クリスマス色とりどりの光浴び銀座の街をぶらぶら歩く
年の瀬と思えぬほどの穏やかな陽ざしに思う君の面影
一年は瞬く間だと思いつつ柚子湯に浸かる今宵は冬至
川いつか海に流れて人の世の織りなすさまを眺めて行きぬ
冬茜ゆったり姿見せている富士の高嶺の雄大さ知る
確認はしたのかしらと思いつつ騒ぐことでもないと割り切る
不平なら売るほどあるよ それもまた仕事のうちと斬って捨て去る