かなしいうわさ
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エリザベス・コットンのDVDを聴きながら、自宅で仕事。 仕事しながら聴くのに丁度良いかな、と思ったんだけど ギターも「ギター語」で歌を歌っているのかもしれない などと思ってしまったりする程、ギターが歌を歌っていて 集中できないことこの上ない。 ので仕事放棄して見入ってしまった。
<貨物列車はとっても早く走るのようー
しかしキュートなばあさんだなぁ。
で、コットンさんが自分で歌を歌うと、 佇まいも歌声もふらつき方も飾らなさも ダニエル・ジョンストンに本当にほんとーーにそっくり。 特にここらへん(Continued Story/Hi How Are You)の頃のダニエルに。 ダニエルファンは漏れなく聴くとよいと思う。
買物 ・西原理恵子 /毎日かあさん カニ母編 ・レイチェル・サイモン /妹とバスに乗って
【今日曲】 Elizabeth Cotten /Freight Train
アマゾンに注文してた商品が一気に届いた。 もてあましまくり。 良くないなー。
・高野寛 /確かな光 たまたま行き当たったサイトで高野寛がネットラジオをやってた。 うわ懐かしい結構好きだったな図書館で借りてテープに録音してよく聴いていたな。 で、そこでかかってた新曲が悪くない感じで、ちゃんと聴いてみたいなと思い、衝動購入。 考えてみたら高野寛の音をちゃんと聴くのはだいたい10年ぶりくらいなんだな。
以前の「トッドラングレン大好きです!」という感じのコテコテしたサウンドは なりをひそめて、すっきりと生身で裸な音になっていた。 飾りのない音に、地味な曲、才気だったところはないが誠実な歌詞、 悪くないけどちょっと地味な凡作という感じで、最初はピンと来なかった。 けど、するりと入り込んでくる敷居の低さがあるんでなんとなく何回も聴いて そのうちすっかり気に入った。今も毎日3回くらい聴いてる。 以前の怒涛のポップさはないけど、その分 たゆたうようなきれいなメロディがゆっくりと胸に響いてくる感じ。 不器用さや生まじめさも心地よいね。 あざとさのないハナレグミ、というか。
ラストの「美しい星」という曲はがちょっとフィッシュマンズっぽい special thanksでフィッシュマンズを挙げているし、 「遠い星になった彼は 今夜あたり何してる?」なんて歌詞からして 本人も多分意識していると思う。 でも、音のフォームのまね方が似ているわけじゃない。佇まいが似通っている....というか。 ポラリスやbonobosには、この感じは無いんだよな。 まぁ、似てる似てない関係なく、掛け値なしに良い曲だよ。 佐藤の命日(15日)は、代休で急に休みがとれたので このアルバムを聴きながら部屋でひとり眠くなるまで酒飲んでいた。
・くるり /アンテナ で、高野寛があるのでくるりは買ったものの全然聴いてない。 聴く必要がない。 そのうち聴くだろうけど今んとこはこの盤は全然出番ないよー。 まー一寸ベンチに座っててよ。
・Lucinda Williams /World Without Tears ルシンダ姉さん。 ワイルド&フリーって感じのカントリーをやっていて痛快になごめる。 「オルタナ・カントリー」とかそういう前置きで括れない懐の深さヨ。 すげえ好き。
・Andre Toussaint /Bahamian Ballads
・Ruth Brown /The best Of
アンドレ父さんのカリプソなブルーズ、ルース姉さんのフォンキィなブルーズも とってもでっかい音楽で身を委ねまくれる。最高。 上記3枚は寝起きと寝る前によく聴いてる。
その他、まだ未聴。 ・The Chieftans /An Irish Morning ・The Wild bunch Story Of A Sound System Mixed By DJ Milo ・Ornette Coleman at The Golden Circle Vol.1 ・Beach Boys /Beach Boy's Party! - Stock O Tracks (2in1) ・Smith & Mighty /From Bass To Vibration The Best of
本も届いた
・根本敬 /学ぶ あ、これ根本マンガのなかでは一番好きかも。
以下は未読 ・関満博 /現場主義の知的生産法 ・阿佐田哲也 /麻雀放浪記(四)番外編 ・ポールオースター /ミスター・ヴァーティゴ ・ジム・クレイス /食料棚
で で で
わー、ロン・ウッド、タバコ止めないと余命1年だって。 止めてくれ、俺はストーンズのなかであなたが一番好きなんだ
で で で
フリフリラジオ、live365から「金払えバカ」と言われて とめられてしまっておりますごめんなさい お金ちゃんと払ってるんだけどナー クレジット会社にも確認済みなんだけどナー ということで、再開まではRadio Earthさんなどを聴きましょう シューゲイザー特集、滅茶苦茶良い やっぱライドのファーストは買いなおそうかな
【今日曲】 高野寛 /確かな光 「この曲ができたときは、本当に嬉しかった。涙が出た。」とのことです うんうん(´ー`)
近所のコンビニからハニーブラウンが消えた! 瞬殺! やっぱ甘いビールなんて駄目なのか!
昨日(9日だから一昨日か)、無理矢理に時間をつくり、 ソウルフラワーユニオンのライブを観てきた。 今年はじめてのライブ観戦。
なんか荒かった。「ラフ」というより荒れていた。 一時期の神がかった圧倒的なパワーは無い感じ。 ニューエストモデルの曲ばっかりやった後半なんて、もうヤケクソ。 多分、いまのソウルフラワーには、 フジロックのメインステージであるグリーンステージでクロージングバンドをつとめて、 彼らを知らない客まで巻き込んでドヒャドヒャと熱狂させることは難しいと思う。 数年前、それを成し得たときの彼らは凄かった。神だか悪魔だかモノノケだかわかんないけど、なんかが憑いてた。 それはそれは圧倒的な音を出していた。
でも、今の荒い、そこらの小さなライブハウスでライブやってるような ソウルフラワーのほうが俺は断然好きだ。 「アーティスト」も「客」も関係なくて、みんなでワイワイ騒ごうぜ、と 風通し良い感じ。痛快。 中川の声の調子が悪くて、あまり声量出てなかったけど 汗びっしょりで熱唄してた。いいな、かっこいいな。
ヒデ坊不参加は残念だったけど、代わりに出てた女子が最高に可愛いかったのでヨシ。
ニューエスト時代の「秋の夜長」を聴けて嬉しかった。 かちんかちんな中川(最近は随分良い具合にフニャってきたけどね)が たまに描くこういう可愛いラブソングが大好きだ。 「尾根行く旅」とか。「世紀のセレナーデ」とか。
買物。
bonobos /hover hover はっきり言ってフィッシュマンズだ。 本人達もきっと絶対自覚しているだろう。 中ジャケが空中キャンプへのオマージュだし。 で、まぁそれはどうでもいい。
音は悪くない。 ギターは格好良いけどリズム隊がいまいち。 曲はまあまあ。 可愛くて愛嬌はある。人なつっこさはある。 が、チルれる? うーん、チルれない。はまれない。 うーん。 総評としては「もっとがんばれ」。
オビの「名盤誕生!」という文句は気が早すぎる。自分で言うな。 これがMAXじゃないだろ。 歳食っても、メジャーから切られたりしても、ずっと音楽やり続けて欲しい。 「よりフィッシュマンズに近づく」のか 突き抜けてオリジナリティ溢れる音楽つくるのか どっちでもいい、 ずっとやってたら、たぶん、段々、もっと良くなる。と思う。
その他買物。 Jeff Mills /Exhibitionist (DVD) Directors Label Box (DVD) Hugh Masekela /grrr King Tubby /downbeat uprising presents Holy War Dub Tommy McCook & The Supersonics /top secret
【今日曲】
Hugh Maselela /Zulu and the Mexican アフリカのトランペッター、マセケラさん。 これは当りだった。すっばらしい。 軽快なリズムの上を トランペットぴっぴゅるるー、ぶろぶろー、と。 サバービアクラシックスでもあるみたい。 確かにそう聴けばそう聴けるかも。
1192行けなかった...成田さん、すまん。
俺は「フィッシュマンズナイト」とかの単一アーティストを特集するイベントはあまり好きではないんだけど、 4/2に開催されるこのオザケンナイトは行ってみたいと思った。 こんな文章を書く人がかけるオザケンはすばらしく響くに違いない。 in between days
ドリームレッツの新作は、Millieの「まーいぼいろりぽっぷ」。 「すっ」としてて良さそう。 つじあやのがロックステディを歌ったらこんな感じだろうか。 視聴→ http://www.jetsetrecords.net/cgi-bin/base.cgi?M=P&G=JP&L=JP&CODE=815000015000
瀬尾まいこ /卵の緒 良い本。身近に大切な人がいることや、その人とのふれあいを大切に思える人ならじんとくるのでは。 ただ、出てくる人達の生活や性格や発言が俺にとっては綺麗すぎるのと、 自分のテリトリーのなかにいる人以外への拒絶感みたいなものが感じられ、ちょっとむず痒い。 ともあれ、子供を生んだばかりのうちの姉にも送っとこうかなと思っている。
安達哲 /バカ姉弟 3巻 サブカルを通過せざるを得なかった大人たちのためのほのぼのマンガだと思う。 おねいのデコはどんどん広がっていくよ。
【今日曲】
Fugazi /Furniture
ここいらへんのバンド聴くときに必ずひっかかる「SxE」ってなんのことかね と思って検索してみた →SxE考 ふーむ。
えーと、ストレートエッジとかアニマルライツとかの考え方は棚に置いておいて、音楽だけ楽しむことにします。
ところでCrassのファースト、聴いてみたい。俺好きそう。 音楽的にな。
保坂和志 /<私>という演算
面白かった。こういうふうに物事を考えられる人は、退屈なんてしないのかもしれない。 頭使って集中しないと途端に内容からおいてけぼり喰らうけど、 さぁ頭使うかどっこらしょ、と気合入れなくても読める。 王将でラーメン食いながら読めた。 これが哲学の本なのかはよくわからないけど、これが哲学ならば 哲学ってのもなかなか暇潰しに使えるものだなぁと。
MOTOMACHIレディオショウも、ときたまそういう空気になる。 ここ一週間くらいとか、まさに。おもしろーい。
その他。 ・ピーズ /アンチグライダー ・ボノボ /Hover Hover
【今日曲】
Van Morrison /Fairplay ヴァンモリソンがジャズしてる?アルバム「veedon Fleece」より このアルバムは裏名盤なので是非。 ばんもりはムーンダンスだけじゃないぜ。
ヤフオクでスキャナーを買ったら、ヤニ臭くて参った。
買い物
・佐野元春 /Visitors 20thアニヴァーサリーエディション
中学生の頃、図書館でCDを借りてメタルのカセットに録って何度も聴いたアルバム。 考えてみたらCDを持ってなかったなぁ、ということでとってもノスタルジーな気分で購入。 あれ?滅茶苦茶かっこいい。もっと古臭くなかったっけ? 中学の頃ですら「これは凄くかっこいい、けれど、やっぱりちょっとダサいよな」なんて思って聴いてた気がするのに。 80年代エレクトロ・ファンクとかたくさん聴いて耳が変わってきたのかな。 日本語ラップの始祖とか言われることが多いけれど、ラップというよりポエトリーリーディングという感じ。 というかディランのトーキングブルースの発展形か。
おまけのDVDも面白かった。 「Tonight」はすごくダサい。本当に本当にダサくて声をあげて笑った。 佐野元春の持つダサさが良く出ている。で、俺はこのダサさがすごく好きだ。 「Complication Shakedown」のPVもまたダサいし笑えるんだけど、こちらは真顔でかっこいい。 スケシンみたいだ。体制の中のディスコテーク、アウッ!アウッ!
「Complication Shakedown」PVのディレクターJohn Sanbornさん あんまり有名な人じゃないみたい。
・鴨志田譲-西原理恵子 /最後のアジアパー伝 「最後の」、か。 冒頭の、直球どまんなかてらいなしな西原漫画 こんなもん読んだら泣いちゃうに決まってる。
鴨の文章はへたくそで評判良くないけど、俺は嫌いではない。 戦場取材の話とか面白いよ。 この「パー伝」シリーズは厚くて高いのが良くない。 はやいとこ文庫で安く出してくれ。
・小田扉 /団地ともお 先日出た「男ロワイヤル」で俺の心を妙な感動に包んだ小田扉が スピリッツ連載中の作品が単行本化。 子供のかわいいバカっぷりをするりとスカッと描いた、ソツのない気持ちのいいお話。 それでも小田扉ならではの「気がつくとなんだかせづねぇ」妙な味は健在。 ノスタルジックだけど、ちびまる子のように近過去のお話に逃げていないのも良いね。 うまいことやれば「わたしんち」くらい行くんじゃないか。行かないか。うーん。
ともおはバカでほんとに可愛いなぁ。1ページ一回はかならず泣いてやんの。 ちょっと子供が欲しくなったりした。
その他。
・桝田道也 /朝倉家騒動記2巻 ・保坂和志 /<私>という演算 ・しりあがり寿 /ファンタジー、おじさんをつつむ
【今日曲】 Allen Toussaint /Fingers and Toes 大好きなとーさんのなかでも特に好きな曲。 声量が足りていないのも味のうちだよね。
うちにある「Life, Love and Faith」はこの格好わるいジャケのやつだ
オリジナルジャケ版のCDってあるの?
うとうとしながらPCに向かい、adwareのスキャン終了時のボイーンって音でビクリと起きる。
ラジオ更新。 今回は番外編ってことで、フロスティッドグラスのウツボくんに選曲お願いしました。 Jaaaaaz? 良い、良いです。 お願いしてよかった。
【今日本】
小田扉 /男ロワイヤル
せづねえぇぇ。
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