かなしいうわさ
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2004年07月11日(日) 305

9日の江豆町の感想を今見直してビックリした。酒飲んで殆ど寝て書いてたのでまるで記憶がない。バカドリルって何だ?



そうそう、選挙行きました?




今日は選挙行った後、夕方に兵庫湾周辺を原付で散歩した。兵庫湾はとにかく無人で巨大で広大で荒んでいて、怖くて楽しい。岸辺でぼーっとしてたら、野犬2匹に追いかけられた。こっち見てダッシュしてきた2匹は完全に狩りの時の目をしてた、自転車で行ってたら狩られていたと思う。今年一番怖かった。








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miceteeth /baby
俺が今一番惚れているバンドなので冷静な感想が書けない。まぁそこいらへんは割り引いて読んで。
いままでの中でも一番良いと思う。全曲まんべんなく「佳曲」揃いだ。代表曲に成り得るようなフックのある「名曲」は一曲も無い。でも、全曲が猛烈に切ない、佳曲中の佳曲ばかり。これは凄い。ポップスの魔法が根付いている。初期サザンオールスターズばりの魔法のかかり具合。 バンドの演奏も格段に良くなったなぁぁ。前作は演奏にいまいちコクがなくてインストの曲なんかは飛ばして聴いていたんだけど、このアルバムのインスト曲は楽しくもほろ苦くていい味出している。 





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Rico /Wareika Dub
ricoの名作「man fron jamaica」のダブ。プレ・リリースのみで殆ど市場に出回らず、中古市場でもんのすごい値段がついてたアルバム。今回、日本のみで初CD化。山名さんやるなぁ。でも、所詮プレ・リリースどまりの音源なので、音は正直言って期待してなかった。けど、これが案外良い。ラフで適当なダブ・ミックスが「マン・フロム・ワレイカ」というアルバムが持つ緊張感を良い具合に中和している。フニャったワレイカ。「マン・フロム...」聴いて気に入った人は買うべき。





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Nujabes /Metaphorical Music
良くできているのは判るんだけど、なんだかあんまり好きじゃないんだよな。





2004年07月09日(金) 304


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小田扉 /団地ともお 2巻

1巻は子供のバカさがひたすらに楽しくて、ああこれならスピリッツ読者にも通じちゃうな、売れちゃうかもな、という感じだったけど、2巻はこの作者のもつわかりにくさとか淋しさが現れてきて、売れなさそう。1巻のともおは「俺もこんな子供欲しい!」と思ってしまったりするほど無邪気でバカたれで可愛らしかったけど、2巻のともおやそのお友達どもはなんだか大人だ。でも単純に大人びていたりするわけでもなく、子供かと思わせといてなんだか大人で、でもやっぱり子供という。うまいなぁ。泣けるし。あとこの人のオチのつけなさ加減は素晴らしいと思う。現実の世界でもいつでも綺麗なオチがつくわけじゃないからマンガという虚構の世界でも綺麗にオチつかなくたっていいじゃないの。オチがついてないというすがすがしさと、微妙な気分になる余韻は逆に素晴らしいオチになっている。ちゃんとオトしてる回もあるけど、オチてないオチでは「よその子になっちゃいなさいともお」とか凄え凄え。





小田扉 /江豆町
こちらは、しっかり大人向け。この人のマンガは、所詮人間なんて独りで生まれて独りで死ぬだけ、だけど人と人は繋がりあっていないと生きていけないよ、ということが描いてあるだけ。バカドリル

2004年07月06日(火) 303

先程帰宅、我疲(;´Д`)即寝



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あすなひろし /いつも春のよう 


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あすなひろし /青い空を、白い雲がかけてった

ギャグが古い。絵も古い。内容もやっぱり古い。でも、俺が今年読んだ本や漫画や映画のどれよりも良いと思った。学校が舞台でギャグ的要素の強い「青い空を、白い雲がかけてった」の、照れくさくってどうしてもギャグを混ぜずにはいられない感じがたまらない。そしてちょっと劇画調な「いつも春のよう」のストレートな臭さもいとおしいなぁ。今の俺にはビターな「いつも春のよう」がより滲みる。お涙頂戴するのなら命張れやこのくらい!!! 
タイム涼介は影響受けまくってそう。これ好きな人は「フランス」とか読んでみると良いかもしれないよ。あとこれも。







2004年07月05日(月) 302

大変だ! 杏仁豆腐作るときに生クリームを入れると滅茶苦茶旨い!ヽ(´π`)ノ



フジのチケットが届いたので、フジラジオを更新してみた。

そういえば、今年のメタモは苗場でやるらしい





購入物

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Wilco /a ghost is born
前に感想書いたときに「静かなアルバム」って書いたけど結構ワイルドだった。ご免なさい。 これは凄い。超メロウなんだけどハードコアで音凝りまくり、という、俺がレディオヘッドとトータスに期待してることをまんま叶えてくれている感じ。





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曽我部恵一 /shimokitazawa concert
今の曽我部には無理がない。無理のない事を普通の人がやっても面白くないのが常だけど、曽我部はちゃんと面白いのでOK。 ブートレグ並の音質だけど、相応しい音なので気にならない。時には音が悪いということも素晴らしい録音になるんだね。ソカベの子供がキャーキャーと騒いでいるのも最高の効果音。ソロ時代の曲は正直よく知らないんだけど、迫力があってザクザクしていていて良い。あっという間に聴き終わってしまう。サニーディで俺が一番好きな曲「ベイビー・ブルー」に、同名異曲のフィッシュマンズのカバー「ベイビー・ブルー」、どちらも良い。






Build An Ark /Peace With Every Step
初手からファラオ・サンダース「You've Gotta Have Freedom」のそのまんま系カバーをしてて「俺たち、ソウルジャズ大っ好きなんだぁ!」というのがビンビン伝わってきて、あぁ微笑ましいねと舐めていたら、他の曲ではソウルジャズテイストを残しつつソウルっぽいこととかレゲエっぽいこととか変態っぽいこととか色々やっていて、一筋縄ではいかない。面白い。一番勢いとクリエイティビティがあった頃のアシッド・ジャズを更に深化させている。
ここで音源聴けますよ




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DJ Shadow /in tune and on time Live! (DVD)
まだ観れてない。時間ない。と思ったら、CD付いてた。明日会社の行き道で聴こう。




2004年07月04日(日) 301

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Rico /Man From Wareika +9
音の質やジャンルは違うけれど、マーヴィン・ゲイの「What's Goin' On」の凛とした感じと圧倒的な完成度がこのアルバムにはある。「What's Goin' On」にある官能はあまりないけど、そのかわりキンクスの「You Really Got Me」やスターウォーズのテーマをダブの効いたスカにしちゃうという「What's Goin' On」にはないお茶目さがある。官能も大切だけどお茶目も大切だよ。 
レゲエガイド本「Roots Rock Reggae」プレゼンツの再発シリーズのなかの一枚で、同時発売の他タイトル同様、すごく良い仕事をしている。ジャケットをはじめ、CDの印刷面等の細部まで神経の行き届いた洗練されたデザインの美しさ。幻のアルバムを9曲もボーナストラックとして完全収録しながら2000円という安価で出す心意気。簡素だけど心込めた丁寧なライナーノーツ。こういうのをセンスが良いって言う。カフェなんとかという適当で大味なパッケージ作っている人は見習って欲しい。


同時発売のダブ盤も世界初CD化。これはアナログも殆ど市場に出回ってなくて10万円とかしてたらしい。一生聴けないと思ってたけど、いや待ってみるもんだね。




2004年06月28日(月) 300

昨日の分は、全部書き直し。ごめんごめん(;´Д`)




Yoonkee /Asian Zombie
なんなんだ、この友達がお遊びで宅録したカセットテープみたいな音楽は。死ぬほどチープな音なのに、宅録の貧乏臭さは全然感じられない。逆にヌケが素晴らしく良くて、なんだかお洒落だ。ダブやレゲエ(っぽい)曲が殆どだったけど、ティミー・トーマス、マニーマークに通じる宅録ちゃかぽこソウルの系譜とも言える。忙しく働いた日の寝る前の数分間を、適当に、するりと包みこんでくれる。これは愛聴しするだろうな。
この人ロンドン在住の韓国人で、デザイナーしながらスケーターしながら自宅でしこしこレゲエ作っているそうで、、、、 よく判らん奴。しかし、スケーターとかサーファーってのはことごとくヌケが良くて嘘のない音を作るので凄いよなあ。トミー・ゲレロとかジャック・ジョンソンとかミシカとかパードン木村とか、、、、





2004年06月27日(日) 300

ソウルフラワーのライブ評や、買ったものの感想、フジロックについての与太話などなどを書ききった後、間違って消してしまった。
明日また書くよ...




これだけは絶対に読んで欲しい、と思う文章だけリンクして今日は寝る。
「華氏911」今、観て来た


日本でも、もうすぐ参議院選挙があるね。あるんだよ。






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