。「Time out!」は今聴くと沁みますね。Silverboyさんがやっている全作品解説も良い。
でもアルバム聴いたことない人には面白くないのかもしれない。ブックオフに行くと300円くらいで買えるんだから買うと良いですよ。初心者には、名曲揃いでブリンズリー・シュウォーツのバックトラックが最高な「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」をおすすめ。内容のみならず、ロック音楽の「音」が素晴らしい録音状態で封じ込められているのも良い。凄くクリアなのにシャカシャカしていなくて、重たいところは重たい。俺の理想の音。






一時期、俺が行くライブに必ず来ていたA.K.I.さんがブログやっている。凄く濃くて面白い。音楽狂いじゃない人が読んでもチンプンカンプンかも。





行動予定表を作成致しましたのでご査収下さい。







2004年11月03日(水) 350

「いろいろ話聞いたけどやっぱ4年にしますよ」 
怒る気にもなれない。

> 発売から4年経った音楽レコードでも約9割が、7年経った音楽レコードでも約7割が、
> なお廃盤や生産中止とはならずに市場に流通しているという調査結果
> (物流業務を同一の会社に委託している日本レコード協会会員レコード会社11社を対象に実施)

どこの世界の話だよそりゃ。
品切れ・生産未定(ほぼ生産中止と同義)含めないと駄目だろ。4年もすれば、店頭に無くてもオーダーしたら届く「生き残っている」商品の方が1割くらいじゃねえの?




昨日書いたbattlesが丁度来日してライブしてるという情報を掲示板でいただいたので、会社で調べて、そのままチャリで行って観てきた。梅田のnoonという高架下にあるライブハウス。リキッドルーム(新宿時代)をこぢんまりさせたような雰囲気の良い会場だった。比喩でなく匂いまでリキッドに似ていた。タバコじゃない煙の匂いはしなかったけど。
入ると、ギター一本弾き語りの外国人のあんちゃんが歌っている。ジョン・フルシャンテの貧相さだけを増幅させたような感じで凄く冴えないので無視して酒飲み。しかし、久々の夜遊びは独りでも楽しいな。ミラーボールの光を受けながら、BGMのドローンノイズと皆の方々からのおしゃべりの声がミックスされて聴こえてくるのが気持ち良い。 どんどん飲んで5杯目位に、ステージに3人組が登場。誰か良く判らなかったのだけど、イントロでドラムがすぱんすぱんと乾いた音を立てたのを聴いて、ああこりゃ54-71だなと気づく。この人らのライブ観るのは初めて...あれ、このバンドってラップする人いなかったっけ?そのうち裏から登場するのか?と思っていたら結局3人でインストでおしまいまで。(どうやらギターの人が脱退したのでラップの人がキーボード弾いてるみたい) 音は初期ミーターズを絞りに絞って、残りカスだけになってしまった感じのすかすかなファンク。ひとつの文字をじっと見ているとそのうちその文字が文字じゃなくてただの記号に見えてくるけれど、それと同じように、聴けば聴くほど「ファンク」じゃなくなってくる、というか、「音楽」ですらなくなっているような気分にも...
神妙な顔してキーボード弾いている人が、なぜか銀蠅ばりのオールバックにグラサンで上半身裸。変。刹那いフレーズとびょよよよーんと変な効果音を一緒に出したりと音も変だが、中盤でマイク持って前に出てきて「ツッツッツツー、ッツッツツー、」とずーっと繰り返しながら、ポーズをバシバシと決めまくる。会場からは思わず笑いが。でも本人は動じない。照れもしなければ、ウケたからといって調子に乗ったそぶりも無い。ああ、この人は狂っているが、その狂いには迷いが無いな、と思った。彼のストイックだけど、気持ちよく狂ってもいる立ち居振る舞いがこのバンドを体現しているような気がした。 
射精まで至らずに生殺しにするような寸止めの音が延々と続き、ああこのまま時間オーバーか、それも凄いな、と思っていたら最後でドヒャヒャヒャーと炸裂。じらしてじらして、お仕舞いでドバドバと発射させるという見事なお仕事。満足満足。 また来ます。

8杯目の酒をあおる頃にバトルス登場。真ん中にドラムス、周りをギタリスト3人で囲む4人編成。ギターをギュオムギュォムと唸らせて、それをディレイで反復させながら、その上に更にリフを刻んでいくことによって、とんでもないグルーヴが!そこに威勢の良いドラムが変拍子でパカスカと切り込んでいく。かっこえええええええええええええええええええええええぇぇぇぇええええぇえぇぇ  54-71がじらしの美学なら、こちらは初手から往きっ放し、駄々漏れの美学か。共通しているのは、音で埋め尽くすのではなく音のスキマを生かしているというところ。どちらも、スキマ、静寂、無音に「歌わせる」のが上手い。無音がよく歌っている音楽は決まってファンキーだ。バトルスも滅茶苦茶ファンキーで、滅茶苦茶踊れた。音はパンクだけど、良質なハウスが持つダンス・ミュージックと同等の機能性を持っていると思う。ダンスミュージック・ファンにこそ是非聴いてほしい。3日は名古屋(54-71とバトルスだけ!羨ましい!)、4日は渋谷でライブありますので。




気に入ったので物販で既発のマキシを2枚買って帰った。で今聴いているわけだが
covercover
うーん、期待ハズレだ。いや、これはこれで良いんだけど、ライブの臨場感を味わってしまった後に聴くと危なげの無いつまらないものに聴こえてしまう。



実は今日も仕事
なのにもう朝の7時過ぎなんですが....
風呂入って
デスノートの4巻読んでから
寝ますヽ(´ー`)ノ



- - - - - - - - - - - - - - -



起きた
15:30だ


仕事さぼったヽ(´ー`)ノ
まあもともと今日は休みなんだから、今日は休んで明日頑張れば良いじゃない。
と自分に言い聞かせる。


バトルズ音源、寝ながら聴いてたら馴染んできた。やっぱり格好良いわ。


寝すぎて、夜寝られなくて、翌日辛い というパターンに陥りそうだな。
銭湯でも行ってあったかいうちに早めに寝よう。






2004年11月02日(火) 349

cover
オリジナル・ラヴの新譜をヘヴィ・リスニン中。もう20回位聴いてる。聴けば聴くほど田島汁がじょわじょわと染み出てくるスルメ盤。粋でいなせな一枚だね。
毎度のことだけど、最初の曲と最後の曲が異常に気合が入っていて最高だ。1曲目→2曲目の繋ぎもしかり。




いつものようにこれをやっていたら、徹夜作業明けだったので本気で寝入ってしまい、知らないおじさんに起こされたりした。




スカ・レゲエ・DUB・ロカビリー専門のオンライン・ショップ
0152テイスト満載で2番煎じなのは否めないけど、品揃えもチョイスも良いので重宝しそう。Blood Shanti買うかな。




はてなにフォトログ機能なんてあったんだ。




こないだここで書いた、クレバ「ひとりじゃないのよ」の感想文
> 下手なアンダーグラウンド・ヒップホップの人達が格好悪く聴こえちゃうね。
あああ 文章のアホさ加減も相当だけど、何かを褒めるのに何かを貶すという事をしているのが一番拙い。俺最近そういうの多いわ。
反省 ノ(;´Д`)



 



アマゾンの「この作品を買った人は、こんな商品も買っています」にはまいる。どんどん欲しいの増える。 ライトニング・ボルトのDVDから辿り着いたこの人ら
coverスティーブライヒの影響を受けたポストパンク
だって。試聴したけど、中々格好良いじゃない。これからまた「この作品を買った人は...」で辿っていくと、ライヒの影響を受けたミニマルなパンクをやっている人らに沢山行き当たる。パンク界でこんなことが起こっているとは知らんかった。







2004年10月31日(日) 348

2日分連投。



cover
末井昭 /素敵なダイナマイトスキャンダル
惚れ惚れする。こんな凄いことしてた人とは全然知らなかった。すごい事していて、すごい事してるんだよ俺はと本のなかでもずっと言ってるのに、まったく嫌みが無い。嫌みがない上に重みもなく、さらりと書かれている。だけどズブリブスリと胸にささる。何度も出てくるあとがきも、ジョナサンリッチマンの「アイスクリームマン」みたいで楽しいよ。芸術もお母さんも大爆発だ!





cover
ニック・ホーンビィ /ソングブック
「ハイ・フィディリティ」で垣間見えた音楽への愛情を、丁寧に丁寧にしたため直した一冊。ああ、そうそう、そうだよね、判る判る、と全編頷きながら読んだ。ただ、「僕のプレミア・ライフ」がサッカーに興味がない俺にはあんまり面白くなかったのと同じように、音楽バカ以外の方がこれを読んで面白いと思えるかどうかは、さっぱりわからない。このサイトを定期的に読んでもらっているようなアナタには大いにお勧め。







cover
レベッカ・ブラウン /若かった日々
重たい。良い本と思うが今の俺にはこの閉塞感はきつい。







cover
柴崎友香 /きょうのできごと
途中でむかついてやぶいて駅のゴミ箱に捨てた。よくもこんなに俺の気に食わない登場人物ばかり書けるものだ。和歌山でもどこでも勝手に行きやがれ。保坂和志がオビで褒めてる本って面白くないな。スティーヴン・キングの褒める新人も大抵つまらないが、あれと同じようなもんか。登場人物がみんな関西弁をしゃべるんだけど、これだけコテコテの関西弁をしゃべる娘は「わたし」じゃなくて「ウチ」って言うと思う。読みやすいように変えてあるのかな。






cover
Kreva /ひとりじゃないの
前作「音色」もそうだったけど、ワン・アイディアを膨らましてこれだけの曲にまとめてしまうというのは凄い才能だと思う。ラフにしてスムース、という良いヒップホップの要素が完璧なかたちで入っている。センスのかたまりみたいな人だ。下手なアンダーグラウンド・ヒップホップの人達が格好悪く聴こえちゃうね。








cover
nice man & the bad boys /the art of hanging out
BMXバンディッツや、レコードレーベル「shoeshine records」をやっているフランシス・マクドナルドの新作。shoeshine recordsではアレックス・チルトンとTFCを一緒にやらせたりといろいろいい仕事している。このアルバムにもそんなセンスの良さが噴出しまくっている。確かなソングライティング、落着いていてどっしりとしたバックサウンド、そしてフランシスの声。地味だけど、かなり俺の理想に近いロックだ。TFCの「Songs from Northan Britain」が好きな方はぜひぜひぜひ。






2004年10月30日(土) 347

梅田を歩いていたら結構可愛い女性が「取材してるんですけど、30秒だけアンケートいいですかー!?」と声を掛けてきた。アンケートというか住所や電話等の個人情報を書くものだったので何これ?と聞くといやブライダル関係の会社なんですけどー等モゴモゴしているので30秒と言わずそこの喫茶店で落着いて話しましょうよネェネェと誘ったら去っていった。我ながら不用意な対応だなぁと反省したがオッサン臭い下品な断り方ができたので満足。




cover
想い出波止場 /大阪・ラ
わやくちゃな音を出して滅茶苦茶な歌を歌っているのに、いやらしさやアングラ臭が全くなく、なんだかメジャーな感じすらする。見事。最近のロックで瞬発力でlightning boltに勝っているのはこの作品位だ。俺は最初にTortoiseを聴いたときには、ここまで行ってくれると思っていたんだけど、彼らは未だに想像の範囲内な安全でソツのない音しか出せていない。俺らはボアダムスよりも思い出波止場を世界に誇りまくるべきではないだろーか。 





会社のオサレさんに服装を褒められた。なんか俺の事をオサレ仲間だと思っているらしく、他の人は皆若いのに服装を気にしなさすぎますよネーという話をされた。セレクトショップとかrelaxとかにだまされちゃって、可哀想に。で、普通大人になるとこういう事は気が付いてもわざわざ指摘してくれないものなので、面倒臭いけど俺が言ってやるかと思ってヤンワリと指摘してあげたところ、案の定すげえ不機嫌になってた(´Д`)
君が褒めた俺の服はジーンズメイトで2000円位で買ったものだよ。
サイズが丁度良くて材質さえよければ服なんて何だって良いの。





cover
オリジナル・ラヴ /街男 街女
絶好調だな。未だに週2〜3回聴いている前作「踊る太陽」よりライトな感じはするけど、スルメのように何べんも噛みしめればしめるほど良いダシが出てくるので、判断は保留。しかしまたジャケットで損をしている気がするよ。






ごく一部の人間にしか役に立たないmp3情報
カーターUSMのライブだヤホー





2004年10月28日(木) 訂正

昨日の文は酷すぎる 眠すぎる時に書くべきじゃないな (;´Д`)


Shandi-I売り切れてた。こないだのワッキーズの限定盤といい、みんな買うの早すぎ。





前↓ 次↑


石井 | home