ひたすらに文字追いかけて読み上げる時間は早く流れて消えて
訂正の仕事の山を切り崩す若手の力感じておりぬ
銀杏黄葉季節の歩み感じつつ見上げる空の高さを想う
秋が来て庭先染めてゆく風の色など想う実りの季節
霧深い街を眺めて一日を過ごして思う今日文化の日
音楽に包まれている休日の贅沢を知る午後のひととき
カンパリと氷がつくるハーモニー秋の夜長の愉しみとする