かなしいうわさ
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2004年06月21日(月) 299

帰宅したら午前3時半、だけどこれだけはUPしなければ。


ジョナサン・リッチマンの新作が視聴できる!



滅茶苦茶良い。これはここ5・6年くらいの作品のなかでも一番良いんじゃないか。音がみなぎっている。出たての新人のよにフレッシュ。トミー・ラーキンスの地味なドラムもええなぁ。名作「I, Jonathan」を思い出すよ。みなさん視聴しましょう。



【今日曲】
Jonathan Richman /It's You



2004年06月19日(土) 298

高尾山のキャンドルナイト
なんて楽しそうなことをしているんだ。
マネしたい。




買物
V.A. /Power Soul
bird /Double Chance
ジェームス・ブラウン /俺がJBだ! (単行本)

その他いろいろ買ったけど忘れた。



【今日曲】
cover
air /cherry blossom girl
前作は正直ピンと来なかったんだけど
このアルバムはトロトロで良いなぁ



2004年06月18日(金) 297

ここんとこ帰りが深夜2時過ぎなので、ネットどころではない状態す。
気がつけばフジロックの出演者が増えている。



フジロック追加
2004.06.18 [ ARTIST ]

出演アーティスト発表:第6弾
Morrissey 出演決定!
“オールナイト・フジ”出演者決定!

[ 7/30 ]
COCORE/DJ KRUSH/DJ TASAKA/DJ YODA/GMS/HIFANA
川辺ヒロシ/NUTRON/O・N・O/SKAZI/SPACE TRIBE
TWILIGHT CIRCUS DUB SOUND SYSTEM WITH UCHIDA (from DRY AND HEAVY)

[ 7/31 ]
BUFFALO DAUGHTER/JIMMY EAT WORLD/KENJI TAKIMI/LOS AGUJETAS

[ 8/1 ]
ATOM RHUMBA/ザ・キングトーンズ/Morrissey/SPACE COWBOY
STEVIE SALAS/ZANZO

*THE VINES→出演キャンセル(6/18)
*WILKO JOHNSON→出演キャンセル(6/18)



もりしーやハイファナ、川辺ヒロシ、瀧見憲司、トワイライトサーカスあたりが嬉しいけど、なんつってもキングトーンズ。キングトーンズだよ! 大好きだよ。最高の歌謡曲だよ。グッナイグナイベイビーとか聴けるんだよ苗場で。たぶん空は快晴だよ。泣いちゃうよ。絶対観る。ありえないことがありえるのがフジロックだとは判っているつもりだったけど、まさかここまでとは。




でもウィルコ・ジョンソンがキャンセルは痛い。一番楽しみにしていたのに!アルバム156回くらい聴いているのに!ああ





【今日曲】


キングトーンズ /夕焼けレッドで帰りましょう
CM曲。これはリアルタイムの人も多いんじゃないかな。
あとはね、大瀧詠一プロデュースの「ラストダンスはヘイジュード」とかいいねえ。ヘイジュードのオケで「ラストダンスは私に」を歌うというすごい曲。




2004年06月12日(土) 296

上司に「ミーティングだから来い」って言われてついて行ったらそのままタワーレコードに連れていかれた。ミーティングに行ったのに黄色の袋を持って帰ってくるふたり。 おつかれーヽ(´ー`)ノ お疲れ様ですヽ(´ー`)ノ  
クビも近い。


そのとき買ったもの


Jason Forrest /The Unrelenting Songs Of The 1979
マッシュアップもののコーナーに置いてあった。(しかしタワーでマッシュアップものが平然と売られているのって何か妙だな。)ジャケの絵が某掲示板の表紙になっていて気になっていたので、購入。内容はデス・ディスコ。もうデスデスデスな感じ。おもろい。会社のPCで聴いていたら周りに嫌な顔をされた。








ビッグイシュー
梅雨時は売れなくて大変だろうな。
気が付いたときにいろんなところでいろんな人から買っているけど、どのおっさんもめちゃくちゃ良い「接客」をしている。接客業している人は毎週いろんな人からビッグイシューを買ってみるべきだ。というか皆買おう。あの笑顔に200円払う価値がある。で、内容もちゃんと面白い。さすがにコンビニ売りしている週刊誌と比べると稚拙なところも多いけど、記事のチョイスのセンスとか内容が俺にとってジャストで良い。俺にジャストってことは、世間的には間口が狭いのかもしれないけど。Joss Stoneのインタビューとかアパルトヘイトの壁とかスペインのグラフィティ事情とかホームレス・サッカー・ワールドカップとか。どう?








メモ
6月13日(日) 23:00 情熱大陸 「漫画家・西原理恵子」インドで体当たり取材
> 今回の取材は、 “ヒジュラ”と近い距離での接触を図ること。“ヒジュラ”とはインドでは第三の性とも考えられる両性具有者で、家族を断ち、肉欲を断ち、カースト制度からも外れて独自の社会を形成し、インドの中でもその存在が秘密に包まれている。西原の、ヒジュラ突撃取材に密着する

おおお、いつもマンガで描かれている旅の様子がホンモノで観れるわけだ。
ヒジュラの実情を映像で観れるというのも凄いのではないかな。







【今日曲】
ソウルフラワーユニオン /Big Apple

これからライブ観に行ってくるよ。ライブ会場限定マキシを買ってきて欲しい人はいるかな? 何枚か余分に買ってくるつもり。欲しい方は連絡を。 →通販もするみたいなんで、自分の分しか買ってきませんでした。ごめん。MCで「ほんとはこんなチマチマ売りたくないんやけどな。売行きよければタワレコとかに置いてもらおうか」とのこと。




2004年06月06日(日) 295

つじあやのを買おうとして一緒に置いてあった辻香織を視聴したらすごく良くて、どっちにしようか悩んでいたらどっちも買うのを忘れた。





ronan o snodaigh /tonnta ro
アイルランドのバンド「KILA」のパーカッショニスト、ローナンのソロ。これはワールドミュージックとかの括りに拘らず聴いてほしい素晴らしい一枚。多彩なパーカッションで紡がれるリズムがトランシーで気持ちいい。ハウスやテクノのリスナーならピンと来るだろう、豊饒なリズムで体がふわっと浮く感覚。あれが根付いている音だ。 だけど、本当の主役はリズムではない。粗野だけど丁寧に歌い上げるローナンの声と、彼の筆による素晴らしいメロディだ。まるで、ギル・スコット・ヘロンがナイヤビンギの集会でポエットしてるみたいだ!! でしゃばらないが鮮やかな女性コーラスも見事に彩りを添えている。ソウル、ジャズ、ハウス、ダブ、テクノ、S.S.W.などを好む人は外資系レコ店で視聴をしてみてよ。きっと引っ掛かる筈。一生もの。8月にThink Of OneやFanfare Ciocarliaと一緒に来日する。絶対行く。






cover
Peggy Lee with George Shering /Beauty and The Beat!
昔、ブルーノートのマンボばかり集めたコンピにこのアルバムの「Always True to You in My Fashion」が入っていて、それがもー最高にキュートで洒落たいんちきラテンっぷりですごく好きで。それが収録されているアルバムにふと980円セールで出会ったので、いそいそと購入。「Always...」以外もキュートで粋な曲揃いで良いね良いね。パーカッションなんか入っているものの、あくまでラテン「風味」なので全然黒くない。それがなんだかローラ・ニーロを思い起こさせたりもする。ローラよりだいぶリラックスしてるけど。









Jorge Santana /S.T.
ええ、ジャケ買いですよ。あのサンタナの弟で元Maloのくせして、ラテンロックじゃないでやんの。ちょっとせづねえインチキディスコ。ちょうどいいインチキ臭さ加減でフリーソウルとか好きな人にはもってこいという感じ。1曲目など特に。4曲目はクボタタケシのミックステープに入ってる跳ねせづな系の名曲。








Kim Hirothoy /Live Shet
名前は聞いたことあるけど全然どんな人か知らない。(ノルウェーのデザイナーさんらしい。) なんかクリックっぽいパチパチプチプチした音聴きたいけど、soraとかGEL-1みたいにカワイー感じじゃないのが欲しいなと思いつつ視聴してて、それっぽかったので買った。家でちゃんと聴いたら意外とタフな音で全然目論見と外れていたんだけど、クールでダビーでチルってて、それでいて結構やんちゃで、すごく良い。クルーダー&ドルフマイスターとか初期フィラ・ブラジリアぽいかな。ハイハットの音の硬さとかも似てる。





以下は未聴
V.A. /Mento Madness
Skatalites /Roots Party
DJ Kensei & DJ Quietstorm /in time, Like This chapter2


柴崎友香 /きょうのできごと


雑誌
Remix - Lee Perry特集
Spectator - rebel music jamboree
RECORDer - 初期衝動と音塊

野田努にのっとられ(?)ほとんどEle-Kingと化したリミックスはこのところ安定して面白い。リー・ペリー特集も愛があっていいね。こだま和文がまた良いこと言ってる。基地外だーおもしれえええーとかそういう視点でしかリーさんを見れない聴けない人は可愛そうだ。と思いつつ自分もこれ読むまではちょっとそうだったと思う。反省。
スペクテイターとレコーダーは方向が被っている。執筆者や取り上げられる対象もちょっと被ってる。その二つでは、今回はレコーダーに軍配を上げる。スペクテイターは今回いまいち。ダモ鈴木とかCrassの人のインタビューとか、まぁ良いんだけど、まぁいいや、という感じ。レコーダーは正しいインディー雑誌だな! 作ってる岸田という人の色が出まくっていて、完全に「岸田の本」になってる。編集なんて二の次だ馬鹿野郎、俺俺俺俺俺!という熱気に溢れている。体裁は悪いけど、俺はこういう雑誌が好きだ。980円というちょっと高い価格も気持ちよく払える。次も買う。










【今日曲】


Alex Cuba Band /Humo De Tabaco
キューバのシンガーソングライター。とにかく曲が良くて、それを曲として紡ぎ出すセンスも素晴らしく、演奏もブエナビスタソシアルクラブの如くしなやか。昔キューバの若手のコンピを聴いて凄い内容にたまげたことがある。キューバはまだまだ掘れば良い人が出てきそうな予感。
そんなところまでよう掘らんですが。






2004年06月03日(木) 294

決まってしまいました。

その模様

準備はいいかい?










2004年05月29日(土) 293

今日も仕事。忙しくてクサクサしていたので帰りがけに高くてうんと旨いものを喰って帰ろうと思ったんだけど、高くてうんと旨い食事ってひとりで喰っても全然おいしくも楽しくもないなぁと思いなおし吉野家できのこ角煮丼をずるりと喰ってタワレコへ行ったよ。(;´Д`)





Galactika 極東来襲 Zazen Boys (DVD)
インディーのDVDマガジン。「U -ウラン-」みたいなもんか。坐禅とイルリメとECDのライブが入ってるし2,000円という価格設定も良いなと買ってみた。
すげえ!本物のバガヤロがいっぱい!若気も老気も至りまくりで吠えまくり!良い!!全部ライブ演奏なので、いろんなバンドが出るちょい大きめのライブハウスでのイベントを観に来たような感じで一枚まるまる楽しめた。2,000円って価格もライブイベントっぽいし。 
冒頭のザゼンのライブは堂々の演奏、number girlもライブ良かったけどザゼンの方が全然好きだ、キレがあるのに常にグルーヴィー。挟まれるインタビューはちょい邪魔だがまぁ良い。(靖国参拝について語ったりしている。) で次のイルリメの2曲はサバスのサンプリングだけのライブんときだろうか、これがすっげえすげえ、ハードコアパンクのライブでも今日びこんなん無いよ!だけど次のECD、これが更にすげえすげえすげえ、ステージが赤くもえている!多分ギズムとかスターリンとかあぶらだことかのライブってこんな感じだったんだろう、若いパンクス共も精進しないと! で次の夜のストレンジャーズ。がらり変わってリーゼント系ラケンローなんだけどこれも本物のアホウだなー、全く知らない名前だがなかなか良い吠えをしていて痛快痛快、勝手にしやがれとかニートビーツとかと同列に考えても良い位の良い吠えをしていやがる。ECDのあの熱気を冷まさずにだりゃーっと観れるんだからなかなか凄い。2つ飛んで、ガソリンというバンド。「スクール・オブ・ロック」のジャック先生を地で行くいかすヴォーカリストが冒頭のMC含めてノリノリ〜でバッチグ〜という感じのすっとこロック、良い良い。こういう奴らの出るバンドイベント行ってうひゃうひゃと踊りたいな。3つ飛んでデートコース。硬質なミドルテンポの曲。ポリリズムとかやめたのかな。繰り返されるフレーズにいまいち惹かれないしどうにもフュージョン臭いので好みじゃない。デートコースのなかでは結局ジミヘンのカバー「Hey Joe」が一番好きな俺はリスナー失格なのか。だろうな。うん。最後のモーサム・トーンベンダーはちゃんと聴いた事ないんだけどなかなか良い吠えをしている、これを聴く限り音源を聴く気にはあんまりなれないけどライブは生で観たいと思った。 ここに書いてないバンドも中々悪くない。大いにオススメしたい一枚。






Donovan Frankenreiter /S.T.
風通しの良いギターロック。ジャック・ジョンソンといいミシカといい、サーファーてのは心地よい余裕のある音をつくる。ぐつぐつと煮えたぎる「興奮」が全然ない音。エクストリームな興奮はサーフィンで十分、音楽は余興だよ、という感じなんだろうか。俺は静かな音でもどこか煮えたぎってコントロール利かない部分がある音楽が好きなので、彼らの音はほんとはどうも物足りない。けど、心地よすぎてどんな感情の時でもするする聴けてしまうからつい愛聴してしまう。多分これもそうなるんだろう。祝フジロック出演。もの凄く似合うと思う。

公式サイト(音出ます注意)





以下未聴。
スチャダラパー /The 9th Sence
ぱぱぼっくす /花降る午後
ronan o snodaigh /tonna ro
Animal Collective /Sung Tongs
Bush Of Ghosts /Remix
Joanna Newsom /Milk Eyed Mender
The Wooden Glass featuring Billy Wooten /live
Wack Wack Rhythm Band feat. Rhymester /Variations EP
ハルカリ /春狩デーブイデー (DVD)


欲しいものや視聴して良いものをぽいぽいとカゴに入れていったら、全部で38枚になってしまって慌てて返したりした
なんかP-VINEから出てるもんばっかりだ
最後まで買おうかどうか悩んだhounddog TaylerのライブとDavid GrubbsもP-VINEだったし





あとマンガ。



福島聡 /少年少女 (4)
冒頭の「薔薇と憂鬱」と、最後のヨシコとゴローのやつがいい。この人はいつもこのくらいベタなほうが良い。






浅野いにお /素晴らしい世界(2)
うんうん、このベタさ。これくらいで良いよ俺には。絵柄も話の雰囲気もよしもとよしともに似過ぎだけど、スカしてないよしもとよしともなんてステキー、と俺は思う。ああいうのはもういいですよ。でもCVだかクイックジャパンに載ってたやつはかなりスカしてたので、逸れるな、と言いたい。あとおっさんの描き方は、もっともっとがんばれ、とも言いたい。







cover

西島大介 /凹村戦争
SFの名を借りた青春話なのだけど、盛り上がるところも盛り上げきれず、かと言ってだらりとしたフニャモラ感覚が徹底して描けているわけでもないので、物足りず。とりあえず定価を500円くらいにして東浩紀のけたくそ悪いオビ解説をなくせ。そうすれば、中学生とかが買って教室の隅で読んだりしてすごく感銘を受けたりするかもしれない。俺くらいか、それより少し前の世代のサブカリーな単語をわざと使いまくっているけれど、そういう若い子にはその道への道しるべになったりもするのかも… もし中学生がここを読んでいて欲しい人がいたら、只で送るので連絡をください。





相原コージ /漫歌アニマル派
俺は好きだけど時代がこの漫画を必要としているとは思えない。悲しい。









高橋健太郎さん日記 May 28, 2004より
> CCCDに対する辛辣な発言によって、萩原健太くんは二社のレコード会社から、制裁措置を受けている。
> サンプル盤が送られなくなっただけではなく、雑誌社がアーティストにインタヴューの申し込みをしても、
> インタヴューワーが萩原健太だと分かると、取材拒否される(結果、雑誌社は他のライターに仕事を依頼せざるを得ない)そうだ。


なんだこれ。なんなんだ。
CCCDが良いと思ってやってんなら、堂々と胸張ってやれよ。裏でコソコソやんじゃねえよ。






Twilight Circus Dub Sound Systemがフジロック出演決定の模様。
何度言ったかわからないけど、スマッシュの人選はやっぱり信用できる。







【今日曲】
Every Little Thing /ソラアイ
よく知らんけど、このバンドって誰かキーマンが抜けたんだよね。抜けてから出たシングルとか結構どれも良かったので、レンタルで借りてみたらアルバムもなかなか良い。というか今日びのインディーなギターポップバンドよりよっぽど良い。最近のスピッツより好きだ。持田香織の作詞も、一人称がボク系(つじあやのとかイノトモとか)で微妙だけど、悪くない。

晴れるわけでもない空を
それでも僕は
今日を期待して生きてみる






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