高いからどら焼きにしな この頃は影うすくなる柏餅かな
そしてまた哲学したい心地して遠くの海を眺めて過ごす
今年また八十八夜巡り来て若葉の似合うあなたを想う
激動の人事の中で生き残る術考えながら海辺を走る
ため息を吸い込むように青々と繁る母校の欅を想う
海沿いの街では傘はさせないと思い知るよな今日の突風
トラブルにきょとんとしてるその人を心の中で斬って捨て去る